インターネットサービスプロバイダとは、インターネットへの接続を提供する事業者のことである。略して「プロバイダ」「ISP」とも言う。
電話回線や光回線が利用場所まで開通しているだけの状態では、我々一般のユーザーがインターネットに接続することはできない。そこで、大抵の人はプロバイダと契約してインターネットに繋げられる状態にしてもらうわけである。なぜプロバイダと契約しないとインターネットに繋げられないのかはぶっちゃけ編集者自身もよくわかっていないのだが、まあそういうことらしい。
プロバイダと言われてもピンとこない人もいるかも知れないが、具体例を挙げると@niftyとかBIGLOBEとかOCNのような、インターネット接続の契約を受け付ける事業者だと言えばわかるのではないだろうか。
当然、プロバイダと契約していても、利用場所にそもそも回線が開通していないと有線でインターネットに接続することはできない。プロバイダが回線事業者の業務を兼ねていたり、特定の回線事業者と提携しているような場合はプロバイダが回線工事まで受け付けてくれることもあるが、そうでない場合は別途回線事業者に問い合わせて回線を引いてもらうことになる。
また、回線とプロバイダ側の契約とで内容に食い違いがあると、せっかく契約してもインターネットへの接続ができないことがある。特に回線契約とプロバイダ契約を別々に行う場合は、現在引かれている(もしくはこれから引く予定の)回線に対応するプロバイダ契約が何なのかをしっかりと確認する必要がある。
インターネットへの接続を提供するのがプロバイダの主なサービス内容だが、それ以外にも各種付加サービスを用意して他社との差別化を図るプロバイダも多い。代表的な付加サービスとしては電子メールやWEBサイト公開代理、セキュリティ対策、IP電話などといったものが挙げられる。
また、「突然インターネットに繋がらなくなった」「最近インターネットに繋がりにくい」といったような故障相談も受け付けてくれる。故障の原因が明らかに回線側にあるとわかっている場合は回線事業者に相談するべきでは?と思う人もいるかも知れないが、回線事業者の中には直接顧客対応を行っていない場合もある。そういう場合はプロバイダに連絡すれば、プロバイダから回線事業者に回線の調整依頼をかけてくれることもある。
なお、プロバイダと契約した際にIDやパスワードが記載された書類が送られてくることがある。これはプロバイダの各種サービスを受けるために必要であるだけでなく、故障相談の際の本人確認にも使われるので絶対に失くさないようにしよう。万一失くした場合は再発行を依頼することも可能だが、(書類の発行にも本人確認は必要なので)かなり手続きが面倒である。
(工事中)
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最終更新:2025/12/06(土) 21:00
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