本当の弱者は助けたい姿をしていないとは、福祉や社会、政策に関する格言である。
「福祉が必要な人は助けたい姿をしていない」「本当に福祉を必要とする人は救いたい形をしていない」など様々な表記ゆれがあるが、概ね意味は同じである。
「見た目や個人的な印象だけで支援の必要性を判断するのではなく、法律や制度によって定められた基準を機械的に適用し、公平な支援を行うべきである」という心構え。
現実世界で福祉や公的補助が必要となる人は必ずしも助けてあげたくなるような人ばかりではない。
時には、そのような福祉を必要とする人が「精神疾患で暴れる」「介護関係の人に偏見がある」などの理由で、救いの手を振り払い、助けようとする人を敵視し攻撃してくるような場合もあれば、福祉が必要となるような人は、素行が悪く社会から放逐されたような人や、現在の自助努力の足りない人の場合もある。
本来であればそういった人々にも等しく福祉の手は差し伸べられるべきだが、残念なことに人の手が入る以上どうしても感情面で差異は生まれてしまう。そうして弱者の中にも「救われる弱者」と「救われない弱者」といった選別が行われ結果として「救われない弱者」は更に悪い方向に落ちていってしまう。
そういった同情を向けられにくい「救われない弱者」こそが本当の弱者であるという考えである。
なので、役所の福祉課や、介護士などの介護関係などの仕事はそれこそ「見た目や個人的な印象だけで支援の必要性を判断するのではなく、法律や制度によって定められた基準を機械的に適用し、公平な支援を行うべき」なのである。
『戦争と平和』などで知られるロシア人作家のレフ・トルストイが由来とも言われるが出典は定かではない。
また弱者切り捨ての正当化の為に使われることも多いがもちろん誤用。
掲示板
767 ななしのよっしん
2025/12/05(金) 20:33:01 ID: zJb+zLUzga
弱肉強食の原理に従うなら本当の弱者は食肉にしたい姿になるべきだし
社会はそれらをちゃんと食肉化できるサイクルを構築すべきなんよね
でも現実はそうはなっていないという(既得権益利権)問題がこれよ
768 ななしのよっしん
2025/12/05(金) 22:17:00 ID: AFXmgE97OL
「支援してもらったら感謝」って当たり前のように持ち出されるけどさ
ぶっちゃけ他人から何かをしてもらうって経験は弱者や強者限らず日常的にごくありふれてるわけ
それに対してID: 6/Zfj0LMKXみたいなのはいちいち感謝して回ってるの?
その感謝の礼を少しでも忘れた瞬間に他人から不良債権だの処分だの何だの言われる
そんな緊張感や圧迫間の中でまともに日常生活ができると思う?
769 ななしのよっしん
2025/12/05(金) 22:36:24 ID: yrjCU1C2Ig
社会保障や福祉を否定すると病院にも早々行けなくなるし
学校に行けない子どもや働けない人間が増えたりして、治安が悪化するぞ
日本の治安の良さや学力の高さは社会保障がしっかりしてるからっとのも理由の一つ
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最終更新:2025/12/06(土) 00:00
最終更新:2025/12/06(土) 00:00
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