『アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~』(以下アーシャのアトリエ)とは、
株式会社ガストより2012年6月28日に発売予定のPlayStation3専用ソフト。
価格は税込で通常版7,140円、プレミアムボックス10,290円の予定。
シリーズナンバリングは『A14』。A11~13のアーランドシリーズの次編の第一作。
サブタイトルは「アトリエ」と付く作品としてはイリスのアトリエ以来の地名無し。
シリーズを通して間違われやすいが、「錬金術師」ではなく「錬金術『士』」。
誤表記がとても多い理由は、おそらく「鋼の錬金術師」が著名なため、
そしてMS-IMEで通常変換をすると「師」の方しか出ないためかと思われる。
アトリエシリーズ新章第一作。3作に渡って築き上げられてきたアーランドシリーズのシステム・舞台を一新。
再び新たなアトリエシリーズが始まる。また、それに伴いロゴも従来のものとはかなり違うものになっている。
舞台は文明の繁栄が終わり、人類がゆるやかに滅びへと向かっていく「黄昏の時代」。
グラフィックももの悲しげな雰囲気が漂い、フォントも映画風となり従来のシリーズとは違う空気を醸し出している。
また、新章移行にあたってキャラクターデザイン担当者も交代。
今章の担当者はEXIT TUNESのVOCALOID関連CDのジャケット、アニメ「フラクタル」のキャラクター原案、小説「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」の挿絵などを務めている左氏。どこかで氏の絵を目にしたことがある人も多いはず。
左氏が起用となった理由の一つには、3Dモデル担当の株式会社フライトユニットの推薦があるとのだという。
今作の最終目標はただ一つ、『失踪した妹との再会』。
具体的な期間が設けられておらず、今作はユーディー(A4)ぶりの制限時間無しになる可能性が高い。
一新と言ってはいるものの、変更が小さい部分も少なからず存在する。
材料採集は改修があまり入っていないが、調合はシステムの中でも特に変更点が大きい。
製作陣曰く「『結果』だけでなく『過程』も楽しめる調合システム」。
現時点で判明している新仕様は以下の通り。
システム一新の影響をあまり受けていない。アーランドシリーズと同じくマナケミア式のコストターン制。
今作ではこれに『敵との位置関係』の概念が追加され、ターン制でありながらも動的なシステムになる。
移動は行動を選択すると自動で行われる。また、位置関係を上手く利用することで範囲攻撃の効果を薄めたり、逆に濃くしたりすることもできるほか、背面攻撃も利用することで戦闘を有利に進められる。
また、主人公以外へのアシスト行動がマナケミア2以来に復活する。
今作のシナリオに於いて要となるシステム。
簡潔にまとめると、「メルルのアトリエの開拓課題をシナリオにさらに絡むようにしたもの」。
情報閲覧画面はアーシャの日記。前作と同じように課題を達成してポイントを集め、それを日記の項目に注入することで日記が書かれていくのだが、ポイント注入の順番は固定ではなく、さらに前作の施設建設のようなボーナスが存在するため、気になる話を覗くもよし、ボーナスを優先して進行を楽にするもよしという自由度の高いシステムになっている。
日記の内容によっては新調合レシピが手に入ることも。
形なきこの世の理を体系化し、学問として形を成したもの。
それが、この世界における錬金術。
やがて錬金術の万能の力はあまねく地上に行き渡り、人類はその繁栄を極めた。
……それからはるか後世。
栄華の時代は過ぎ去り、人々のほとんどは錬金術の存在を忘れてしまった。
前時代の遺産から途切れ途切れに得られる恩恵を受けつつも、
それらが次第に枯渇していく中で人類は黄昏の時代を生きている。
再び何度目かの慎ましやかな生活が取り戻されつつある世界のとある一地方。
そこには国家のような統治された組織は無いものの、人々が手を取り合って暮らしていた。
その中に、人里離れたアトリエで薬を作って生計を立てている一人の少女がいた。
彼女の名前はアーシャ。
以前は祖父、妹と三人で暮らしていたが、数年前に祖父が他界した後、妹も行方不明となってしまった。
今はペットがいるだけで、天涯孤独の身となっている。
妹が行方不明となってからはしばらく失意の底にいたが、
祖父の頃から取引している旅の商人の協力もあり、新たな生きがいを見つけ立ち直ることに成功するのだった。
そして、哀しみの記憶も少しずつ薄れ始めていたころ。
いつものように薬の材料を探しにアトリエ近くの遺跡に出掛けたアーシャは、
そこでいなくなったはずの妹の姿を見かけることになる。
妹が世界のどこかで生きていることを知ったアーシャは、すぐさま妹を探すために旅立つことを決意。
だが手がかりは無く、何をすればいいかもわからない。
ただこの世界のどこかで、妹と再会できることだけを信じて。
"約束が、始まる。"
パーティーメンバーになる人物には【PT】マークを付けています。
年齢:17歳 身長:157cm 血液型:A型
今作の主人公。人里離れたアトリエで一人暮らす少女。
亡き祖父の仕事であった薬士の仕事を継いで生計を立てている。
後に錬金術士に転職することになるが、何がきっかけで転職することになったのか、
そして何故ロストテクノロジーと化した錬金術を習得できたのかは現在不明。
年齢:13歳 身長:148cm 血液型:A型
アーシャの妹。姉のアーシャは金髪であるが、ニオは茶髪。ただし瞳の色は一緒。
数年前にアトリエ近くの遺跡で薬草採取中に行方不明になる。
何故行方不明になったのかもストーリーを進めるうちに判明するであろう。
年齢:23歳 身長:163cm 血液型:O型
世界各地に残る遺跡から前時代の遺物を掘り当て、それを売ることで生計を立てている遺跡発掘屋の女性。
アーシャとは知り合いの関係。そのほかにも仕事の関係上、街の商工組合とも繋がりを持つ。
大所帯の家に生まれ育ったために世話焼きな性格。それはアーシャに対しても変わらない。使用武器はツルハシ。
年齢:45歳 身長:180cm 血液型:AB型
世界各地に残る遺跡から得られる古代の知識を収集するために旅を続けている錬金術士。略称「キース」。
普段は落ちついた紳士であるが、いざ錬金術のこととなると周りのことが見えなくなるちょっと困ったお方。
どうやらマリオンとリンカに追われている身のようだが・・・?
年齢:20歳 身長:182cm 血液型:O型
獣を狩ることで生活の糧を得ている猟師の青年。
一族のしきたりに従い、古の竜を倒してその鱗を身に纏い一人前として認められるべく日々鍛錬を続けている。
年齢:14歳 身長:141cm 血液型:B型
家訓に従い、修行の旅を続けている魔法使いの一族の少女。実戦経験こそ足りないものの知識は豊富。
空中飛行魔法を習得することが当面の目標らしいが、その手がかりはなかなか掴めていない。
年齢:22歳 身長:150cm 血液型:A型
遠方の大都市より遙々派遣されてきた女性駐在員。任務は遺跡の記録作成と資源調査。
上司からはしばしば無茶ぶりな指令が届くらしく、色々と文句は言うもののやる気は出るという根っからの真面目さん。
そのひたすらに仕事に打ち込む姿は、どことなくあの独身女性(40歳)を想起させる。
アルトゥール薬草園の調査任務によりアーシャと知り合いになる。その後も何かと情報を提供してくれるサポート役。
年齢:36歳 身長:175cm 血液型:O型
フィルツベルク自治会への強い影響力を持つハリー商会の現会長。
とにかく前時代のものに目がなく、金銀財宝なぞ目もくれず前時代の遺物を収集しているほか、
独学で前時代に関する大量の知識を身につけている(ただしトンデモ知識)。
商人という身もあってか、アーシャに対しても好意的に接してくれ、助言や手助けをしてくれる。
年齢:20歳 身長:160cm 血液型:A型
マリオンの護衛として彼女と共に派遣されてきた、大剣を軽々と扱う護衛のスペシャリストの女性。
幼い頃から戦闘訓練を受けて育ってきたためその腕は人並み外れたものになっているが、
逆にそれしかして来なかったために一般教養、生活能力が欠落してしまっている。
また、純粋で素直な性格であるものの、今までずっと戦闘に生きてきたせいか勝ち負けに対するこだわりが非常に強く、それに常識の無さが相まって友人がなかなか出来ないらしい。
現在姓が伏せられているが、それが何を意味しているのかは不明。
年齢:19歳 身長:157cm 血液型:B型
ハリー商会が経営する店の一つを切り盛りしている雇われ店員の少女。
雇われとは言っても、ひたすらに趣味に興じるハリーの代わりに商品入荷、在庫管理、接客と店の仕事を全て一人でこなしているために実質的な店主である。
オーナーのハリーの収集癖に関して愚痴をよくこぼすが、ハリーの催し物には協力していたりと関係は悪くない模様。
年齢:30歳 身長:185cm 血液型:A型
フィルツベルクの街に住むパン職人。大柄な見た目とは反対にその手はとても器用。
念願が叶い自分のパン屋を開くことになったが、餓えた人や子供にパンを配っていたりと儲けのことはあまり眼中に無い博愛主義者。また、先述の誰かさんのようにパンに関する夢の話になると、周りのことが見えなくなるひたすらにパンに人生を賭ける熱いお方。
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最終更新:2025/12/06(土) 20:00
最終更新:2025/12/06(土) 19:00
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