FIFA女子ワールドカップ 単語

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フィファジョシワールドカップ

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FIFA女子ワールドカップとは、国際サッカー連盟FIFA)が催する、別の女子サッカーチームによる世界選手権である。

なお、2011年大会については「FIFA女子ワールドカップ2011」を、2015年大会については「FIFA女子ワールドカップ2015」を参照。

概要

サッカー世界選手権
FIFA女子ワールドカップ
基本情報
創設 1991年
地域 世界
FIFA
参加チーム 32チーム(本大会出場チーム
最多優勝 アメリカ(4回)
・FIFA女子ワールドカップトロフィ
・429万ドル
サッカー際大会テンプレート

女子サッカーの発展を受け、当時のFIFA会長ジョアン・アベランジェの発案により1991年に第1回大会を中国で実施。その後4年に1度開かれている。 FIFAに加盟している各サッカー協会の女子ナショナルチーム女子フル代表、女子A代表とも呼ばれ、そのうち開催の代表チームと予選大会を勝ち抜いた代表チームが本大会に出場する。2019年大会以前の制度では、大陸プレーオフの出場チームは2チームだったが、2023年大会からは大陸プレーオフに10チームが進出し、3つのグループに分かれて対戦。それぞれを勝ち抜いたチームが本大会出場権を得る。

1999年の第3回大会までは「FIFA女子世界選手権」の名称が用いられていたが、2003年の第4回大会より現在の名称に変更となった。2007年大会よりFIFAから成績に応じて、賞金が支給されるようになった。女子サッカーではオリンピックと並んでもっとも権威のある大会に位置付けられている。

これまでの最多優勝アメリカの4回。次いでドイツが2回、ノルウェー日本スペインが1回ずつ優勝しており、現在優勝経験があるのは5かとなっている。
日本なでしこジャパン)は2011年大会で優勝2015年大会は準優勝を果たしている。

男子FIFAワールドカップ)とのな違いは以下の通り。

近年女子サッカー人気は向上しているものの、男子べるとまだまだメジャースポーツといえる域に到達しているとはいえず、アメリカのように女子のほうがサッカー人気が高いというもあるが、このような事例は稀である。
にも関わらずFIFA男子同様に女子ワールドカップにまで高額な放映権料を要し、2023年大会では各が放映権の獲得に二の足を踏むという事態になった。特に、女子サッカー人気が低迷している日本では大会の直前までテレビ放送が決まらないという事態に陥り、NHKがようやく放映権を購入するという騒動となった。

開催方式

予選

男子ワールドカップと同じく、まず各大陸で予選を開催し、予選を勝ち抜いたチーム大陸プレーオフ勝利したチームが本大会への出場権を獲得する。2023年大会の制度では、大陸プレーオフに10チームが進出し、3つのグループに分かれて対戦。それぞれを勝ち抜いたチームが本大会出場権を得られるようになった。

大陸の選出大会は次のとおり

大陸 加盟連盟 選出大会 出場
アジア AFC AFC女子アジアカップ 5
アフリカ CAF アフリカ女子ネイションズカップ 4
中米カリブ CONCACAF CONCACAF女子ゴールドカップ 3
南米 CONMEBOL コパ・アメリカ・フェメニーナ 2
オセアニア OFC OFC女子ネイションズカップ 1
ヨーロッパ UEFA UEFA U-19欧州選手権 11
大陸 大陸プレーオフ 3

本大会

構成はグループステージノックアウトステージ(決勝トーナメント)の2つである。まず前者で参加を4かずつにグループ分けし、各グループ内で総当り1回戦のリーグ戦を行う。次のノックアウトステージへと進出するのは上位2チームと、3位のうち成績上位のチームで(大会によって出場数は変動)、トーナメント方式で優勝を決める。

大会結果

開催年 開催 優勝 優勝 3位 出場
FIFA女子世界選手権
 1  1991  中  アメリカ  ノルウェー  スウェーデン 12
2 1995  スウェーデン  ノルウェー  ドイツ  アメリカ 12
3 1999  アメリカ  アメリカ  中  ブラジル 16
FIFA女子ワールドカップ
4 2003  アメリカ  ドイツ  スウェーデン  アメリカ 16
5 2007  中  ドイツ  ブラジル  アメリカ 16
6 2011  ドイツ  日本  アメリカ  スウェーデン 16
7 2015  カナダ  アメリカ  日本  イングランド 24
8 2019  フランス  アメリカ  オランダ  スウェーデン 24
9 2023  オーストラリア
 ニュージーランド
 スペイン  イングランド  スウェーデン 24

表彰

太字で記載されいてる選手はニコニコ大百科に個別記事のある選手

大会 ゴールデンボール
(大会最優秀選手)
ゴールデンブーツ
(得点王)
最優秀若手選手賞
1991  カリン・ジェニングス  ミシェル・イカーズ(10得点) -
1995  ヘーゲ・リーセ アン・クリスティアン・アローネス(6得点 -
1999  孫雯  孫雯(7得点)
 シシー(7得点)
-
2003  ビルギット・リンツ  ビルギット・リンツ(7得点) -
2007  マルタ  マルタ(7得点) -
2011  澤穂希  澤穂希(5得点  ケイトリン・ォード
2015  カーリー・イド  セリア・シャシッチ(6得点)  カデイシャ・ブキャナン
2019  ミーガン・ラピノー  ミーガン・ラピノー(6得点)  ジュリア・ウィン
2023  アイタナ・ボンマ  宮澤ひなた(6得点)  サルマ・パラジュエ

優勝回数

優勝回数 優勝年度
 アメリカ 4 1991,1999,2015,2019
 ドイツ 2 2003,2007
 ノルウェー 1 1995
 日本 1 2011
 スペイン 1 2023

日本代表(なでしこジャパン)の成績

開催年 開催 成績 得点 失点 代表監督
1 1991 グループリーグ敗退  0   0   3  0 12  鈴木保
2 1995 ベスト8 1 0 3 2 8  鈴木保
3 1999 グループリーグ敗退 0 1 2 1 10  宮内聡
4 2003 グループリーグ敗退 1 0 2 7 6  上田栄
5 2007 グループリーグ敗退 1 1 1 3 4  大橋浩
6 2011 優勝 4 1 1 12 6  佐々木則
7 2015 優勝 6 0 1 11 8  佐々木則
8 2019 ベスト16 1 1 2 3 5  高倉麻
9 2023
ベスト8 4 0 1 15 3  池田太

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