ザ!鉄腕!DASH!! 単語


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ザテツワンダッシュ

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 ザ!鉄腕!DASH!!とは、1995年より日本テレビ系列で放送中の、TOKIOが出演しているアイドルって何だっけと思わされるバラエティ番組である。単に『鉄腕DASH』『DASH』と呼ばれることが多い。
  おおまかな番組内容は以下のやりとりで感じていただきたい。脚色はないです。

P「新企画なんですけど…TOKIOの力を結集して、世界一美味いラーメンを作って頂きたいな、と」

山口「どのレベルで作るの?小麦から作ってくださいとか?

P「やりましょう、それ」

松岡「どんなラーメンが好きかは、人それぞれだからね。麺の加水率だって違うしね

ー2014年4月27日放送、番組内企画会議にて

概要

 TOKIOが「人間の限界に挑戦する」をテーマにしたバラエティ番組として、1995年に『鉄腕!DASH!!』としてスタートした。開始当初は深夜帯、放送時間も30分であった。
 番組開始当初はJTの一社提供番組として放送され、ロケVTRの他にスタジオパートも存在した。TOKIOの他に番組進行役として福澤朗(当時:日本テレビアナウンサー)と山口美江(後に研ナオコに交代)も出演していた。

 1998年より日曜日夜7時に放送時間を移し『ザ!鉄腕!DASH!!』としてリニューアル。「DASH村」企画が始まった頃にはスタジオパートが撤廃され、オールロケ番組となった。そして、2014年現在も放送中である。
 ゴールデン枠に移行しても、TOKIOが体当たりで企画に挑む姿は変わることなく(むしろ強化された)、日本テレビの名物番組として不動の人気を誇る。なお日本テレビ系列のチャンネルが無い沖縄県では、フジテレビ系列の沖縄テレビで毎週土曜日の夕方に放送されている。

 番組が始まってからしばらくは「制約を設けた上で、どこまでたどり着けるか」をテーマにした企画や、電車などとの対抗リレー、100人相手の鬼ごっこなど非常にアクティブな企画が多かったが、治安やコスト上の問題か、はたまたTOKIOの体力の問題か(特にリーダー)、体力を使う企画は減少しつつあり、2014年現在はTOKIOが農家や漁師にバイトしに行く企画や、代名詞の一つとなったDASH村、無人島一個を丸まる開拓するDASH島、東京湾のある小さな海岸の環境を改善するDASH海岸などがメインとなっている。
 また、各人のピン仕事が増加しスケジュール調整が難しくなったことからTOKIOメンバーが勢ぞろいすることは少なく、おおむね1企画あたり、1人か2人で進行するようになっている。ただし、DASH村やDASH島では空いた時間にちょくちょく出かけて(もちろんスタッフ込み)作業しているようである。

番組の特徴

 本番組の視聴率はゴールデン移転当初は振るわなかったものの、DASH村が始まると共に人気が上昇。最高視聴率約25%、現在の平均視聴率約15%と超ド安定番組である。さらに、深夜時代も含めればジャニーズのタレントがメインの番組では最長寿番組となっており、その愛されっぷりがわかる。

 番組開始から20年近く経過した今でも、TOKIO・スタッフ・専門家・近隣住民の方々、彼らが一丸となって存分に楽しみながら企画に体当りでチャレンジする姿勢を映し出す番組制作のスタンスは変わらない。そこから生まれる人間ドラマは純粋に子供から大人まで「楽しめる」内容と言えるだろう。自然の優しさ・厳しさに触れる企画も多く、あるものは四季折々の自然に癒され、またある者は秘密基地で遊びに明け暮れた昔を思い出し、またある者は工作に明け暮れた日々を思い出すかもしれない。
 TOKIOがいろんな人と出会いながら、様々な環境で、真剣かつのびのびと企画やその時の彼らの思いつきを実現していく様を楽しめる、そんな番組である。

 また、この番組のもうひとつの大きな特徴が、TOKIOメンバーたちの成長物語にもある。
彼らは企画の中で彼らのやりたいことを実現すべく、様々な経験や資格を得てきた。リーダーがクレーン免許取得したり、ぐっさんが一級小型船舶操縦免許取得したり、井戸掘ったり、船屋作ったり、線路引いたり、畑の土触っただけで状態がわかったりetcetc…(※ジャニーズのアイドルです。)

 こうして得たスキルと経験を活かして目の前の問題に挑むTOKIOメンバーの姿はどう見ても、農家のおっちゃんか大工の兄貴か漁師のあんちゃんかであり、アイドルって何だっけ…と思うこと請け合いである。多分作業着がもっとも似合うアイドル。おそらくこの人たちはアイドルを辞めても他で十分生きていける。

 そんな「鉄腕DASH」の一面をよく表した名言を、ぐっさんこと山口達也さんから頂きました。

「この番組に買うって発想はない!」

主な企画

DASH村

2000年より開始の「元祖開拓企画」。

「国土地理院発行の地図にDASHの名前を載せる」を目標に、捨てられた村の土地を借り、農業や酪農に挑戦していく。次第に当初のコンセプトは無くなり、いろいろな物を自給自足できるかというのが目標となった。当初はまだまだ普通のアイドルだったTOKIOが体当たりで挑む姿が「癒される」と反響を呼んだ。

企画開始からDASH村がどこにあるのかは伏せられて放送されていたが、ネット上では噂としてある程度知られているほか、2003年に滞在スタッフの火の不始末によりDASH村役場が全焼。この件が現地の新聞やスポーツ紙等に掲載されたことで所在地が公になったが、番組内で公表はされなかった。

そんなわけで所在地はそれなりに知られていたため、東日本大震災発生時には(その時点では所在地非公開だったが)村の安否を心配する声が多数挙がることになった。のちに番組内で村の状況や避難の様子が報じられることで安堵した視聴者も多い。場所が福島県双葉郡浪江町ということもあり、2011年3月11日に発生の東日本大震災に起因する福島第一原子力発電所事故の影響により、警戒区域20キロ圏内となったが、後に秘密裏にされていてた所在地が明かされ、 「再生をする」という目的でJAXAの協力を得て、除染の実証実験の場所となっている。

現在も警戒区域となっているため、DASH村の続行は不可能となっているものの、このDASH村企画が縁となり、東日本大震災後の福島県産農産物振興をアピールするCMのイメージキャラクターにTOKIOが起用されている。また、番組内でも「福島・DASH村」と紹介されるようになった。

DASH海岸

2009年から開始の「開拓シリーズ第2弾」。

横浜の工業地帯にあるとある入江を借り、ヘドロだらけで生物が棲めない入江をきれいにし、生物が棲めるようにしていく。こちらも当初の目標はクリアしたため、現在は「古き良き江戸前の海を取り戻すこと」を目標として、多種多様な生物が棲めるようにしていくことが目標となっている。

特に綺麗な水と環境を要求するクロアナゴとクルマエビ、鰻を海岸に定着させることを一つの目標としている。
鰻の稚魚は番組内でも確認されたが、定着には至っていない。

水質改善と干潟作成を目的に数t以上の砂をリーダーが大型クレーンで海岸に投入、ムラサキイガイを使った水質浄化、マイクロバブル発生器による青潮対策…と番組の企画を通り越して、各種研究機関がするぐらいの内容を番組内でしている。生物学を専攻している人は一度見てみるとよいかも。

他の開拓企画よりも自然に任せなければならないため、放送回数は少な目。また、作業パートよりも目標とする生物の生態調査と称して調査や漁に挑戦することが多い。

海の生物など開拓に必要な分野が専門の大学教授、研究者が解説役兼専門家として番組に出ることが多いが、皆ウキウキでしかもテンションが高い。これらの専門家が想像できなかった程の環境回復や新たな発見が見られることもあり、TOKIOよりもこうしたゲストの方が興奮していることもある。一番テンションが高いのは枡アナウンサーだけど。

2010年には「自然環境の再生に関する取り組みをオンエアし、啓蒙普及に貢献した」として国土交通省から「海の日表彰」を受け、また最近発見されたばかりの生物が大量に発見されたり、生物の北限が更新されるなどなかなか凄い企画である。

DASH島

2012年から開始の「開拓シリーズ第3弾」。

とある日本の領海上に浮かぶ無人島を、TOKIO5人が力を結集させて「小さな日本」を作ることを目指す。

「DASH村」が続行不能になったため用意された「続編」ではあるが、さながら「強くてニューゲーム」であり、島の生物・植物や道具から正体や利用法を推測していく様と共に出される「資料映像(過去の番組内映像)」の豊富さに長年の視聴者ですら「それも経験してるのかよ!」というツッコミは毎度のこと。道具の利用・改造も手慣れたもので、「リアルサバイバルキッズ」「リアルモンスターハンター」との呼び名も。

現在の所、開拓の拠点となる「舟屋」、資材運搬に使う「トロッコ」、飲料水を確保できる「井戸(元々あったものを清掃)」をクリアし、現在の目標として「400mに及ぶ水路の建設」という最早バラエティ番組の範疇を超えた大工事に挑戦している。

世界一うまいラーメン作れるか?

2014年に開始。TOKIO結成20周年を記念し、これまで番組で学んだり食べてきたうまいものを、5人全員が大好きなラーメンに落とし込み、「世界一うまいラーメン」を作ることを目指す。

記事冒頭のやりとりはこの企画の初回で生まれたものであり、この時点から「これは絶対小麦から作るな」と視聴者が予想していたが、「どこかの畑を借りてそこで小麦を作る」と踏んだ視聴者をTOKIOは「耕作放棄地となった福島の畑を一から再生して小麦を作る」という予想のさらに斜め上の行動をして見せた。

その他にもプロデューサーですら「問題発言」と称した「楽器よりも寸胴だ!(by山口)」や、味噌作り経験があるという意味でナレーションされた「味噌と言えばTOKIO」など普通に考えると訳が分からない発言がバンバン飛び交う企画でもある。

過去の企画

TOKIO VS 100人刑事

TOKIO5人と元警視庁刑事の二戸昭吾(二戸キャップ)率いる100人の刑事による戦い。東京都内や指定された地域で鬼ごっこや缶けりを行う。

ただし、参加者全員に山での遭難時などに使うビーコン(刑事は送信側、TOKIOは受信側)を装備。TOKIOは刑事が一定範囲内に近づくと音で知らせてくれる。

鬼ごっこは誰か1人でも制限時間いっぱい逃げることができればTOKIO側の勝利、全員捕まえれば刑事の勝利。缶けりは指定された場所に缶を設置。TOKIOは一定数蹴ることができれば勝利。刑事はTOKIO全員を捕まえれば勝利。ただし、メンバーが捕まっても誰かが缶を蹴ることに成功すれば全員解放される。

大人気企画ではあるものの、近年はTOKIOの体力のこともあり行われていない。

ソーラーカー日本一周

2002年開始(ベースは2001年から)2010年完結。

当初は「未来の車・ソーラーカーを作れるか?」として単発~中期企画としてスタート。中古車オークションで手に入れた軽のワンボックスカーを自らの手で改造。モーターなども不用品を調達し、無事走ることに成功。その後、「公道を走れるか?」ではモーターのグレードアップなどメンテナンスを行い車検に通り、公道を走れるようになる。そしてその実力を試すべく「海まで行けるか?」では都庁から晴海埠頭までの運転に成功。これらを経てスタートした。ちなみに車の名前は「だん吉(元ネタは車だん吉より 命名者:松岡)」

前企画のゴール・晴海埠頭から日本列島の海岸線を反時計回りに進行。東北太平洋側→北海道を反時計まわり→日本海側→九州東シナ海側→沖縄諸島→九州瀬戸内海側→山陽→四国(香川から反時計回り)→本州太平洋側(途中で伊豆諸島・小笠原諸島も通過)→晴海埠頭と走り抜けた。

当初は機械トラブルも多かったものの、視聴者によるアイデアを実行した結果、次第に順調なドライビングとなった。また、企画内容も「一筆書き達成のみを目標」にするのではなく、「走行している中で見つけた気になる人や風景、物事を取材」というサブテーマも追加された。そのため、初期の頃にはTOKIOが運転できないときに応募してくれた視聴者が代理運転することもあった。

2010年3月に総距離1万7704kmでゴール。その後もだん吉は企画に参加することもあるほか、この時に取材していた物事・お店も後の企画に生かしていることも多い。

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関連項目

  • 日本テレビ
  • TOKIO
  • テレビ番組の一覧
  • まな板にしようぜ!
  • 三瓶明雄
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