ティロ・フィナーレとは、魔法少女まどか☆マギカにて巴マミが必殺技の掛け声として使用する言葉である。
イタリア語であり、アルファベット表記では"tiro finale"、直訳すると「最後の射撃」。(言葉としての詳細は次節)
「最後の銃撃(砲撃)」と言う意味合いの通り、「止めの一撃」であると共に、「究極兵器・最終兵器(Ultimate Weapon)」と同じ意味で最強最大究極奥義技と解釈可能である。[1]
脚本では「アルティマシュート」という名称だった。しかしアフレコの段階で「かっこ悪い」という理由から、急遽ネットで各国の言葉を調べ、その結果として「ティロ・フィナーレ」に変更されたと言う。(月刊ニュータイプ2011年5月号より)
アフレコの段階で急遽変更という事もあって、脚本を元に作られているコミカライズ版の初期では『フィロ・フィナーレ』表記となっているが、第三版以降はアニメ同様『ティロ・フィナーレ』に修正された。
基本的に彼女の魔法攻撃は、単発のマスケット銃を大量に召喚して射撃するというスタイルだが、ティロ・フィナーレは大砲クラスの巨大な銃で一気に撃ちぬくというものである。
攻撃力は絶大であるが、その分隙も多いため止めを刺すために用いるのが正しい使い方である。
ちなみにニコニコ動画では、またぎ☆マギカのマミプレイ動画のコメでよく見かける。またジョジョネタの空耳で「DIO・フィナーレ」とコメントする輩も少なくない。単に「ティロ・フィナーレ」と言いたいだけなのだろうか、本来の意味とはかけ離れて使われることも多い。(関連項目も参照)
なおアニメ版の五人の魔法少女の中で、明確な名前を持つ必殺技を使用するのが巴マミだけで有ることから、厨二病とか色々言われていたが、外伝漫画では巴マミのような必殺技持ちの方が多数派である。
脚本担当の虚淵玄は、普通の魔法少女アニメだとミスリードさせるためにマミだけ必殺技名を叫ばせたと語っている。
マミが厨二病扱いされてしまったのは予想外だったが、結構気に入ってるらしい。
マミ役の水橋かおりは他のキャラが必殺技名を叫ばないことに疑問を感じていたようである。
そのことを特典CDで口にしたところ、ティロ・フィナーレ(困惑)させられてしまった。
アニメ放映終了後、BD初回特典のドラマCDではティロ・フィナーレを連呼していたり、イベントで観客と共にティロ・フィナーレと叫んだり、コミケで発売されたスタッフ本の名が「ティロ・フィナーレ本」だったりと、まどか☆マギカを代表する名セリフとして扱われている。
"tiro"(ティーロ)は英語の"shoot"(シュート)と同様に「発射、射撃、撮影」を意味する名詞。"finale"(フィナーレ)は英語の"final"(ファイナル)と同様に「最後の」という意味の形容詞。イタリア語の語順は「名詞・形容詞」の順なので"tiro finale"となる。ただし形容詞がつくと名詞の長音は短めに抑えられるのでこの発音は「ティロ・フィナーレ」のようになる。
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最終更新:2024/05/03(金) 15:00
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