ウェーバー=フェヒナーの法則 単語

ウェーバーフェヒナーノホウソク

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ウェーバー=フェヒナーの法則とは、人間の感覚は掛け算で感じていることを公式化したものである。

概要

心理学者であるエルンスト・ウェーバーが、「心理学の世界を定量化できないか?」(→精神物理学)と考えた事から生まれた。1840年代にウェーバーにより、様々な研究がなされ、1860年に物理学者グスタフ・フェヒナーが、数式化に成功した。これにより、精神物理学と言われる学問の端緒が開けた。

Rを感覚の強さ、Sを刺激の強さとすると、

R=(klog)S/S0

(S0は感覚の強さが0になる刺激の強さ、閾値。 Kは刺激固有の定数、感覚ごとに異なる値)

「感覚の強さRは刺激の強さSの対数に比例する」、これは五感のいずれにしても刺激の強度ではなく、その対数に比例する事、例えば臭いの素である化学物質が半分になったとしても、「臭いが半分になった」と感じず、90%まで減った時「半分になった」と感じる事になる。

これは音のデシベルでも同じで、10のエネルギー量を持つ音が10倍の100になった時、2倍の音の大きさに感じる。

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関連項目

  • 心理学
  • 精神物理学
  • 対数
  • 数式

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最終更新:2025/12/12(金) 19:00

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