アルティ(実況プレイヤー)とは、女性ゲーム実況プレイヤーである。
概要
2012年4月12日、ニコニコ動画に動画投稿開始。以後、ほぼ毎日のペースでRPGを中心に実況プレイ動画を投稿している。2013年5月現在は、FF1及び聖剣伝説 LEGEND OF MANAを実況中。
ゲーム実況を始めた理由については「かなり昔からニコ動でゲーム実況を見てきて、散々楽しませてもらったので、今度は自分が誰かを楽しませられないかなと思ったから」と説明している。
2013年1月31日にそれまで投稿された動画がすべて削除されている。一連の経緯については同年3月18日付けの本人blog参照。なお、削除された動画の再投稿については、アルティ本人によると視聴者によるとを問わず、否定的な意向を表明しているが、ファイナルファンタジータクティクスやクロノ・クロスなどのタイトル名を挙げて「2周目」と銘打った実況プレイを新たに始める可能性は示唆している。
人物
- 「アルティ」という名前の由来は、小学生の頃に付けられたあだ名である「格闘戦士アルティメーター(女版)」から。格闘戦士アルティメーターとは、漫画『遊戯王』に登場するモンスターであり、筋骨隆々な姿をしている。
- 年齢は14歳。もっとも、理由は不明だが、飲酒をしたり日本国の国政選挙権を行使したりすることは問題なく出来る模様。
- 明朗快活でハキハキした喋りが特徴。声質は少年声ともイケメンボイスとも言われる。
初期の動画では可愛らしい声を出そうとしたこともあるが、当然のことながら黒歴史である。
- イケメンキャラを前にしてデレデレしたりする女子らしいところもあるが、それは表層に過ぎない。実態はショタや初老のオジサマにも関心を示したり、果ては「好みのタイプはドラゴン」と豪語する悪食系女子。
- 嫌いなものとして、雷、G、牛乳を挙げている。とりわけ、雷鳴を伴う雷に対しては動画内でもしばしば激しい動揺を見せる。ニコニコ生放送中に天候が荒れて雷鳴が轟いた際には、恐怖のあまり即座に配信を中止して布団の中に逃亡してしまった。
- 動画説明文や動画内の発言からドMである一面が伺えるが、アルティも視聴者にドMさを求めているところがある。彼女の洞察力の無さやgdgdさにヤキモキさせられるのを楽しむ視聴者もまたドMである。
実況スタイル
- 主人公の名前を入力出来るゲームでは、デフォルトネームが用意されているかどうかにかかわらず、「アルティ」とすることが多い。但し、ゲーム仕様の関係上、ラブレボ実況では「戦士 アルテ」と、FF1実況では「あるてい」とされた。
「アカツキ」は黒歴史。
- ゲーム中のテキストは原則として省略せずにすべて読み上げる。FFT実況以降に拍車がかかった熱読ぶりには定評がある。
- 奇を衒うことなくストーリーを素直に楽しむのを旨とし、初見ならではの新鮮で感情豊かな反応をウリとしている。笑うべきところで笑い、泣くべきところで泣き、怒るべきところで怒るという王道型の実況と言える。
- 視聴者とのコメントを通じての交流を大切にしたいという考えから、コメントには原則としてすべて目を通しており、休日に撮り溜めをして平日に編集が終わったものから順次投稿している都合上、若干の遅れはあるものの、気になったコメントに対しては積極的に言及している。
- ザコ敵との戦闘や全滅地点に戻るまでの道中などは適宜カットするが、基本的には更新ペースが乱れるよりかは撮れたものをそのまま投稿するというスタンスである。そのためアルティが次に進むべき場所が分からないでいる場合などは、視聴者は動画丸々1本分アルティが迷っている様をほぼノーカットで
見るハメに楽しむことになる。そのような動画はお花摘み回(つまり糞回)と呼ばれる。
用語集
- ○○ティ
-
動画内でアルティが取った行動や置かれている状況に応じて、その名前をもじって「○○ティ」と呼ばれることがある。何かと応用が利き、視聴者にとっては非常に使いやすい言葉責めである。用法が確立しているものとしては次の通り。
- サエティ
-
珍しく謎解きが冴え渡っているアルティを指していう。
- はじめアルティは鋭いアルティという意味で「スルティ」と称していたが、「スルー」に通じるから微妙ではないかという視聴者からの提案により、この語に落ち着いた。
- ニブティ
-
探索が甘く重要なところを見落としたりする
平常運転の鈍いアルティを指していう。
- 言われ始めたころのアルティは「出来ればニブティなんて言われたくないんだよ、私は!」などと息巻いていたが、いつの間にか自分のコミュニティの登録タグに追加していたりする。
- ティーン!
- DQ5実況における鉄板の一発芸。某芸人のそれは「ティン!」であり、間違えないよう注意したい。
- キャラの頭上に感嘆符「!」が表示される際のSEを遠慮がちに読み上げたのにはじまり、ゲーム中の演出に合わせて「ダブルティーン!」や「ティーン?」という派生型も生まれた。これらの様子は視聴者作成のMAD動画にまとめられており、現在でも視聴することができる。
- アルティが何かに勘付いた際に「ティーンときた」と言うのはこの「ティーン!」に由来する。某社長の「ティンときた」とは何の関係もない。
関連人物
神棚
アルティのプロフィール画像や動画に関連したイラストを提供している友人兼専属絵師。
神棚氏の描く人物の頭には必ずと言っていい程、蛇口が付いているのが特徴。その蛇口が頭に付くようになった経緯を以下に要約する。
アルティと神棚氏を含む友人たちとの会話の中で、映画「仄暗い水の底から」の話題が出た折、蛇口から髪の毛の塊がボトリと落ちるシーンの話になり、
友人「アルティの長い髪、蛇口から出て来そうだよねwww」
アルティ「エッ・・・Σ(´∀`;)」
神棚「ソレダ!!ヽ(´∀`)9」
以来、氏の描くアルティ像は蛇口から彼女が出てくる不気味な絵になったが、 転じて他のキャラクターの頭上にも蛇口が付くようになった。
2012年8月、アルティの生放送に初めてのゲスト出演を果たした。それまで神棚氏の素性は謎に包まれており、ここぞとばかりに視聴者から質問が浴びせられたが、持ち前の適当な受け答えを連発。結局3時間の生放送で判ったのは、“甘党でMAXコーヒーが好物の女性”という事だけだった。
※ 後にアルティが描いた神棚像から “黒髪・眼鏡っ娘・(たぶん)ドS” であると判明。
カナト
アルティの友人で彼女に零〜紅い蝶〜をプレイさせた張本人。当該シリーズではカナトも実況者の一人として参加し、助手席からアルティのプレイをサポートする役割を担っている。
ホラーが苦手なアルティにやらせるためだけにわざわざソフトを買ってきたというドSで、動画内においても女性に対する嗜虐感情をたびたび吐露するほか、恋人の男女に起こった悲劇を「リア充爆発」と表現するなど、アルティに比べると過激な発言が目立つ。
実はカナト自身も零をプレイするのは初めてで、ホラーゲーム自体も本人の弁では「ルイージマンションぐらいしかやったことない」とのこと。しかしながら、アルティとは対照的に、ゲームの攻略に際しては説明書を読み込んで堅実に対応していくタイプであり、行き当たりばったりになりがちなアルティのプレイを初見ながらも冷静に軌道修正している。不意打ちにあって狼狽するアルティを尻目に敵の動きの癖を瞬時に見抜くなど、分析能力も高い。
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