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アジュディケーティング

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アジュディケーティング(Ajudicating)とは1987年生まれのアメリカの競走馬。

米国で競走生活を終えた後日本で種牡馬入りし、地方競馬、特に南関東で大活躍を収めた。
人呼んで「地方のサンデーサイレンス」。
馬名は「判決を下す、裁定する」といった意味。

概要

前半生

Danzig、母Resolver、母父Reviewerという血統。
父は現在世界中にその名を轟かせている大種牡馬で、本馬が生まれる頃にChief's Crownが活躍。母もステークスウィナーであり、母父はかの総帥の与太話の種Ruffianの父親である。
兄弟にGI馬が2頭おり、牝系にも活躍馬多数で、母系には代々名種牡馬が付けられており
実はかなりの良血馬である。

1989年にデビューを迎えると、カウディンステークス、シャンペンステークスという2歳GIを連勝するが、肝心のBCジュヴェナイルを11着に大敗。最優秀2歳牡馬は優勝馬Rhythmに取られてしまう。

3歳になるが、特にこれといった成績は無い。一応GIII勝利があり、90年のBCスプリントで河内洋が騎乗し4着になっているのが目立つくらい。秋天でいなかったのはこのせいか。
なお、このBCスプリントでは競走中に2頭の馬が死亡するデスレースとなった。

BCスプリントで引退し、通算成績は16戦5勝。一応2歳GIを2つ勝っている。

地方競馬を席巻

BCスプリント前にベルモントの冠名で知られる川上晋一郎により購買され、同氏が所有しているビッグジャパンファーム(後のベルモントファーム)で種牡馬入り。なお後にアロースタッドに移動している。

産駒は主に地方競馬で走ったが、中には中央の芝で走る産駒もおり、京成杯3歳Sを勝ったアジュディケーターが出てきたことにより人気も上昇。種牡馬入りし5年経つと毎年100頭以上の牝馬を集めた。

代表産駒はNAR年度代表馬2回、アドマイヤドンやタイムパラドックス、カネヒキリ、ブルーコンコルドと真っ正面からがっぷり四つで戦った南関東の英雄、アジュディミツオーだろう。

地方の中でも賞金水準の高い南関東や道営を中心に活躍馬が多数。地方重賞の勝利数は数えるのもめんどくさい。2001年から8年連続で地方リーディングを獲得。ミルジョージ引退後混沌としていた地方競馬にDanzig譲りのスピードを持ち込み、ジェイドロバリーやフォーティナイナー、カコイーシーズ、アフリートなどとともに、地方競馬を支えた名種牡馬として活躍した。

人呼んで「地方のサンデーサイレンス」。ただサイアーラインは続かず、アジュディミツオーが既に種付け数がほぼ0となっている。地方では走るが中央との交流、ダートグレード競走ではあまり走っていないためか後継種牡馬はそんなにいない。アジュディミツオーはオグリ並の突然変異だったのか。

アジュディケーティングは2014年に種牡馬を引退し、ベルモントファームで余生を送っていたが、2015年に老衰で死去。享年28歳であった。死去の2日後、フェブラリーステークスで産駒ワイドバッハが2番人気で出走したが、6着に敗れた。

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関連項目

  • 競走馬の一覧
  • アジュディミツオー

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最終更新:2025/12/16(火) 06:00

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