カシオ計算機株式会社
東京都渋谷区本町1-6-2
東証1部 6952
企業サイト
カシオ計算機とは、日本の電気機器(電機)・電子機器・精密機器のメーカー。
世界で初めて、純電気式の小型計算機(1957年)、パーソナル電卓(1972年/カシオミニ)、極薄の名刺サイズ電卓(1978年)を開発・商用化した。
他にデジタルカメラ、時計、電子楽器などの分野でも、日本を代表するメーカーに成長している。
カシオの前身は、当時まだ20代だった技術者・樫尾忠雄が東京都三鷹市に建てた樫尾製作所(1946年~)。
なお忠雄氏は1993年に、一つ下の弟で初期カシオの中心的技術者としても活躍した俊雄氏は2012年に逝去した。
(ちなみに2011年度の俊雄氏(当時・会長)の報酬である単年13億3300万円は、東証上場企業の公式の役員報酬として断トツの史上最高額である。)
現在、3番目の弟(御年84歳)が社長、末の弟が副社長、さらに忠雄氏の長男と現社長の長男も取締役を務めるという同族経営の典型的な会社となっている。
1974年、カシオミニの大ヒット等でイケイケドンドンであったカシオは、黎明期のデジタル時計業界に参入。
すぐにセイコー、シチズンに続く日本発の大手時計メーカーとなり、アナログ時計を含めて現在まで様々な形式の時計を発売している。
80年代からは耐久性を重視した腕時計のG-SHOCKシリーズを発売。初めはヒットしなかったが90年代から徐々に日本でも定番ブランドとなった。
1991年に発売した、安価だが軽くて丈夫なデジタル腕時計「F-91W」は、世界中で抜群の市販量を誇る「地味な傑作」として知られる。(右によく解説された関連動画)
なお、「カシオの腕時計とかダサい」と言い張る時計オタクどもの声に対抗しようと、2004年からブランド物の目玉としてチタン製のオシアナス(OCEANUS)シリーズを国際展開している。
しかし品質は業界随一の評価を確立しているものの、日本国内ではやや微妙なブランドイメージとなっているもよう。
オナシャスに聞こえるからね、しょうがないね
ちなみに、世界中でヒットしたイタリア映画『ニュー・シネマ・パラダイス』(1989年)のトト役で有名なこの子役の本名がサルヴァトーレ・カシオ。当時日本のCMに引っ張りだこであったが、カシオのCMでも起用されたことがある。
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最終更新:2025/12/07(日) 07:00
最終更新:2025/12/07(日) 07:00
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