ガウェイン(Fate/EXTRA)とは、Fate/EXTRAに登場するサーヴァントの一騎である。
クラスはセイバー
サーヴァントについてはサーヴァント(聖杯戦争)参照。
ムーンセルの聖杯戦争の決勝戦である第7回戦の対戦相手として、主人公の前に立ちはだかる白銀の甲冑を身に纏う青年の英霊。マスターは世界の六割を統べると言われるハーウェイ財団の次期当主である、レオナルド・B・ハーウェイ。
真名は、「アーサー王伝説」に登場する騎士の一人で、アーサー王の甥でもあり、忠義の騎士、太陽の騎士として名高いガウェイン。
生前、自らのランスロットに対する怨恨が王の破滅を招いてしまった事を悔いており、死の淵に彼への私怨、不忠も自らの不徳からと受け入れた。
生前の迷いから解き放たれ、英霊となったガウェインは王に全てを捧げる完全無欠・理想の騎士としての姿を取り戻している。
大抵のサーヴァントが学園内では必要な時以外は姿を隠しているのに対して、初登場時からマスターの傍らに堂々と控え、本来は秘匿すべき真名も最初の発言で自ら明かしている。そのため、彼らが対戦相手となる第7回戦では、対戦相手発表と同時にMATRIX LEVELが1となり、クラスと真名が最初から判った状態で猶予期間(モラトリアム)を過ごすことになる。
マスターであるレオに対しては、王として仰ぎ、忠義の騎士として仕えている。
王の言葉、命令を絶対として「王の命令であれば例え友であろうと斬る」と断言し、王の剣である事を自らに課している様は、一見すると盲目的に見られがちだが、彼の真意は最後の瞬間に知ることが出来る。
『Fate/EXTRA』の続編である『CCC』にも、マスターのレオと共に登場している。
月の裏側からの脱出を果たすために立ちあげられた月海原生徒会にて、会長を務めるレオの補佐を行っている。
前作では考えられないほどに暴走ぎみなマスターに引っ張られたのか、ガウェインもその凄まじい天然ぶりを発揮。
プレイヤー達に大きな衝撃を与えた反面、月の聖杯戦争では抑え気味だった人間味が感じられるようにもなった。
「料理下手」や「年下趣味」といった意外な一面も見られた。借金の取り立てについてはノーコメントで。
ステータス
筋力:B+ | 耐久:B+ | 敏捷:B | 魔力:A | 幸運:A | 宝具:A+ |
対魔力:B | 魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術、儀礼呪法等をもってしても傷つけるのは難しい。 |
騎乗:B | 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、幻想種は乗りこなせない。 |
聖者の数字:EX | ガウェイン卿の持つ特殊体質。午前9時から正午の3時間、午後3時から日没の3時間だけ力が3倍になるというもの、これはケルトの聖なる数である3を示したものである。 |
カリスマ:E | 軍隊を指揮する天性の才能。カリスマは希有な才能だが、稀に、その持ち主の人格形成に影響を及ぼす事がある。ガウェイン郷の場合、彼の裏表のない物言いが、"天然の騎士"と評される原因となった。 |
セイバーの名に恥じない剣のみを頼みとした攻撃で、正々堂々と正面から主人公達を迎え撃つ。
Fate/EXTRAのアリーナ探索が夕方の時間に限定されるため、アリーナでの初戦闘時には保有スキルの聖者の数字の力が遺憾なく発揮され、ダメージが一切通らない。
戦闘で彼が用いた能力は以下の通りである。
『CCC』では借金取りVer.のためにわざわざ新ボイスを収録してある。なんという努力の無駄遣い。
第1部6章「神聖円卓領域キャメロット」にて、"獅子王"アルトリア・ペンドラゴンに仕える円卓の騎士の一人として登場。生前貫くことができなかったアーサー王への忠義を今度こそ貫徹するため、外道と自覚しながらも無辜の民に刃を向ける。
同章のクリア後、ストーリーガチャに追加される。レアリティ4、セイバークラスのサーヴァント。
ATK偏重型のステータスに加え、2種類の攻撃力バフスキルを持ったアタッカータイプのキャラクター。
セイバークラスでは2枚構成が多いBusterカードを3枚持つのも特徴的で、Busterチェインによる攻撃力アップやBusterカード性能アップ効果の恩恵を受けやすい。反面、クリティカルスターやNPの獲得に難があるが、新スキル「ベルシラックの帯」によってその欠点をある程度補える。
ちなみに、設定上のステータスでは敏捷がB+。理由は不明だがEXTRAの時よりも高くなっている。
筋力:B+ | 耐久:B+ | 敏捷:B+ | 魔力:A | 幸運:A | 宝具:A+ |
HP:1827 → 11419 | ATK:1695 → 10173 | コマンドカード:Q1A1B3 |
対魔力:B | 自身の弱体耐性をアップ |
騎乗:B | 自身のQuickカードの性能をアップ |
聖者の数字:EX | 自身の攻撃力をアップ(3T)+〔陽射し〕のあるフィールドにおいてのみ、自身のBusterカード性能をアップ(3T) |
カリスマ:E ↓ 不夜のカリスマ:B▲ |
獅子王のギフトと己が業を彼は霊基に刻み付けた。
味方全体の攻撃力をアップ▲(3T)+自身にフィールドを〔陽射し〕特性にする状態を付与▲(1T) |
べルシラックの帯:EX |
緑の騎士ことべルシラック伯から贈られた帯。
自身のNPを増やす(20%)+スターを獲得(5→10個)+自身にガッツ状態を付与(1回・1T・1000→2000) |
転輪する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン)
カード種別:Buster
敵全体に強力な攻撃+スキル封印状態を付与(1T)+やけど状態を付与(5T)〈OCで効果UP〉
陽射し以外のフィールドでは真価を発揮できない「聖者の数字」、低倍率の「カリスマ」など、スキル構成は微妙と言わざるを得ず、実装当初から長らく性能評価は芳しくなかった。
しかし、4周年記念強化によりカリスマが「不夜のカリスマ」に変化。フィールドを問わず聖者の数字をフル活用できるようになった事に加え、カリスマ自体の上昇倍率も向上し、強力かつ汎用的なアタッカーに強化された。
バトル画面が夜、屋内、吹雪や嵐の背景のところでは該当しない。一方、日中かつ屋外のフィールドだからと言って陽射しフィールドであるとは限らず、該当するシチュエーションは意外と少ない。特に1部序章・4章、1.5部全て、2部1章ではほぼ全域で該当しない。
獅子王から授かった「不夜」のギフトによって常に聖者の数字が発動しているストーリー上の難敵であり、その設定はエネミーキャラとしての性能にも反映されている。やたらと硬く、短い間隔で宝具を撃ってくる、みんなのトラウマ。男性かつセイバーであるため、エウリュアレやオリオンなどの男性特効を持つアーチャーが刺さるのが救い。
1臨ではEXTRAでお馴染みの白銀の甲冑姿。2臨では緑色のマントを装着。3臨では毛皮付きのゴージャスなマントを装着する一方で胴体の鎧を脱いで黒いインナーを露わにし、腰部分の鎧も一部取り外している。また、夏イベントでは水着姿で引き締まった肉体美を見せてくれる。
ガウェインの愛馬。ガウェインの絆レベルを10にすると概念礼装として入手できる。
主人を好いているのか鬱陶しがっているのかよく分からない感情がフレーバーテキストから滲み出ている。とりあえずガウェインの能力の高さを認識している事は読み取れる内容になっているので、主人として認めてはいる模様。
一方で主人の名前をよく覚えておらず、ゴリラと間違えたり武器の名前とごっちゃになったりする。流暢に喋る自称呂布の怪馬に比べればよっぽど馬らしいとも言えるが。
FGOのプレイヤーからつけられたあだ名。ガウェインは身長に対して(Fateキャラの中では)やや重めの筋肉質な体重設定で、オタク創作界隈の「マッスルパワーが特徴的なキャラをゴリラ呼ばわりする」風潮と、Busterまみれのカード構成が悪魔合体した結果爆誕した。
体重やカード構成なら他にも該当するキャラはおり、そちらも時折バスターゴリラと呼ばれるが、ガウェインの場合は上記の通り公式でゴリラ呼ばわりされているのがあだ名の定着に拍車を掛けている。
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最終更新:2024/04/25(木) 15:00
最終更新:2024/04/25(木) 15:00
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