「頑張ればご主人様の役に立てる…! ダイドー、参ります!」
ダイドー(アズールレーン)とは、STGアプリゲーム『アズールレーン』に登場する、第2次世界大戦時のイギリス海軍ダイドー級軽巡洋艦「ダイドー」をモチーフにしたキャラクターである。
CV:青木瑠璃子。イラスト:KIn。
| KAN-SEN名 | |
|---|---|
| ダイドー HMS Dido,37 |
|
| 基本情報 | |
| 所属 | ロイヤル |
| 艦種 | 軽巡洋艦 |
| レアリティ | SSR |
| CV | 青木瑠璃子 |
| イラスト | KIn |
| 艦歴 | |
| 国籍 | イギリス(イングランド) |
| 出身地 | メトロポリタン・バラ・オブ・ウィラル バーケンヘッド |
| 造船所 | キャメルレイヤード社 |
| 艦級 | ダイドー級第1グループ |
| 進水日 | 1939年7月18日 |
| 就役 | 1940年-1947年(イギリス軍) |
| 最期 | 1957年7月18日(解体) |
| 備考 | |
|
|
ダイドー級のネームシップ。
メイドとしてはそこそこ有能で「捨てられること」を何よりも恐れており、 不安でソワソワしている彼女を見かけたら、お仕事を与えて愛でてあげましょう。
ーーーー公式Twitter・艦船紹介より
ロイヤル所属の軽巡洋艦。2020年1月16日に『アズールレーン』公式ツイッターにおいて、1月下旬開催予定の旧正月イベントでの実装が予告され、当イベントでの期間限定のピックアップ建造として1月21日に実装された。
小型建造ベースのピックアップのため、いつもの限定建造よりはチャレンジしやすいが、例によって沼る人は沼る。くれぐれもムキにならずに焦らず狙おう。
青みがかった銀髪に、赤い瞳。あのシリアスやブラック・プリンスの長姉であり、それにふさわしい胸部装甲は大いに話題になっている。脇は開放されていて、下乳はズリ穴付きオープン仕様とスキがないデザインである。
デザイナーは妹艦のシリアスと同じである。そのためか共通点が多いデザインとなっており、特に背負った大剣が目を惹く。どこかシリアスに似た謎の人形をいつも大事そうに抱えている。背中にはなぜかベルトがぶら下がっているが、その設定絵がちらりと公式ツイッターで公開されている。→こちら。
性格面は、戦闘を中心にそつなく仕事をこなすメイドっぷりであるが、「役に立てないこと」「捨てられること」を極端に恐れる。そして、役目を与えて愛を注いでくれる指揮官には激しく依存するような愛情を返してくるようになる。
これは、下記で書かれたような元ネタの元ネタである伝説の女王ディードーの悲劇が反映されているのではないかと思われる。
さらにその名前からは、実在のドリンクメーカー、ダイドードリンコを連想されるのか、公式ツイッターでのリプライでも多数の言及があった。もっとも、両者の名前には全く関連はなく[1]、綴からしてちがう(DidoとDyDo)。
公式4コマ「アズールレーン びそくぜんしんっ!」でも早速登場。ラフィーとジャベリンのゴミ出しを手伝うことになる。ホリ氏渾身の胸部装甲ドアップは必見。その1、その2、その3。
2020年5月28日のアップデートで、大陸版3周年記念パーティー着せ替え「多感なるBisqueDoll」が実装されている。
紫系のドレスが美しいが、そんなことよりも背景から生えている謎のハンドたちが気になってしょうがないところ。そんな謎を解くためにもダイドーをパーティーに誘いたい指揮官は、ショップにいらっしゃいにゃ。
スキル1:Arias of Dido
味方ダイドー級巡洋艦の火力・雷装・対空が5.0%(MAX15.0%)アップ;戦闘開始後30秒間、自身の対空・回避・命中が5.0%(MAX15.0%)アップ
スキル2:陛下のために
戦闘開始時、味方艦隊のロイヤル所属艦が1隻につき、自身の火力・対空・装填が1.5%(MAX6.0%)アップ(最大4回まで加算可能);「クイーン・エリザベス」と共に出撃する場合、「クイーン・エリザベス」の火力・命中・装填・回避が2.5%(MAX7.0%)アップし、主砲のクリティカル率が5.0%(MAX20.0%)上昇する
性能はスキルでダイドー級の姉妹艦と自身とクイーン・エリザベスにバフを盛りまくる支援タイプ。ユニオンのアトランタ級と並ぶ防空巡洋艦となっており、対空の能力が高く設定されているが、あちらほど対空特化ではない。
スキル1「Arias of Dido」は前衛にダイドー級の姉妹がいればバフを与えるもの。もちろんダイドー自身にも効果はあるため、単独でも発動する。さらに自身には時限式のさらなるパワーアップがおまけで付く。
スキル2の「陛下のために」は、味方にロイヤル艦が多いほどバフがかかる。さらに、クイーン・エリザベスにクリティカル率と命中のバフを与えることができる。
これらにより、理想の艦隊編成を組めば、ダイドー自身には戦闘開始後30秒までをピークに強力なバフがつく。とりわけ火力は+54%、対空は+69%にも達する。そして、これにクイーン・エリザベスの「女王号令」がかかるのだから、それはもうものすごいことになるのである。
ダイドー級とは、イギリス海軍としては初の防空巡洋艦として設計された級である。
航空戦力が艦隊にとって大きな脅威となる日が近いことを予感した海軍は、旧式のC級軽巡洋艦2隻の主砲を取っ払って高角砲を載せ、対空砲火を上げることのできる防空艦を作ってみせた。これが内外から注目され、手応えを得た海軍は巡洋艦ベースの本格的な防空艦の設計に入った。
133mm連装高角砲を最大5基搭載し、対艦戦闘と対空戦闘を両方こなすことを目指した艦となり、当時の世界情勢から「戦いは数だよ兄貴!」と巡洋艦は数多く建造することを求められていたため基準排水量は5500トンに抑えられた。しかし、肝心の133mm連装高角砲はキングジョージV世級戦艦でも使うこともあって生産が間に合わず、最初の3艦は砲塔の基数を減らして別の高角砲や対空機銃でなんとか穴埋めした。その後も生産が逼迫したため、やむを得ずに本来駆逐艦用の114mm連装高角砲を代用として積んだものも2隻存在する。最終的に12番艦のベローナ以降は正式に主砲の基数を4に減らした改設計の準同型艦となった。
なお、よく比較されるのがアメリカのアトランタ級軽巡洋艦であるが、あちらは当初は軽巡・駆逐艦部隊の嚮導艦として設計され、結果的に防空巡洋艦として用いられた。それに対して、ダイドー級は最初から空母部隊の防空を主たる目的に設定しており、空母部隊を護衛する戦闘機を指揮する能力を与えられていた。
ダイドー級各艦は、主に地中海戦線に投入され、枢軸側の航空攻撃へ対処するために活躍した。しかし、小型の艦であったこともあって損害にはもろく、数多くの姉妹艦が失われることとなった。
姉妹艦には上記のようなネームシップ「ダイドー」のドリンクメーカーネタをはじめ、「ハーマイオニー」「クレオパトラ」「スパルタン」といった何だかネタ的なものを連想しそうになる艦名が多いが、いずれも神話などを由来に付けられた由緒正しき名なので、場をわきまえないネタは慎むように。
「ダイドー」はギリシャ神話での、カルタゴを建国したとされている伝説の女王ディードーに由来する。ちなみにこの女王、諸説あるがいずれでも悲恋の果てに自害する、という最期を迎えており、これがKAN-SENのダイドーにも影響を与えているという説がちらほら[2]。
1937年10月26日起工。1939年7月18日進水。1940年9月30日竣工。いわゆる6番艦「ユーリアラス」までの第1グループに属し、上記のように主砲を4基のみ搭載して就役している。後に主砲は追加され、当初設計通りの5基となっている。
1940年の就役後、西アフリカへの航空機輸送に向かう空母の防空支援を行ったのがデビューとなった。
1941年にはマルタ島やクレタのイギリス軍の支援や物資輸送に従事。5月にはクレタ島からエジプトのアレクサンドリアへの輸送船団を護衛し、700万ドル相当の金塊を運んだりの活躍を見せたが、5月29日に敵軍の空襲により激しい損傷を受けた。
彼女はこの傷を仮修理した後、アメリカのブルックリン海軍工廠で半年近い本格修理を受けた。
1942年にはシルテの戦いに同型艦「クレオパトラ」「ユーリアラス」と共に参加。8月にマサワの浮きドックで艦尾の修理を受けた彼女は、上記2艦の他に「シリアス」も加えた部隊で東地中海の防空戦力として活躍を続けることになる。
1943年になると、今度は西地中海に活動を移し、イタリア戦線で対空警備に駆け回ることになる。戦局の展開に従って1944年にはフランス南側の上陸支援に参加。その後は一旦本国に戻り、1944年秋からはソ連への船団護衛や機雷敷設艦の支援を行った。
1945年春、ついにドイツが降伏。ダイドーはコペンハーゲンヘ向かい、接収された重巡プリンツ・オイゲンと軽巡ニュルンベルクをヴィルヘルムスハーフェンまで護衛した。
戦後は国王ジョージ6世とエリザベス王太后をマン島にエスコートする栄誉に預かったりしたが、まもなく予備役に入り、10年を予備艦として過ごした。
1957年にバロー・イン・ファーネスにてスクラップとして姿を消した。
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最終更新:2025/12/15(月) 18:00
最終更新:2025/12/15(月) 17:00
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