もっと崇拝されるべきとは (モットスウハイサレルベキとは) [単語記事]

もっと崇拝されるべきとは、本来、崇拝されるべきでない動画に付けられるタグ。
タグ「もっと評価されるべき」からの派生。

概要

動画、または、その描かれている対象が崇拝されるべきと崇拝者が考えているのに、
再生数があからさまに少ない動画に対して付けられる。

なお、対象が崇拝されるべきかどうかは閲覧者（または崇拝者）の判断にゆだねられるため、
このタグが貼られる基準は実にあいまいである。

かつては、このタグが貼られた動画が希少すぎるため、実際にもっと崇拝される効果は薄かった。
利用するのは主に崇拝者のみで、一部のジャンルで、そのジャンル用の検索タグとand検索する事で、
人類が忘れてしまっているだけの狂気に巡り会うことを目的に使用されていた。
しかし、ある事象を切欠に、後に「ラヴクラフト最大の誤算」タグを生むに至る大変動が起きた。

異変

その異変は突如として発生した。
全ての原因はクリプトン社がボーカロイド「巡音ルカ」を発表、発売した事に起因する。

ボーカロイドには、MEIKO＝酒、KAITO＝アイス、初音ミク＝ネギ、重音テト＝フランスパン、
鏡音リン・レン＝ロードローラーなど、特徴あるオプションを持たせる事が定番と化していたが、
ルカに関しても、この持ち物を何にするかで議論が繰り広げられた。
その持ち物議論の中、突如として現れたのが、後に「たこルカ」と呼ばれる、
頭部のみで髪を触腕のように動かす、ＳＤ化されたルカであった。

その、あまりのインパクトによって持ち物議論は一気に収束したばかりか、外見が「タコ」に酷似していたため、
多くの崇拝者によって、クトゥルフ神話との関連付け、たこルカそのものの神格化が図られた。
これにより「もっと崇拝されるべき」タグの持つ意味合いも、大きく変化していった。
また、「VOCALOID殿堂入り」の派生タグ「VOCALOIDインスマウス入り」を生み出した。

この異変で、崇拝者が増加するのか、発狂に至る視聴者が後を絶たなくなるのか、今後も経緯を見守る必要がある。