エプシィガンダム 単語

エプシィガンダム

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エプシィガンダムとは

  1. 1986年刊行のモデルグラフィックス別冊『PROJECT Ζ』に登場する「εガンダム」。2を基にしている。
  2. 小説版『機動戦士Ζガンダム』のイラストにおける永野護版ガンダムMk-Ⅱ。
  3. 富野由悠季の草案『エプシィガンダム』。

この記事では全て説明する。

εガンダム

EPSY GUNDAM
エプシィガンダム
型番 -
全高 32.20m
重量 155.0t
装甲 ガンダリウムγ (未完成状態)
ガンダリウムε (完成機)
特殊 核融合パルス推進システム“ブラッサム”
武器
  • 105mmペンシルロック
  • メガ粒子砲
  • クレイバズーカ×2
  • ビームライフル×2
  • 頭部バルカン砲

アナハイム社が「γガンダム(リック・ディアス)に次いで開発した二番目のエゥーゴ機。
開発コード「εガンダム」。通称:エプシィガンダム。

G計画やΖ計画の中でも特に高い理想を到達点としており、開発期間も長期的展望を見据えた「10年」にも及ぶ開発プランとなった。
しかし、当時としては即戦力を最優先にした開発が求められていたため、開発チーム及び設計データの一部を「デルタガンダム」に移行・流用させたという。

最大の特徴として、背部にシュツルムディアスが採用していたグライバインダーの発展型を装備。
このグライバインダーには「核融合パルス推進システム“ブラッサム”」が搭載されている。これが、エプシィの開発が難航した最大の要因でもある。

核パルス推進システムをMS用にダウンサイジングさせた「ブラッサム」を搭載しているが、ガンダリウムγではセイル基部のフレーム強度が足りなかったため、改良素材「ガンダリウムε」を装甲に使用する予定。あくまで公式にはガンダリウムεは開発中とされ、完成したという記述がないため完成したかどうかは不明である。
ちなみに機体名もエプシロンの捩りとのこと。

開発はγガンダムの完成後から始まり、大まかな計算でU.C.0090~0095年の間に終えると思われていた。しかし詳細は不明だが、U.C.0087年の起動実験失敗を最後に、以降の開発記録が途絶えている。

  • 「核融合パルス推進システム“ブラッサム”」
    レールガンで約5gのマイクロ水爆を高速で射出し、核融合の臨界点に達した所で背部高出力ビーム砲を使い点火。この時に生じる爆風をセイルから発生する磁場で受け止め、反作用で推進させる。
    以上のサイクルを秒間100回繰り返すことで莫大な機動力を得るという仕組みである。
    ブラッサムから発生する強烈な磁場は、ビーム偏向シールドとしても利用可能。
    • 余談…エプシィはブラッサムの搭載により「155t」の超重量級MSとなった。推進システム非使用の際は完全に死重となっているのだが、運用上特に支障はない。

エプシィガンダム(小説版・草案)

富野御大の草案では、元々ガンダムMk-Ⅱがデルタガンダム、エプシィがエプシィガンダムだったとされる。また、その後に新装甲「ガンダリウムε」を採用した機体という設定に変更されたが、そのポジションは百式に奪われることに。

その後永野氏がエプシィのデザインを一部採用し、富野が筆を執った小説版表紙絵に描かれた。

G計画の「εガンダム」は、これを小田氏が立体化するにあたり、様々な設定を追加していった機体である。

プロトエプシィガンダム

初出は小林誠氏の俺ガンダム集オリジナル企画『ジ・エボリューション・オブ・ガンダム』。

この機体は「サイコガンダムMK-V」である。プロトエプシィからΖΖガンダム(サイコガンダムMk-V改)に繋がっていったという設定のため、エプシィの名はついても上記の機体群とは全く関係ない。

関連項目

  • デルタガンダム
  • ガンダムMk-Ⅱ

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