スマンありゃウソだったとは (スマンアリャウソダッタとは) [単語記事]

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　　　　　i　　 一般人を巻き込まないと 　 i
　　　　　i　　 言ったばかりなのに……　/
　　　　　 i　　スマン　　　　　　　　　　　 /
　　　　　ﾄﾞ､　ありゃウソだった　　　 ／
　ｒｧノ二`ヽ＼　　　　　　　　　　 ,..　'"　　 　 ,. ────────
{ ` イ-‐- ､巛＼＿＿＿　 ,.. -＜＼_　 　 ／ でも　まあ
` T´r ___　i 弋　 ～"ノ //＼＿<9 　 /　　その彼は自分で殴った
ヾi　Vｒ::::::V 　 ミﾐ　　,r''/ ',　ヽ､＿ {　　 i　　 パワーで殴られたんだから
　 ﾄ､‘== '　/ 　ｒ‐ '"　　　ヾ､ー-- ニ､　i　　 良しとするって事でさ……
）　＼＝=　　／　　　　＿__ T ー＜ミ ） i　　
　ﾉ ､､`ー- '"　　　 ／　　　　`T 　ー- ､ヽ　 こらえてくれ
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スマンありゃウソだったとは、一応謝罪である。

概要

ジョジョの奇妙な冒険Parte5「黄金の風」に登場する、ジョルノ・ジョバァーナの台詞。

涙目のルカの件でジョルノを拷問するブローノ・ブチャラティに対して、ゴールド・エクスペリエンスの能力で切り返したジョルノ。当然スタンド使い同士の闘いなので一般人には何が起こっているか解らない。ケーブルカー内で起こった戦闘なので乗客の一般人は怯えるが、ジョルノは丁寧な口調で乗客を宥めた。

お騒がせしてすみません

決して…………
一般の人を巻き込んだりはしませんから…
安心してください…

その後、ブチャラティは一旦距離を置いてからジョルノを始末しようと、スティッキィ・フィンガーズでケーブルカーの壁にジッパーをつけて脱出する。ここでブチャラティを見失ってしまえば、24時間暗殺のようにつけ狙われることになりジョルノに勝ち目はない。しかも涙目のルカの犯人である事をブチャラティの仲間に知られれば、完全に収拾がつかなくなる。ジョルノもケーブルカーから脱出しブチャラティを追う。

ブチャラティは、ジョルノが追跡していることを見計らうと、4人の通行人に向かってぶつかり、姿を消してしまう。一瞬にして姿を消されたが、これもスティッキィ・フィンガーズのジッパーの能力であることをジョルノは理解した。この通行人のどれかにジッパーでぬいぐるみを着るように隠れ、街中に出るつもりなのだ。やがて通行人たちはそれぞれ別々の方向に歩き出す。ジッパーは見えない。どいつに隠れているのか？

その通行人のうちの、帽子をかぶった少年の周りを一匹の蠅が飛び回る。あまりにもしつこく付きまとうので、少年は蠅を手で叩き落とした。その瞬間、少年に蠅を叩いたダメージが返り、中に隠れていたブチャラティが飛び出してしまう。この「蠅」は先程の戦闘でへし折ったブチャラティの歯にゴールド・エクスペリエンスで生命を与えて蠅にしたものであり、蠅にした歯は元の持ち主であるブチャラティの元に帰っていくため見分けが付いたわけだが、ゴールド・エクスペリエンスで生まれた生命のため、蠅を叩いた少年にダメージを返してしまい、先程言ったばかりの「一般人を巻き込まない」という発言に反してしまうが、ジョルノはこう言ってのける。

一般人を巻き込まないとキッパリ言ったばかりなのに…‥

スマンありゃウソだった

でもまあ
その彼は自分で殴ったパワーで殴られたんだから良しとするって事でさ……

こらえてくれ

一応謝罪はするが、あまり申し訳ないというような表情で平然と言っており、しかも少年が蠅を殴ったパワーで殴り返されただけなので大事ではないから「こらえてくれ」と言ってのける。さすがディオの息子！おれたちにできないことを平然と言ってのけるッそこにシビれる！あこがれるゥ！汗の味でウソを見破るブチャラティに正直にウソだったと打ち明けるのも好感が持てる。

ギャング・スターを夢見る者として、ギャングの抗争にカタギを巻き込んだりしないという立派な心構えを持ったジョルノではあるが、今回は一応ジョルノは命を狙われた身であり、当人の行動で起きた不可抗力でもあったため、軽い感じの謝罪はしたがどことなくシュールであるため、ファンの間でも前言がウソになってしまった際の誤魔化しのネタとして使われるようになった。

「今度のジョジョはウソつきだ」だと思った少年少女のみなさん、どうもすみませんでした。
おとなはウソつきではないのです。間違いをするだけなのです……。
でもまあ、今までのジョジョも自分の命を守るために無関係の人間に迷惑をかけてたんだから今回も良しとするって事でさ……こらえてくれ。