ほむほむホークとは (ホムホムホークとは) [単語記事]

ほむほむホークとは、軍事マニア界隈の一部で話題となっている、アメリカ軍のステルスヘリの非公式愛称である。

概要

2011年の5月1日、パキスタンの首都イスラマバードの北約100kmの邸宅に潜伏していたウサマ・ビンラディンをアメリカ軍の特殊部隊が急襲し殺害した。この際アメリカ軍からは2機のCH-47と2機のMH-60の計4機が参加し、作戦自体は成功をおさめたと報道された。

しかし、その作戦の途上、1機のヘリが故障で墜落し、乗員の収容後機体を破壊したとも同時に報じられた。その日のうちには破壊されず、パキスタン側に回収されたテイルブームからテイルローターにかけての写真が公開され、翌日には別角度の接写写真も出回るようになった。
その姿はMH-60「ブラックホーク」の面影を残しながらも既知のいかなるヘリコプターとも違った形状であり、前端と後端の角度が揃った水平尾翼や、円盤の中からつきでるような形状のテイルローターからステルス性を意識した改造機であると世界中の軍事マニアたちによって分析された。5月12日現在でもアメリカ軍からこのヘリコプターに関する公式アナウンスはなく、正真正銘のアメリカ軍の秘密兵器という胸躍る機体の全貌はどんなものか、様々な予想や想像図が日夜飛び交っている。

で、その写真に写っていたテイルローターの円盤部分が、暁美ほむらの持つ盾（ホムスピナー）に似ているということから一部の軍事マニアから「暁美ほむら」+「ブラックホーク」で「ほむほむホーク」と呼ばれるようになってしまったのである。

なお本場アメリカを含む英語圏での愛称は「サイレントホーク」「スニークホーク」などが主流のようである。