ソード・ワールド2.0の種族一覧 単語


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ソード・ワールド2.0の種族一覧。
ここでは掲載ルールブック及びサプリメント別に記載する。

ルールブックⅠ

ルールブックII

  • リルドラケン
  • グラスランナー

バルバロステイルズ

カルディアグレイス

イグニスブレイズ

大雑把な種族の特徴

人族
種族名 初出 特徴 穢れ
人間 I-62 改I-66 ラクシアでもっとも多い種族。種族特徴[剣の加護/運命変転]は非常に強力で、プリーストは人間じゃないと話にならないといわれることもしばしば。 0
エルフ I-63 改I-67 水の種族である。ほかのゲームだとせいぜい夜目が多少きく程度なことが多いがこのゲームだと完全にきく。初代ソードワールドと違って、プリーストも取れる。[剣の加護/優しき水]は水の中で声も出せて、しかも1時間息継ぎなしで泳げるというものだが、水の中で戦うことがあまりないと…。華奢なので基本的に後衛をやるのが無難。スカウトの適性はかなり高いので(俊足・器用・高知力)それで活躍するといい。ただし罠にはまると…。 0
ドワーフ I-P64 改I-68 小柄な種族。炎に近い種族で暗視をもっている。[剣の加護/炎身]は炎属性を無効化する強い効果を持つ。初代と違って取れない技能はないが、基本的に前衛向き。敏捷が低いので何らかの形で将来的に移動力不足を補う方法を考える必要はある。器用度が高く攻撃を当てやすいのでグラップラーをやってもいいだろう。 0
タビット I-65 改I-69 ウサギ型の種族だがれっきとした人族である。基本的に鈍足、不器用、低筋力なため、前衛にはまったく向かない。神の声が聞こえないので神聖魔法は使えないが、その他の魔法使い系技能には極めて高い適性を持つ。[第六感]は危険感知判定をスカウトorレンジャーのレベルではなく冒険者レベル(あらゆる冒険者技能の中で最も高いレベル)で行えるというもの。知力が高いこともあり危険を察知するには極めて有用だろう。 0
ルーンフォーク I-66 改I-70 魔動機文明時代に生まれた人造人間。ジェネレータから生まれる種族。基本的に体の一部(少なくとも首)が硬質素材になっている。神様の声が聞こえず(プリースト技能が取れない)、妖精が見えない(フェアリーテイマー技能が取れない)。暗視をもっていて夜目がきく。[HP変換]は1日に1度だけ主動作でHPを好きな値だけMPに変換するというもの。また、擬似的な魂しか持たないため、死んで蘇生を受けても穢れは増えず死ぬ直前1年の記憶が飛ぶだけである(ほかの種族は原則蘇生を受けると穢れが1増え、死ぬ直前1時間の記憶が飛ぶ)。戦士系全般に向いている(器用度が高いので)が、敏捷度が低めになりやすいことに注意。 0
ナイトメア I-67 改I-71 人族の中で穢れを持って生まれた種族。穢れがあるため忌み嫌われる傾向にある。というより、角で母親の体を傷つけ殺すこともあるためというのもあるが。[異貌]は角が伸び、肌が青白くなるとともに魔法を使いやすくなるというもの。ただ、[弱点]というものがあり、これは隠蔽がきかず銀の武器や生まれの種族に対応した属性の攻撃を受けたら問答無用でダメージが上積みされてしまうというものである。魔法戦士にはうってつけの種族である。RPの問題などがクリアできれば。 1
シャドウ 改I-72 CG-12 北の大陸(レーゼルドーン大陸)からきた種族。かなり器用・俊足で、そこそこ筋力などがあるが、知力などは低め。暗視をもっており、[月光の守り]で精神力が低いながらも精神抵抗力が+4されるので魔法には耐性が高い。基本的には当てるタイプの前衛をやるといいだろう。 0
リルドラケン II-19 改II-23 直立した小型のドラゴンとルールブックには書いてある。基本的に器用度が低く、敏捷度が並、筋力、生命力が高く知力が低めである。その関係上壁戦士にはきわめて向いている。種族特徴が3つもあるがいずれも前衛向きのものである。そのうちの1つ[剣の加護/風の翼]で1日1分だけ空を飛べる。 0
グラスランナー II-20 改II-24 陽気で能天気な小さな人族。[マナ不干渉]によりMPがないため魔法などMPを使うものは魔晶石などに頼らないと使うことができない代わりに、どんな魔法でも抵抗に成功すれば一切効果がなくなる。
(なお、初代ソードワールドと違って一応全ての魔法使い系技能を取得することが可能)
基本的に器用で俊足で知力もそこそこの値が保障されているので、斥候をやると極めて安定する。
低筋力な為、前衛として序盤から終盤まで安定して活躍する為にはグラップラーが向いているだろう(装備に必要な筋力が総じて低く、《頑強》でHPの底上げができる為前に出れなくなる確率が低く、アタッカーとして攻撃力不足になっても回避しつつ《投げ攻撃》による補助に徹する事が可能)。
(ファイターは低筋力ながらにHP増加による耐久面上昇及び装備の効果などで案外戦っていけるのだが、それを装備できる習熟関連と購入する為の財力が無い序盤は苦労する。フェンサーは敵の能力が低い序盤は活躍できるのだが、よほど上手く成長させない限り中盤以降は筋力不足が祟って攻撃面か防御面か下手すると双方共に不足し、前に出辛くなる)
0
フィー CG-14 古代種妖精でもある人族。擬似的な魂しか持たないため神様の声が聞こえず(プリースト習得不能)、魔動機についてまったく理解できない(マギテック習得不可)。基本的に生まれもった妖精使いを伸ばすのが一番種族特徴を考えても無難だろう。そこそこ器用で俊足なのでスカウトもいい。前に出て戦うには生命力などがやや低いのであまり向かないが、種族特性は属性つきの近接攻撃のダメージも増やす為、壁役が確保できている際のアタッカーとしての素養は高い。なお、蘇生についてはかなり特殊で、大きな魔晶石を与えれば4度までは生き返れる(蘇生魔法を受ける必要はない)が、5度目の死で完全に消滅する。また、蘇生しても記憶が飛ばないし穢れもたまらない。 0
フロウライト CG-16 晶石の身体を持った種族。呼吸をしないし水にも浮かない。呼吸をしない関係でエンハンサーは取れないが、水に沈んでもなんら問題がおきない。また、薬品や食事などを受け付けないため、ポーションや草での回復ができないのがネック。なお、魔法生物ではないので普通の魔法で回復はできる。MPが種族特徴で増えるし、防護点も種族特徴であがるが、そもそも生命力があらゆる種族の中で最低クラスなので大ダメージを受けたら即死することも(というより生命力2がありえるのはこの種族だけ)。
魔法使いの方が無難だが、そちらの方がHPを確保しづらく、また後衛に飛んで来やすい魔法ダメージの方がよほど苦手というジレンマがある。また、前述のとおり草による回復ができない為、低レベル時は睡眠以外のMPの回復が困難でもある。生命力とファイター技能を伸ばし、HPを増強する特技をとるなどで耐久面が改善された場合はとても優秀な壁役になる場合もあり、一概に向き不向きを語れない。
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ハイマン 改II-25 IB-12 魔法文明時代に作られた人造人間。確かに知力などは上がったものの、生命力が下がり寿命もとても短くなってしまった。具体的には寿命30年とPC利用可能種族としてはコボルド以外より短い。さらにいうと成人年齢が15なので全種族中冒険者としての稼働期間は最短である。とんでもなく打たれ弱いので、前に出るのは危険。種族特徴も魔法にかかわるものが1つとそれ以外の知力判定にかかわるものが1つである。 0
ミアキス IB-14 猫の姿に変身できる人族。だが、猫に変身すると一部の装飾品を除き装備品・装飾品を落としてしまう。なので、魔法使いをやる場合、プリーストかフェアリーテイマーが安定。基本的にスカウト向けの能力値を持つが、生まれ次第では魔法使いをやれないこともない。基本的に前衛型種族だが、筋力・耐久力ともやや低めであるため、先の種族特徴も相まって重戦士だけは避けた方が無難。 0
ダークドワーフ IB-16 蛮族サイドについた人族なので扱いに注意が必要(蛮族PCと同じく、名誉点により地位の取得が必要)。神々の戦争の時代に人族を裏切り蛮族側についた古のドワーフの末裔。種族特徴として近接・射撃攻撃に炎無効を無視してダメージを与えられる特殊な炎属性のダメージにする、というものがある。基本的にドワーフと同様に前衛向けだが生命力がやや低くなりがち(とはいえ普通にB2確保はたいてい楽)なので注意。 0
蛮族
種族名 初出 特徴 穢れ
ドレイク BT-10 ドレイクは蛮族のエリート種族の1つ。魔剣を持って生まれるのが普通だが、何らかの原因で魔剣を持たず生まれたり、魔剣を後天的な理由で失ったりすることがある。そのような魔剣を持たないドレイクをプレイできる。万能であらゆる技能に向いている。また、守りの剣の範囲内でぎりぎり活動できる(痛みを感じるが)のもよい。だが、種族特徴の[限定竜化]はかなり使い勝手が悪い(名誉点が減るし、人前で見せれば蛮族と一目でわかり討伐対象になるしでほとんどいいことがない) 3
ダークトロール BT-11 トロール系は戦士の種族であり、ダークトロールはその中でも上位の種族である。で、このダークトロールも戦士に向いているわけなのだが、PCとしてプレイするにはかなり向いてない。というのも、穢れが4もあり人族の守りの剣のある町にはまったく入れないし、デフォルトで交易共通語を話せないので意思疎通をするのが困難。どうやっても一目でわかる体格を考えるとまず一般的に使われることはない。おまけに太陽の下じゃ弱体化するし。 4
ラミア BT-12 人の血液を吸って生きる種族。穢れ2点なら守りの剣で不快感を覚える程度なのでRPはそれほど難しくはない。1日に18時間しか人の体であることを維持できないので、寝室に人が入り込んだ場合あっさりとばれることも(基本的にSW2.0では6時間の睡眠でHPの2割と全MPが回復し、1日の睡眠はこれが限界)。そこらへんの蛮族ばれもシナリオの1つとして組み込めるとよいだろう。種族の特徴を考えると魔法使いに向いているが、なんだかんだで種族特徴である[吸血]を生かそうとすればファイターかグラップラーがほしくなる。 2
ライカンスロープ BT-13 人間の姿と獣人の姿をもつ種族。満月の下では強くなるが太陽の下だと弱くなる。銀の武器や魔法の武器(ボス攻撃含む)以外の武器で攻撃された場合獣人状態なら防護点が上昇するという特徴がある。基本的に種族の特性としては前衛でスカウトやるのが安定するだろう。 2
コボルド BT-14 とにかく弱い。確かに下町の料理人やってるという風な導入でどうにか持ち込めるのはありがたい。だが、致命的問題として能力値が低い。そもそも5レベルまでしか上げられないのでどうやっても長期キャンペーンだと救済措置がないとどうしようもなくなる。同じ穢れ1点ならナイトメアもいるし、わざわざこれを選ぶ理由はハンドアウトなどで指定されたか、あるいは何らかのコンセプトをもって作ったのでもない限りないだろう。 1
ウィークリング CG-18 蛮族の中でも本来生まれもつべき穢れが偶然少なく生まれた、いわゆる「モヤシ野郎」である。ぶっちゃけそれ以外共通で話せることがない。というもの4種族分のウィークリングが紹介されているのだが、それぞれ適性がばらばらだからである。一応、生まれである程度補正がきくので、一応あらゆる技能について生まれで向き不向きがある程度決まる。 2
ラルヴァ CG-20 人族とノスフェラトゥの間に生まれた子供がラルヴァである。能力値は魔法戦士に向いているが、打たれ弱い上に蛮族としての弱点が物理ダメージであり、しかも太陽の下だと弱体化して命中と回避にペナがかかるので、少なくとも昼間は純粋に魔法使いとして活動するのが無難。種族特性をおまけと割り切って純粋に魔法使いと振舞った方が簡単でもある。
公式設定では「ヴァンパイアハンターとして生きるシリアスな種族」だが、公式PCの時点で180度方向性が違うキャラがいるため、別にそれらの設定にこだわる必要性は無いと思われる。
(ブラッドサッカーなどの眷属を考慮に入れても、ノスフェラトゥとの戦いは高レベル作成か長期キャンペーンでしかやりづらいという事情もあるので)
2
バルカン IB-18 咎者として翼を切り落とされたキャラクタをPCとして利用可能。だが「穢れ4点」「デフォルトで交易共通語が話せない」「外見がどう見ても隠せない」というダークトロール同様の問題を抱えている。種族特徴として、火と土の宝石が埋まっていて、そのランクは冒険者レベルと同様なので、宝石の数を節約可能。6レベルになれば種族特徴の強化で強制召喚を利用可能になるが、1日1回なので過信は禁物である。またイグニスを直接信仰しているという設定上、プリースト技能も取得不可であることに注意。 4

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関連項目 

  • ソード・ワールド2.0
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