インスマウスを覆う影

『インスマウスを覆う影』とは、Ｈ．Ｐ．ラヴクラフト原作のホラー小説（のはず）である。

概要

舞台は1920年代の米国マサチューセッツ。
1840年代に伝染病が蔓延した事に端を発した衰退が、窮極に達した頃。
その寂れた港町、インスマウスを、ひとりの青年が、わずかな好奇心に誘われるまま訪れる。
まるで周辺の地域から切り離されたかのような町には、後にインスマウス面と呼ばれる事になる、
奇怪な容貌をした陰鬱な住人が満ちており、かつて信者で満たされていたバプテスト派の教会は荒廃し、
元はフリーメイソン会館であった建物は、ダゴン秘密教団という聞き慣れない宗教が支配していた。
町は細々とした漁業によって支えられている筈であったが、かつて町に繁栄をもたらしていた海運業を営み、
ダゴン秘密教団のミサをも執り行うマーシュ家が、強い影響力を保っていた。

青年は一夜の内に町を離れるが・・・
直後、米国政府はインスマウスに密造酒製造の疑いありとし、一斉検挙に乗り出す。
この米政府の行動と青年の関係は明白で、彼がインスマウスの密造酒製造の事実を密告したものと思われる。
ただ、その後に行われた米海軍のインスマウス沖における実弾魚雷の発射演習との関係は不明である。

ニコニコ動画におけるインスマウスを覆う影

当然の如く、その存在はマイナーである。
但し、そうである方が良いという事を私は、よく知っている。

狂気に至る暗澹たる真実を湛えた関連動画

何故か、この作品に関する動画は洋の東西を問わず、軽妙で明るい。
だが、それがただの仮面に過ぎない事を私はよく知っている。
そう、私はそれをよく知っているのだ・・・

関連商品

関連コミュニティ

知りたければ、ダゴン秘密教団の教会を訪ねればよい。

関連項目

• クトゥルフ神話
• クトゥルフ
• 狂気の山脈にて
• ダンウィッチの怪
• ラヴクラフト最大の誤算