アクションエディター 単語


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アクションエディター

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手軽さと自由度の高さを兼ね備えたアクションゲーム制作ソフト
アクションゲームに限らず、シューティングゲームやパズルゲームも作れます。

-面白ゲーム神殿 アクションエディター ダウンロードページより抜粋-

アクションエディターとは、アントン氏制作のゲーム制作ツールである。完全無料。
略称は「アクエディ」。

概要

アクションエディターは、名前の通り横スクロールアクションゲームを簡単に作るためのフリーツールである。

同じくアントン氏製作のアクションゲーム「ヤシーユの地獄アクション」シリーズを基にして製作したと思われる。

ステージの制作方法はいたって簡単。ステージの大きさを設定し、あらかじめ設定しておいたブロック、キャラ、アイテムの3種類の個別のパレットから選択し、ステージに配置する。これが最低限の機能を使った場合の制作方法である。この方法は後述するどのバージョンのアクエディでもほぼ変わらない。この為、初心者でもやり方さえ覚えてしまえばさくさくとステージを製作できる。

しかし、アクエディの凄さはなんといっても「その気になれば何でも作れる」ところにあるだろう。

2014年3月現在、アクエディは3種類存在し、基本的な機能を備えた「アクションエディター」(無印)、無印に加えて縦スクロールその他を加えてより発展的になった「アクションエディター+」、エディター機能に重きを置き、+よりも機能性が圧倒的に拡大した「アクションエディター4」の3種類。現在はその機能性の高さからアクションエディター4が主流である。

こんにちは。アクションエディター4です。
前作アクションエディター+を遥かに凌ぐ自由度と高い開発効率を秘めています。
このソフトを使えば、誰でも簡単に、そして楽しくアクションゲームやシューティングゲームを作ることができます。

いつもアナタの隣に、アクションエディター4! ←スミマセン

-面白ゲーム神殿 アクションエディター4ダウンロードページより抜粋-

ここからは現在の主流であるアクションエディター4について解説する。

2008年9月27日にβ版が公開されたアクションエディター4は、2010年10月8日に完全版となり、様々な機能拡充を行いながらバージョンアップがなされている。2014年3月現在の最新バージョンは8.24。

アクエディ4は完全無料のアクション製作ツールの中ではなかなかの良性能で、前述したパレットの内、キャラクター、アイテムにおいてはかなり自由な設定が出来る。特にキャラクター設定の量は非常に多い。HPやSP(RPG等でよくあるアレ)、飛行するかしないか、無敵化するかしないか、ブロック化するかしないか、体当たりの威力といった項目から、「体当たりの当たり判定範囲」の設定、「死亡時のエフェクト」の設定、「配置位置の座標のズレ」のドット単位での指定、「行動条件」の設定(たとえば画面外でのみ動き、画面内では全く動かないようにできる。)、出現条件、Z座標(この値が大きいほど手前に表示される)、勢力(同じ勢力のキャラクターには攻撃が当たらない)の設定等々、かゆいところにも手が届く。

これだけでもかなり自由度が高いが、一番の目玉は「フロー」の設定である。

「フロー」と言われてもピンと来ない人が多いだろうが、要はどんな行動をするかの設定である。

こちらも種類が多く、「ソード」「ショット」「ジャンプ」といった単調な動作から、「ターゲットの設定」、「設定したターゲットへの誘導移動」、「ステータスの操作」「背景の変更」、「BGMの変更」、等、ステージ全体に関わる設定等も変更することが出来る。

また、アクションエディター4では「変数」を使用することが出来る。もちろんプログラミングで使用するあの変数である。ゲーム全体で999個(コモン変数)、1ステージに999個(ステージ変数)、キャラクターごとに8個設定(キャラ変数)できる。単純にステージ内での仕掛けに使用したり、上手に使いこなすとRPGのレベルのような機能を作ったりも出来る。

と、ここまでに紹介した機能、特に変数の存在もあって、「アクションエディター」という肩書きなのに「シューティング」や「弾幕STG」、「トップビュー」、「アクションRPG」、「パズル」、はたまた「RPG」(アクションは無い)までも作れてしまう。これが「アクションエディター」の凄さだ。


描画形式はDirectDrawだったが、ver4.00βからDirect3Dに対応した。素材であるbmp素材はフルカラーも使用できるが、容量が膨大になってしまうので8bitがオススメ。

効果音はwave形式のみ対応、BGMはmidi形式とogg形式が対応しており、最近のバージョンアップでRPGツクール2000以降のループ仕様(CC#111)が使用できるようになったそうだが、サポートはしていない模様。


ちなみに、製作者であるアントン氏によると、アクエディ4を更に機能拡張した「アクションエディター5」(仮)の製作をする可能性があるとのこと。これ以上何を拡張できるのであろうか…


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加筆求む。

関連項目

  • ゲーム制作ツール
  • フリーゲーム

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