| 基礎データ | |
|---|---|
| 正式名称 | エストニア共和国 Republic of Estonia Eesti Vabariik |
| 国歌 | 我が故国、我が誇りと喜び |
| 国旗 | ![]() |
| 公用語 | エストニア語 |
| 首都 | タリン |
| 面積 | 45,226km2(世界第139位) |
| 人口(’09) | 約130万人(世界第153位) |
| 通貨 | クローン(EEK)→ユーロ |
エストニア(Estonia)とは、ヨーロッパの北東に位置する国。リトアニアおよびラトビアとともに「バルト三国」を構成しているが、その中で最北に位置する。
正式名称はエストニア共和国(エストニア語:Eesti Vabariik)。
この地域の詳しい歴史などはWikipediaの該当記事にまかせて、ここでは現在のエストニアについて紹介する。
1991年に正式にソ連から独立。2004年にEUに加盟した。九州・沖縄地方と同じくらいの国土面積に、岩手県と同程度の人口を持つ。年間平均気温は5℃程度。夏と冬の日照時間の差が激しい。
首都タリンの旧市街は世界遺産に登録されている。また、フィンランドから船で二時間程度なので、週末になるとフィンランドの人々が、物価のはるかに安いエストニアに来て買い物をしていくため、観光業なども盛んである。もちろん普通の観光国としても親しまれている。
東欧では最も経済が自由化され、IT技術が発展している国で、ブロードバンドの人口カバー率は100%。これは、エストニア政府が公共機関の全ての情報をオンラインで公開することを法律で定め、市民がアクセスできるようにネット環境を整備したため。スカイプを初めとするIT企業の開発拠点がおかれている事や、世界初のインターネットでの国政選挙投票が行われた国としても有名。現在90%を超える人がオンラインで確定申告するなど、デジタルの浸透率が高い。それに加えて、法人税を年々引き下げ最終的には無くすという方針のため、海外の企業が多く移転し外貨を稼いでいる。その影響で、バルト三国の優等生と称されていたが、基盤となる産業がないため海外に影響を受けやすく、金融危機の影響で近年はその勢いが落ちており、2009年のGDP成長率は-10%程度になると見込まれている。また、出生率も低く人口も減少しているようだ。
ラトビアと同様にソ連からの独立時のごたごたで、国籍を認められていないロシア系住民が数十万人おり、2007年にソ連戦勝記念の像を郊外に移したことが発端で暴動に発展、ロシアによる官庁や金融機関へのサイバー攻撃もおこなわれた。ロシアとの国境は2014年にようやく確定した。
平均月収は日本円で5万円から10万円ぐらい。首都タリンの物価は日本とあまり変わらない。そのため、共働きの世帯が多い(と、エストニアのおばちゃんが言ってた)。バルト三国の中では経済が比較的安定しているため、真っ先にユーロが導入された(本当はもう少し前のはずだったのだが、リーマンショックやらなんやらで延期されていた)。
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最終更新:2025/12/06(土) 03:00
最終更新:2025/12/06(土) 02:00
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