アンチエイリアスとは、輪郭線をぼかすことにより線をなめらかにする処理である。
例えば45度の角度の斜線を想定しよう。輪郭線を拡大するとこのようになっている。
これを1ピクセルになるよう縮小すると
のようになる。境界線がぎざぎざしているのが分かるだろう。
次に、このように50%のグレーを混ぜてみる。
では、これを並べてみよう。
なめらかになっているのが分かるだろうか。実際はもっとちゃんとした処理をするわけだが、中間にグレーを混ぜることで境界線をきれいに見せることができる。
PhotoshopやSAI、ニコニコ大百科のお絵カキコもそうだが、ペイントソフトは標準でアンチエイリアスがかかるようになっている。そのため、なめらかな境界線を簡単に得ることができる。
ちなみにWebのお絵かきツールにおいて標準ではアンチエイリアスがかからない場合、境界線をなめらかに見せるため、1つ1つドットを打ち込んでアンチエイリアスを自分で描く人もいる(いた)。
白→黒ならさほど問題はないが、他の色に切り替わる場合、中間色をちゃんと指定しなければならず、また曲線が多いためアンチエイリアスの打ち込みも複雑になりやすい。現在ではお絵かきツールのバージョンアップでそのようなことはみなくなったが、過去にはそんな苦労をした人もいた。
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最終更新:2025/12/12(金) 02:00
最終更新:2025/12/12(金) 01:00
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