アイハイ族(Aihais)とは、クトゥルフ神話における種族の名前である。
アイハイ族は火星に棲む知的生命体である奉仕種族。別名〈ヴルトゥームの火星の下僕〉。
身長はおよそ3メートルほど。人間のように見えるがまったく人間ではない姿をしている。耳の生えた頭蓋骨のような頭をしており、落ちくぼんだ眼窩の底に見える小さく赤い目でいったいなにを見据えているのだろうか。普段は火星の隠された都市に潜んでいるが地球人が接触するそのときには地表に美しい都市をともに築くといわれている。
同じく火星に棲んでいる旧支配者である湾の住人(The Dweller in the Gulf)をセクト(Sect)とともに崇拝しているという。
また、アイハイ族のなかには美しい巨大な花の妖精である旧支配者のヴルトゥーム(Vulthoom)を崇拝するものもおり、火星の地下深くにはヴルトゥームを崇拝する教団と美しい庭園があるのだという。
地球を目指す途中で火星に墜落したヴルトゥームはアイハイ族を最新鋭の武器を与えてそそのかし内乱を起こそうとしたが失敗し地下に逃げたという神話がアイハイ族に語り継がれており、いつの日かヴルトゥームはアイハイ族の崇拝者とともに地球行きの船を作り火星から飛び立つといわれている。
火星には他にも火星人が存在している。温和なアイハイ族に対して火星人は闘いを好み侵略しようとしていたが現在では停戦協定を結んでいるという話もある。
登場作品:『The Dweller in the Gulf』-Clark Ashton Smith
『ヴルトゥーム/Vulthoom』-”
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最終更新:2025/12/11(木) 00:00
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