ウッド(カードキャプターさくら)とは (ウッドとは) [単語記事]

ウッド(「樹」THE WOOD)とは、カードキャプターさくらに登場するクロウカードの1つである。

概要

樹木を司るクロウカード。アニメ版では第4話で登場した。
家の当番で、桜が掃除をしていると、カーペット裏にウッドのカードが挟まっているのを発見。そして、地下室でインクで汚れたもう1枚のクロウカードを発見するが、父親の藤隆が、大学の学会資料を忘れてしまってバス停まで持ってきてほしいと電話で連絡があったため、カードを地下室のデスクに置いて、急遽届けに行くことに。届け終わると雪兎と偶然鉢合わせし、兄の桃矢がアルバイトしているファミレスでごちそうしてもらうことに。
雪兎と会ってすっかり上機嫌になり、拾ったカードのことを完全に忘れてしまった桜は、掃除を再開するも、地下室で軋むような不穏な音が鳴っているのを聞く。
ケルベロスと共におそるおそる地下室への扉を開けると、突如木の枝のようなものが桜を襲った。慌ててウィンディのカードを発動して抑えるも、突破されて玄関まで追い詰められてしまう。そこに偶然知世が訪問し、助けてもらうが、木の枝がさらに暴走し成長。ベランダへ逃げた桜たちは、地下室に置きっぱなしのクロウカードのことを思い出し、ケルベロスに話した。これにケルベロスは、ウッドのカードの仕業であると断定。しかし、普段は温厚な性格を持つウッドがここまで暴走するのはおかしいと懐疑的に考えつつも、桜と共に地下室へ向かう。

暴走の原因を突き止めるため、桜たちはウッドの木の枝をくぐり抜けて地下室へ向かうと、もう1枚のクロウカード、レインの姿があった。ケルベロスは、レインの雨の力でウッドが暴走していると考え、桜に先にレインを封印することを指示。

レイン封印後、ウッドを封印しようとした桜だったが、ケルベロスに止められる。すると、木の枝がみるみる退いていき、本体が出現。自らカードの中へ戻っていった。

アニメ第45話では、アーシーを封印する際に、木々が生えている場所だけアーシーが襲わないことにヒントを得て、ウッドを発動。捕縛し、動きを止めて封印することに成功した。