クヌースの矢印表記

クヌースの矢印表記とは、累乗より更に上の領域である。

概要

「5×5×5」という計算を「5↑3」と表記するアレのことである。所謂累乗であり、演算子は「↑」である。
たくさん数字や×を書かなくて済むので便利である。

「5↑5↑5」という計算を「5↑↑3」と表記するアレのことである。演算子は「↑↑」である。

「5↑↑5↑↑5」という計算を「5↑↑↑3」と表記するアレのことである。演算子は「↑↑↑」である。

理論上は↑の数を増やすだけで、どんどん上位に行くことが出来る。

上位種として、コンウェイのチェーン表記というものがある。

「5　↑⁵　2」などの書き方をする。指数の数は矢印の数を示しているため、意味は「5↑↑↑↑↑2」と同じ。

チェーン表記にこれを直すと、5→2→5となる。意味は5に2を↑⁵回やる的な意味になる。

クヌースの矢印表記は逆にしても同じ意味となるか？

掛け算と違い、逆にしても、その式の意味・結果は同じにはならない。

関連項目

• 算数/数学
• 四則演算 (足し算/引き算/掛け算/割り算)
• ↑
• 累乗/累乗根/対数
• 数学関連用語の一覧