アジアサッカー連盟(Asia Football Confederation, AFC)とは、サッカーのアジアにおける大FIFA傘下の大陸連盟である。
マニラアジア大会開催中の1954年5月8日にフィリピン・マニラで設立。本部はマレーシアのクアラルンプールに所在。47協会が加盟しているが、その内、FIFAから公認されているのは46協会である。スローガンは「ONE ASIA ONE GOAL」。
アジアにおけるサッカーの普及や国際大会を主催する。上部組織はFIFA。基本的にアジアの国・地域のサッカー協会が所属するがオーストラリアが所属し、イスラエルやカザフスタンが所属しないなど一般的なアジア州の国と一致しているわけではない。[1]
他の大陸連盟と比べてカバーする地理的な広さが広大である。その広大さゆえに生ずる諸問題等を解決する為に、AFC内の委員会で分割が検討されている。
また、中東の産油国を抱えているため中東諸国(特にサウジアラビア、カタール、UAEなど)の発言力が強く、オイルマネーに流されやすい傾向もあり、中東・湾岸諸国が有利になるような大会運営が散見される。大会運営やジャッジの稚拙さも目立ち、これがアジアのサッカーの発展を妨げているとの指摘もある。また、統括範囲が広範囲に及ぶため、ホーム・アンド・アウェーで試合を行うと、長距離移動による選手の疲労が無視できないなど、アジアならではの問題も抱えている。
AFCに加盟している国と地域は、同じ地域での交流をより深め、その地域内でのサッカーの発展させるため、ASEANサッカー連盟(AFF) 、南アジアサッカー連盟(SAFF) 、中央アジアサッカー協会(CAFA) 西アジアサッカー連盟(WAFF) 、東アジアサッカー連盟(EAFF)の5つの地域サッカー連盟を結成している。ただし、東アジアサッカー連盟は、AFCの下部組織ではなく「FIFA 直属の独立した組織」という形態をとっている。
括弧内については(A)=ASEANサッカー連盟所属、(S)=南アジアサッカー連盟所属、(C)=中央アジアサッカー連盟所属、(W)=西アジアサッカー連盟所属、東アジアサッカー連盟所属(E)。
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最終更新:2025/12/06(土) 11:00
最終更新:2025/12/06(土) 10:00
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