サーベルタイガー(けものフレンズ)とは (ケモノフレンズノサーベルタイガーとは) [単語記事]

サーベルタイガー(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどのメディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール又はフレンズ（動物が女の子になった擬人化キャラクター）である。

CV:相沢舞(アプリ版)、演:酒井蘭(舞台版)

概要

10万年ほど前まで地上で栄えていたネコ科肉食哺乳類・サーベルタイガーのフレンズ。サーベルタイガーとは上顎の犬歯が剣(サーベル)のように巨大化したネコ科動物の総称で、メタイルルスの仲間・スミロドンの仲間・ホモテリウムの仲間とに分割出来る。剣歯虎・剣歯猫とも表記されるが、トラ・ネコとはネコ科という分類以外には関係はない。

フレンズ化し人の体格を手に入れた事で器用さ・適応力がアップし、武器を持ったり趣味の活動などが出来るようになった。また、直立二足歩行能力を得た事で機動力が上がった(サーベルタイガーは体の作りの関係で素早く動けなかったと見られている)。知能面もアップし(元動物はそこまで上手な狩りは出来なかった模様)、他者への思いやりや趣味といった精神文化を生み出している。

外見

絶滅動物共通の特徴として眼のハイライトが無い。サーベルの異名を持つ巨大な牙は一本のサーベルタイプの刀剣として再現された。腰には剣を収める鞘まで下げているぞ。

黄色のネクタイで襟を留めたワイシャツとミニスカートを着込み、ニーソックスを履いている。腰には茶色の大きなリボン付き。お尻からはネコ科特有のフサフサでしなやかな尻尾が生えている。

髪型は黄色のショートヘア。前髪には元動物の頭部分の模様が描かれている。根本にリボンが巻きつけられたもみ上げ部分は白色の牙のような形状をしている。

ゲームでの扱い

はじめまして。そんなに怖がらないで、このサーベルはあくまで身を守るためのものだから。サーベルなんて使えば自分も傷つくだけなの。それよりもあなたのことを教えてくれたら嬉しいな。これからもずっと仲良くしたいから……。

アプリ版プロフィールより

クール属性(青)のレアリティレベル5(ゲーム内最高レアリティ)のフレンズとして登場。コストは400・攻撃タイプは中距離・サイズはL。大型ネコ科動物のフレンズが集ったグループ「百獣の王の一族」のメンバー。専用スキル「一点集中シャインサーベル」は敵集団全員に自身の攻撃力の7倍のダメージを与える効果。

攻殻機動隊とのコラボイベント後半戦でライチョウ(レア5)・ジャガー(レア4)・ブラックジャガー(レア4)・ミミナガバンディクート(レア3)・ウンピョウ(レア3)・ヒメクビワカモメ(レア2)と共に、新たに追加されたフレンズの1人。

獰猛なハンターだったと想像されるサーベルタイガーだが、フレンズ化しヒトの女の子となった彼女は大人しく平和的な性格。他フレンズやプレイヤーに対しても仲良くしたいと思い、相手を知ろうとしたりと交流を図る。

動物時代の身体能力を引き継ぎ強力な戦闘力を誇るフレンズだが、本人は自衛以外では戦いをしたがらない。自慢のサーベルもあくまで身を守るための武器で、使えば自分が傷付くだけと考え(サーベルタイガーの犬歯は現生ネコ科動物のような強度が無く折れやすい・刺し所を間違えば自分が傷付く品物だった)、むやみやたらにサーベルを振るう事はしない。

そんな彼女の趣味は料理で、食材をサーベルで捌いている。これは、サーベルを戦闘以外でも役立てたいと思った事がきっかけ。これが更に興じて、動物としてのサーベルタイガーが繁栄していた更新世の雰囲気をイメージした創作料理にもはまっている様子。

メインストーリーでは最終章・第10章にて登場。フクロギツネ、バンテンと共に臨時フードコートを展開し、彼女自身はそこで『古代料理』を披露している。