デジタル・デビル物語 女神転生Ⅱ 単語


ニコニコ動画でデジタル・デビル物語…の動画を見に行く

デジタルデビルストーリーメガミテンセイツー

2.4千文字の記事
これはリビジョン 685715 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

     あくまをころしてへいきなの?     

 
「デジタル・デビル物語 女神転生Ⅱ」は1990年4月6日に発売されたファミコン用ゲームソフトである。(販売:ナムコ、開発:アトラス)

カルトな人気を誇るRPG、女神転生シリーズの2作目。

「真・女神転生Ⅱ」とは別の作品である。混同をさけるためFC版の女神転生Ⅱなどといった呼び方が使われる。

概要

物語

  近未来、最終核戦争により壊滅し悪魔に支配された東京を舞台とする。

  主人公らは核シェルターからスタートし、何者かに導かれるまま、悪魔たちに立ち向かう。後半は魔界へ。

シリーズ内の位置づけ

  前作「デジタル・デビル物語 女神転生」にて中島・弓子が大魔王ルシファーを倒した後という設定をもつ。ただしキャラクターなどのつながりは極めて少ない。

  女神転生シリーズの原型として世界観、戦闘システムなどがのちのシリーズに継承されることとなる。

  詳しくは後述。

世界観

  前作ではシステム面のみであった悪魔との会話・共闘を行うという内容から一歩踏み込み、善悪論を超えて人間としてのあり方を問うストーリーとなっている。

  なお、通常の魔物以外にも天使や狂人など登場するが、これらを含めた敵キャラ全般を『悪魔』と総称する。

本作の特徴

登場人物

  主人公・・・名前変更可。悪魔召喚プログラムの使用者。

  少女・・・・名前変更可。序盤で加入。

  友人・・・・名前変更可。初期メンバー。何か勝手についてくる。

  カエル・・・名前変更不可。

近未来

 ・音楽や敵キャラなどサイバー・メタルな雰囲気が濃い。カジノもある。

2Dマップの登場

  ・基本は3Dダンジョン探索だが、街や東京全域として2Dマップが登場。

  ・ただし本作のセーブポイントは2Dマップ上に存在するのが特徴。

  他のRPGでは地上から開始~ダンジョン~地上へ帰還という流れでも何ら不自然ではないが、

  ダンジョンに始まりダンジョンに戻るのが基本という、女神転生シリーズがもつ閉塞的な雰囲気が乏しい。

サウンド

  ・作曲担当は前作より引き続き、増子司。

  ・特にロック調の通常戦闘曲などがROMに搭載されたカスタム音源を生かし評価が高い。ラスボス曲(聖戦 -OMEGA-)には長短2つのバージョンがあるが、知らない人も多いかも。

  ・また、攻撃時の武器により効果音が異なり、銃の種類によってもさまざまなものを用意するなどのこだわりがみられる。

難易度

 ・状態異常を伴う全体攻撃や即死攻撃、ザコボス問わず乱れ飛ぶクリティカルヒットなど、戦闘バランスはきつめ。  「逃げる」を重視して速さにパラメータを割り振るプレイヤーも出るほど。

  ゲームオーバーになった場合、所持金の半額を差し出すことで復活可能。(ドラクエ方式。シリーズの後の作品とは異なる。)

 そのほか、ストーリーを進める上で最低限必要な情報も不十分である。攻略情報に頼るのも致し方ないところか。

成長しない仲魔

 ・前作同様、仲魔にはレベルアップなどの成長要素がない。合体!どんどん合体!

アイテム

 ・一般的なRPGでは当たり前の、「アイテム」がついに登場。しかし相変わらず「きずぐすり」に相当するアイテムは存在せず、それに代わる「宝玉」は非売品である。

隠しパラメータ 魅力

 ・悪魔との交渉時に影響。低いと声をかけただけで「きゃー」と言って逃げられることも。

 ・ショップでの売却時の金額にも影響するため、必要なときに魅力を上げられるようにセクシーな防具を持ち歩くのが紳士のたしなみ。

女神転生シリーズの原型

シリーズの基本部分の多くがこの作品において確立され、次作「真・女神転生」以降に継承されていく。というか前作から何もかも変えすぎ。

主な点を挙げる。

世界観

中二病 ~人が人として生きるために~

 ・主人公およびメンバーの名前入力が可能になった。

 ・神・魔王を巻き込んだ壮大な世界へ話は飛び、終盤はマルチストーリー・マルチエンディングである。

魔都 東京

 ・帝都物語から受け継いだ重要な要素。将門も出るよ。

悪魔絵師 金子一馬

 ・本作より金子一馬が原画を担当。悪魔デザインなどが緻密になった。

 ただし、本作のジャックフロストはヒーホーではない。絵師が暴走本領発揮し始めるのは次作以降である。

閣下

 ・本作より登場。前作のダイマオウルシファーはどう見ても別人です。

ピクシー

 ・ピクシーたんかわいいよピクシーたん。

戦闘システム

属性相性の強化

 ・通常攻撃のダメージを反射する敵(一つ目の象さんがその象徴)に痛い目に遭わされるのは後のシリーズで恒例となった。

魔法体系の一新

 ・前作の魔法体系をごっそり投げ捨てて新規構築している。次作以降で名称の整理統合はあるものの、本作で体系化された内容が原型となっている。

 ・即死攻撃が登場。また、タルカジャ重ねがけが有効戦術となった。

武器防具

 ・銃と剣 2種類の攻撃方法が登場。

 ・防具に属性相性が付加され、バランスを考えた選択が必要となった。

  ちなみに本作では「ゴーグル」「マント」まで存在するため、最大6つの防具を装備できる。

オニマーク

 ・戦闘画面上部に敵の数だけ人型のマークが並び、それぞれの状態(瀕死やバッドステータス)を姿勢や色で示す。戦闘中はここだけ見てればOK。

合体システム

 ・種族+レベルによる合体表システムに変化。ただし、本作ではLight+Neutral の合体結果は「精霊」が占めるなど、有効な合体パターンは少ない。

 ・精霊を使用したランクアップ合体も登場。

 ・3身合体が登場。魔神など上位種族を作る上で必要となる。

リメイク作品(スーパーファミコン版 旧約・女神転生)

1995年にファミコン版女神転生I・IIのカップリングでリメイクされた。

 ・追加悪魔やマップの見直しなどの一方で音楽面での劣化が指摘される。(前述のカスタム音源が無いため。仕方ないね)

※編集者は未プレイなので詳しくは触れない。

関連動画

 

プレイ動画(未完~中盤まで)

関連商品

ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。

関連項目

  • 女神転生シリーズ
  • デジタル・デビル物語 女神転生(前作)
  • アトラス
  • 岡田耕始
  • 増子司
  • 金子一馬
  • 鈴木一也

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/15(月) 20:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/15(月) 20:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP