「もうこのカギは必要ないようだ すてますか?」とは、ゲーム『バイオハザード』に登場するメッセージである。
カプコンによる有名なホラーゲーム『バイオハザード』では、特定のカギが無いと開けられない扉が登場する。そしてそのカギを入手してその扉を開けると、以後そのカギをゲーム内で使うことはない。また、同ゲームでは所持品を持てる数に制限があるため、もう使用しないカギをずっと所持することはゲーム的に不利となる。
そのため、不要となったカギについて「もうこのカギは捨ててもいいよ」と教えるために、カギを使って扉を開けた後には「もうこのカギは必要ないようだ すてますか?」というシステムメッセージを表示してくれるのである。表示された際には「Yes」と「No」の選択肢が表示され、「Yes」を選ぶとカギを捨てることができる。
シリーズの続編作品でも類似のメッセージは表示されるが、「このカギはもう必要ないようだ すてますか?」だったり「このカギはもう必要なさそうだ 捨てますか?」だったりと、微妙に表記が異なっていたりする。「もう」と「このカギは」の順番が違ったり、「必要ないようだ」が「必要なさそうだ」に変わったり、「すてますか?」が「捨てますか?」と漢字表記されていたり。
なんてことのない親切なシステムメッセージなのだが、「このカギは今後必要ない」ということは現実ならば操作キャラクターには決してわからないはずのメタな知識なので、奇妙さや可笑しみを感じる人もいるようだ。
カプコンとステッカーショップ「B-SIDE LABEL」がコラボした半公式ステッカーでも、「え? なんでわかんねん!」とこのメッセージにツッコミを入れているデザインのものが存在している。
「勝手に捨てられずにわざわざ質問するってことは、持っておくと何か役に立つとか、あるいは役に立たないものを持っていたごほうびとかのオマケ要素でもあるのかも」と思って「No」を選んでしまう人もいるらしい。
その他、「今後使わないカギであることをこんなメタな質問で教えるくらいなら、いちいち聞かずにシステム側で捨ててしまってくれていいのに。取っておきたい奴いるのかよ」とか「そもそもカギでアイテム欄が一つ埋まるのが変なんだよ」などといった雑多な意見も出るようだ。
「カギで何かを開ける」シーンがあるゲームはバイオハザードシリーズ以外にも多数あるので、ゲームのプレイ動画や生配信などでそういったシーンに差し掛かった時などにこの台詞がコメントとして書き込まれることもある。
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最終更新:2025/12/06(土) 19:00
最終更新:2025/12/06(土) 19:00
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