クセになってんだ 音殺して動くの 単語


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クセになってんだ 音殺して動くのとは、漫画『HUNTER×HUNTER』に登場するセリフである。

概要

暗殺者一家ゾルディック家に生まれ、殺し屋としての英才教育を施されてきたキルア=ゾルディックが、センリツに対して放ったセリフ。

単行本12巻に収録されている№110「9月4日⑨」内で登場する。

中二度の高さからネタにされやすく、また、「クセになってんだ、○○して○○するの」と言った感じで改変して使用しやすい汎用性の高さもあり、キルアを代表するセリフとなっている。

地獄のミサワが描いたパロディ画像も有名。

この台詞が発せられるまで

ヒソカの「死体はフェイク」という密告を受け幻影旅団の生存を知ったクラピカは、「緋の目」の回収と同時に旅団を迎え撃つ考えであることを明かす。

既にクラピカ自体が旅団からターゲットにされている現状。旅団と、そしてさらなる復讐に駆られるるクラピカをも止めたいゴンは、マフィアが旅団への懸賞金を取り下げているにもかかわらず、クラピカに手伝いを申し出る。

なし崩しにゴンとペアを組むキルアも手伝いに参加させられ、打ち合わせの結果、旅団のアジトを張る中継係となる。

アジトの廃ビルがあるエリアへと向かったキルアだったが、用心のため具現化系能力者のコルトピがビルのコピーを複数作りだしていたため、監視は上手くいかない。

そこで、クラピカは、自分と同じネオン=ノストラードの護衛メンバーで、驚異的な聴覚を持つセンリツをキルアの元へと送る。

雨が降りしきる中でも旅団の話声を探知し、人数と向かっている方向を把握したセンリツに感嘆したキルアだったが、センリツはセンリツでキルアが持つある能力に感嘆していた。

センリツはひょっとするとと思い、キルアに「あなた…まさか殺し屋さん?」と尋ねる。

その質問にキルアは「? “元”だけどなんでわかんの」と返す。

センリツ曰く、キルアの足音がこんなに近くにいてもestinto[1]だからなんとなく察したとのこと。

それを聞いたキルアは「ああ… クセになってんだ 音殺して動くの」と、何気ない感じで言い放つ。

余談

  • 『HUNTER×HUNTER』の作者である冨樫義博の展覧会「冨樫義博展 -PUZZLE-」のグッズとして、強制的にネフェルピトーを倒せるレベルまで成長したゴン・ゴンさんが描かれた「ゴンのありったけの定規」など一緒に、「キルアのクセになってんだ音殺して動くのルームシューズ」が登場し話題を呼んだ。モコモコ仕様で、キルアのような微弱な足音を可能とするかも知れない。
  • 2022年9月後半ごろから、『HUNTER×HUNTER』と、『実況パワフルプロ野球』シリーズの『パワプロアプリ』や『実況パワフルプロ野球サクセススペシャル』との間でコラボが行われた際、キルアもキャラクターとして実装され[2]、同時に新しく録られたボイスも収録された。追加ボイスはキルアのいくつかの台詞を野球もしくはパワプロ関連に絡めて少し改変したもので、今セリフは「クセになってんだ (相手投手の)モーション盗んで走るの」となっている。

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関連リンク

関連項目

  • HUNTER×HUNTER
  • キルア=ゾルディック
  • 漫画作品の台詞の一覧

脚注

  1. *やっと聴こえる程度という意味の音楽用語。
  2. *余談の中の余談だがとても強い。特に『実況パワフルプロ野球サクセススペシャル』では得意練習が球速と変化球になっており非常に扱いやすい。
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