ガンダムアスクレプオスとは、新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNITに登場するMSである。
型式番号はOZ-10VMSX。
OZプライズが奪取したガンダムジェミナス02を強化改造した機体。G-UNITの基本コンセプトである汎用性を無視して、格闘戦に特化した装備へ全面的に改装された。
その最たる部分は主に大型のバックパックである。このバックパックは格闘戦モードへ移行するためのものであり、変形するとバックパックを被って頭部をすっぽり覆ってしまう。さらに肩部はクロー状に変形し、もはやこれだけ見たらガンダムではなくジオンのMSとしかいいようのない姿に変わる。
この姿は漫画を描いたときた洸一にもネタにされ、巻末の4コマでも言われているように誰が見てもジオン公国軍の水陸用MSズゴッグにしか見えないデザインとなっている。
一方で 、この姿形から水中戦も想定されていると言われている。すなわちこのガンダムのおかげで、あのズゴッグが普通に宇宙でも戦闘をするという珍しい光景を見ることが出来るのだ。
ただし、いくら原型を留めないほど徹底的な改造を受けたとはいえ、元はガンダムジェミナスである。よって、G-UNITとしての機能までが失われたわけではなく、その拡張性は大変高い。
劇中では最初ロッシェが搭乗したが、アディンとの戦いに敗れてしまう。その後ドクター・ペルゲが連れてきた謎の仮面男・シルヴァ・クラウンが搭乗してガンダムジェミナスを倒した。
その後、シルヴァもといオデルがOZプライズを抜け出す際に使用するも、ヴァルダーにバレて頭部を破壊されてしまう。よってMO-V帰還後はガンダムジェミナスの頭部が新たに装着・修復され、装備もジェミナスのものとなった。こんなことが出来たのは、まさしくG-UNITの拡張性の賜物であると言える。
一応、プラモデルでも一応このMO-Vの改修バージョンを再現することはなんとか可能である。
また、ときた洸一版の∀ガンダムでは、コレンカプルの代わりにまさかのコレン・ナンダー機としてガンダムアスクレプオスが登場した。なお、このガンダムアスクレプオスは下半身のデザインがやや異なり、変形も出来ないことからオリジナルのものとは異なると思われる。
よって、パイロットのコレンがこのガンダムの出自を、もといこの機体がガンダムであることを知ることはなかった。
後のガンダムEXAでも登場して、またもやコレンの機体となったが、以前と違ってオリジナルとデザインが同じであり、しかもセシアの介入によってアスクレプオスが変形して真の姿を表してしまい、コレンが驚愕するという展開となった。
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最終更新:2025/12/13(土) 16:00
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