エジソンプラザとは、横浜のJR石川町駅近くにある、電子部品店の集まっているビルの通称である。
石川町駅の中華街口(横浜方面のホーム端)を降り、中華街と線路を挟んで反対側、首都高の低い橋げたをくぐった先に「電機のデパート」という看板があるビル(ROCKHILLS)がある。このビルがエジソンプラザと呼ばれていて、電子部品店は2Fに集まっている。
地元では「ハマのアキバ」「聖地」とも呼ばれ、まだ「萌え」が進出していなかった頃の「電気街」としての秋葉原の縮小版といった感じ。秋葉原ラジオデパートをぎゅっと縮小して1フロアに収めたような感じを想像するとわかりやすいかも知れない。
少なくとも1980年頃には存在していたことが確認されている。
ピーク時には10件近くのパーツ店があり、その中には秋葉原にもある千石電商や、関西から進出してきた共立電子も含まれていた。 また、1Fにはトヨムラ(現在のT-ZONE)によるパソコンやアマチュア無線グッズの売り場があった。 しかし残念なことに、現在では、これらの店はすでに撤退してしまい、3店だけになってしまった。
定休日は、昔はほぼ全店が水曜定休だったが、最近は日曜とか火曜に休む店も出てきているので、各店のホームページを確認のこと。また、昔は階段を上がってすぐのところにある重たい扉の向こうにトイレがあったはずだが、なぜか鍵がかかっていて利用できなかったりするので、おなかの弱い人にとってはその点を覚悟する必要がある。
品揃え的には少し古めの部品が多い。抵抗やコンデンサなど昔からある部品や、工具などは揃うが、最近登場したマイコンを扱っている店はほとんどない。シンコー電機のショーケースの中などにかなり古~いマイコンが残っている程度で、Arduino に欠かせない AVR マイコンもなく、PIC マイコンさえも見られなかった。とはいえ、ジャンクを扱っている店もあって、場合によっては思わぬものが手に入るかも知れないので、横浜近辺で電子工作をやっている人は一度のぞいてみる価値があるだろう。今後の品揃えの充実に期待。
欲しいパーツがどうしてもないときは、石川町駅から京浜東北線に50分ほど乗れば秋葉原までたどりつけるが、ちょっと遠い。
2010年8月現在
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最終更新:2025/12/12(金) 22:00
最終更新:2025/12/12(金) 21:00
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