ガンダムエクシア(型式GN-001)とは、機動戦士ガンダム00に登場した機動兵器、モビルスーツである。
機動戦士ガンダム00の主人公機。劇中では刹那・F・セイエイが搭乗する。
歴代ガンダムのトリコロールカラーを踏襲しているが、シャープな顔つき・細長い脚・小さめの胴など、歴代ガンダムとはやや趣の異なるデザインである。
GNドライブ搭載型の第三世代ガンダムであり、第二世代の「ガンダムアストレア」の改良機である。
可動性を重視して独自に作られた柔軟性の高い関節構造を持ち、第三世代ガンダムの中でも屈指の運動性能を誇る。
武装は「セブンソード」と呼ばれる刀剣形武器(GNソード、GNロングブレイド、GNショートブレイド、GNビームサーベル×2、GNダガー×2)」を主体としている。
00世界のガンダムタイプの中でも近接戦闘に特化した機体であり、大火力機の多い歴代主人公ガンダムと比較すれば異端と言える機体である。
この一見極端な武装には理由があり、ロックオン・ストラトスが劇中で、エクシアに実体剣が装備されているのは太陽炉搭載型モビルスーツとの戦闘を前提としているためだと語っている。
つまりはGNフィールドを貫く為の武装であり、それを最大限活かす為の近接戦特化仕様なのである。
エクシアリペアは、1stシーズン最終話でのGNフラッグとの死闘の際に大破したエクシアを、刹那自身が最低限戦えるように修復した機体である。
ソレスタルビーイングとは合流せず、独力での戦いを続けていたため補給もまままらず、装甲は完全に修復されていない。GNフラッグに切断されて失った左腕を布でマントのように隠しているのが外見上の最大の特徴。頭部アンテナも片方が折れている。
失った右目はティエレンのパーツで代用しており、唯一の武装であるGNソードも先端が欠損している。
2ndシーズン第1話にてアロウズの攻撃に対応する為投入されたが、アヘッドとジンクスⅢの前に性能差で敗れる。
その後、救援に駆け付けたセラヴィーガンダムとプトレマイオスⅡに回収され、GNドライブをダブルオーガンダムの右肩に託す。
そして、2ndシーズン最終話に登場したのがガンダムエクシアリペア2である。
アロウズとの最終決戦前にプトレマイオスⅡにオーガンダムとともに予備機として配備された。
第四世代の技術を使い、修理・改良されている。
外部に露出していたGN粒子供給用ケーブルは排除され内蔵化、スラスターが各所に増設され機動力が上がっているほか、GNソードⅢの技術を転用したGNソード改を装備、GNビームサーベルは刀身を変えることができるようになっているが、GNダガー・GNブレードは排除されるなど、大幅に仕様が変わっている。
劇中では、大破したダブルオーガンダムの右肩のGNドライブを移設し、リボンズ・アルマークの駆るオーガンダムとの最終決戦に臨んだ。
最後は相討ちとなり、オーガンダムと共に大破している。
映像化されていないが、劇場版の時代にはガンダムエクシアリペア3が存在する。
太陽炉が大破したため大型GNコンデンサーを動力源としており、活動時間に制限がある。この欠点に対応するためにGNバーニアを高効率の新型の物としており、粒子消費量を抑えつつ機動性を向上させている。
また、これまで重視されていなかった射撃戦闘能力についても強化されており、左腕に遠距離射撃用のGNロングライフルを装備している。
なお、第2世代のガンダムアストレアに先祖返りするかのようなこのコンセプト変更だが、その背景として、王商会の経済的バックアップを失ったソレスタルビーイングの懐事情と地球連邦の監視体制の強化がある。そして、それまでのような介入が出来る状況には無いため、本機は専ら地上用の予備戦力として使用されている。
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最終更新:2025/12/08(月) 17:00
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