まんがライフMOMO

まんがライフMOMOとは、竹書房が発行する4コマ漫画誌である。

概要

2003年創刊。当時は芳文社が萌え系4コマに特化した「まんがタイムきらら」を創刊した翌年であり、竹書房もこれに追随すべく若者向けの4コマ誌を立ち上げることとなったのが創刊のきっかけである。

当時「まんがライフオリジナル」で実績のあるももせたまみ作「せんせいのお時間」を看板作品に据え、主な登場人物の大半が女性で学園もの作品の比率が同社の他の4コマ誌よりも高いといった特徴がある。

「まんがタイムきらら」各誌とはライバル関係にあり読者ターゲットも重なっている。しかしMOMOの方は「かわいい絵柄＋4コマとしての面白さも追求した、次世代型4コマ誌」をキャッチコピーとしている。この点において、サブカルチャー化へと突き進んだ「きらら」系とは若干異なっていると言える。

絵柄だけでなく内容的にも従来の4コマ漫画読者層に満足してもらえる誌面作りを、という方針を取ったことが幸いしたためか、2000年代半ばに相次いだ萌え系4コマの新創刊→即廃刊の波に飲み込まれること無く、現在に至っている。前述のとおり一般4コマ誌と萌え系4コマ誌の中間的な性格を持つ4コマ誌であるため、いわゆる萌え系4コマ誌に括られる場合と括られない場合の両方のパターンが見られる。

連載作品におけるメディアミックス化においては、2004年にアニメ化された「せんせいのお時間」がアニメ化されて以来はOVA化程度しか動きがなく消極的であったが、2011年より「自社制作・ミニ番組形式」という形式でアニメ化が開始された。2011年現在「森田さんは無口」がアニメ放送中であり、2012年には「ポヨポヨ観察日記」が深夜枠ではない早朝アニメとしてスタートする予定である。

関連動画

関連項目 

• 竹書房
• 4コマ漫画
• まんがくらぶオリジナル
• まんがタイムきらら(芳文社)