デュエル・マスターズ 単語


ニコニコ動画でデュエル・マスターズの動画を見に行く

デュエルマスターズ

3.8千文字の記事
これはリビジョン 1447066 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

デュエル・マスターズとは、アメリカのウィザーズ・オブ・ザコースト社が開発し、タカラトミーが発売しているトレーディングカードゲームである。

概要

2002年に発売し、現在でも根強い人気を誇る。主にコロコロコミックとのタイアップを図っているため、プレイヤーの多くは小中学生である。

「マジック:ザ・ギャザリング」をベースとした点が多く、一部の用語が共通している。
ライトユーザーとヘビーユーザーの差を少なくするために、頻繁に構築済みデッキやパックによる再録をしているのも特徴。

アニメも現在放映中。2005年にはロックマンエグゼと同時上映で映画化された。

ルール

プレイヤーは40枚(+サイキック・クリーチャー8枚)のカードでできたデッキを使用する。互いのプレイヤーは最初に5枚のカードを「シールド」として置き、更に5枚引いて手札とする。
プレイヤーはクリーチャーや呪文を駆使して相手のシールドを全て割り、相手に直接攻撃を与えることで勝利となる。
その他の勝利条件として

  • 相手の山札が0枚になる
  • 【究極銀河ユニバース】、【ケンゲキオージャ~究極火陥~】等の能力によるエクストラウィン

がある。

また、【光姫精霊ガブリエラ】、【無双竜機ボルバルザーク】などは、場合によっては自分が特殊条件で敗北する。

ターンの流れ

  1. ターンのはじめ
    「ターンのはじめに…」という能力はこのタイミングで使用・発動する。
  2. アンタップ
    自分のバトルゾーン・マナゾーンのカードを全てアンタップする。
    「サイレントスキル」の能力はこのタイミングで使用・発動する。
  3. ドロー
    山札からカードを1枚引く。
    原則1枚だが、クリーチャー等の能力によって余分に引ける場合もある。
  4. マナチャージ
    自分の手札からカードを一枚選び、逆さにしてマナゾーンに置くことができる。こちらも原則1枚。
    チャージの必要が無い場合はスキップすることも可能。
  5. メインフェイズ
    マナコストを払って、クリーチャーや呪文、クロスギア等を手札からプレイすることができる。
  6. バトルフェイズ
    バトルゾーンに出したクリーチャーを使い、タップされている相手クリーチャーもしくはシールド(相手プレイヤー)に向かって攻撃する。攻撃したクリーチャーはタップされ、無防備の状態になる。
    相手クリーチャーに攻撃した場合はバトルとなり、パワーの高い方が勝利する。バトルに負けたクリーチャーは墓地へと置かれる。
  7. ターンの終わり
    「ターンの終わりに…」という能力はこのタイミングで使用・発動する。
  8. 相手ターンへ

自分のクリーチャーと相手のクリーチャーの能力が同時にトリガーする場合があるが、その場合はアクティブ・プレイヤー(現在ターンを行っているプレイヤー)が優先される。

カードの種類

文明

デュエル・マスターズの世界には5つの文明が存在する。

光文明
MTGでいう白。相手の攻撃から守る、相手の動きを封じる、場を制圧することに長けている。
水文明
MTGでいう青。手札補充やバウンス、ブロックされないなどトリッキーな動きを得意とする。
闇文明
MTGでいう黒。手札や相手クリーチャーの破壊、墓地関連の能力が多い。
火文明
MTGでいう赤。速攻や火力指定による除去など、攻撃的な戦法を用いる。ドラゴンの種類は最も多い。
自然文明
MTGでいう緑。マナブーストを得意とする。クリーチャーのサーチなどの能力も多い。

これらの文明のいずれか或いは全てを含めた「多色(レインボー)カード」も存在する。

クリーチャー

いわゆる「モンスターカード」。マナゾーンにあるマナをコストとして払って「召喚」する。
クリーチャーはパワーと種族を持ち、前者はバトル時に、後者は進化やクリーチャーの能力を使用するときに影響してくる。
バトルゾーンに出したターンは「召喚酔い」し、攻撃に参加することはできない。

基本的にクリーチャーがいないとゲームに勝利することはできない。

進化クリーチャー

2弾から登場。
条件を満たしている時に進化元となるクリーチャーの上に重ねて召喚する。指定される条件は主に種族。「召喚酔い」をすることがないため、出したターンにすぐ攻撃できる。

バトルゾーンに出ているクリーチャーの上に重ねる通常の進化のほかに、

  • 2体を重ねて出す「進化V(ボルテックス)」:12弾から
  • 3体を重ねて出す「進化GV(ギャラクシーボルテックス)」:19弾から
  • 墓地のクリーチャーを重ねて出す「墓地進化」:32弾から
  • 手札のクリーチャーを重ねて出す「手札進化」:32弾から
  • マナゾーンのクリーチャーを重ねて出す「マナ進化」:28弾から

などがある。

サイキック・クリーチャー

36弾から登場。これらのカードはデッキには入れられず、「超次元ゾーン」(他ゲームのエクストラデッキやサイドデッキに相当する)のカードとなる。入れられるカードは8枚まで。

コストを払って召喚することはなく、超次元呪文やクリーチャーの効果によって呼び出す。バトルゾーンに出た後の扱いは通常のクリーチャーと同じ。
最大の特徴として「覚醒」が挙げられる。簡単に言えば「裏返る」。条件を満たすことで覚醒し、より強力な能力を使うことができる。また、一部のサイキック・クリーチャーには「解除」があり、除去される代わりに一度だけ元の状態に戻る。
なお、覚醒した場合は「召喚酔い」が消える。

呪文

コストを払うことで、魔法のような能力を発動できる。
非常に強力だが、相手のシールドを直接割ることのできる呪文はごく一部しかないため、呪文だけで勝利することは難しい。

クロスギア

14弾から登場。いわゆる「装備カード」。
コストを払うことでバトルゾーンに「ジェネレート」し、再度コストを払うことでクリーチャーに「クロス」する。クロスされたクリーチャーはクロスギアの能力を得、パワーアップする。
クリーチャーが破壊されてもクロスギアはバトルゾーンに残る。そのため、クロスギアを直接破壊する効果でないと場から離れることはない。
なお、再度コストを払うことで他のクリーチャーにクロスしなおすことはできるが、外すことはできない。

17弾にはクロスギアの上に重ねる「進化クロスギア」が登場。その後はしばらく身を潜めていたが、28弾で「サムライ」の種族を持つ「サムライクロスギア」が登場した。

30弾から登場。
自分のシールドゾーンのカード1枚を選び、その上に重ねて「要塞化」する。要塞化することで能力を発揮する。
その城が要塞化しているシールドを割ることで破壊することができるが、中には最後の1枚になるまで相手の攻撃を回避する能力を持つ城も存在する。
シールドに干渉せず城のみを除去するカードは現在非常に少ない。(例:【無限超竜ボルザード】のメテオバーン効果など。)

殿堂入りカード

いわゆる「制限カード」。強すぎるカードにこの称号が与えられ、デッキに1枚しか入れることができなくなる。
主にその時の環境の中心となっているカードが選ばれる。また、【母なる紋章】や【インフェルノ・サイン】など、過去に殿堂入りしたカードの調整版として出されたカードも殿堂入りすることもある。

  • ディープ・オペレーション
  • ストリーミング・シェイパー
  • エメラル
  • アストラル・リーフ
  • クローン・バイス
  • 予言者マリエル
  • 魂と記憶の盾
  • アクア・ハルカス
  • パシフィック・チャンピオン
  • インフィニティ・ドラゴン
  • 超竜バジュラ
  • バジュラズ・ソウル
  • 母なる紋章
  • 英知と追撃の宝剣
  • 雷鳴の守護者ミスト・リエス
  • 不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー
  • 超次元ドラヴィタ・ホール
  • 天雷の導士アヴァラルド公
  • インフェルノ・サイン
  • パラダイス・アロマ
  • スパイラル・ゲート
  • 蒼狼の始祖アマテラス
  • 龍仙ロマネスク
  • エンペラー・キリコ
  • 光牙忍ハヤブサマル
  • ラッキー・ダーツ
  • 転生プログラム
  • ハイドロ・ハリケーン
  • 魔光蟲ヴィルジニア卿
  • 龍神ヘヴィ
  • 威牙の幻ハンゾウ
  • 邪神M・ロマノフ
  • 斬隠オロチ
  • 再誕の社
  • ダンディ・ナスオ
  • 王機聖者ミル・アーマ

 

プレミアム殿堂入りカード

いわゆる「禁止カード」。殿堂入りしても強すぎる(壊れ)カードにこの称号が与えられ、デッキに入れることが禁じられる。
基本的に一度殿堂入りしたカードが選ばれる(昇格する)が、【アクア・パトロール】等の例外は即座にこの措置がなされる場合がある。

  • 無双竜機ボルバルザーク
  • ヘル・スラッシュ
  • ロスト・チャージャー
  • フューチャー・スラッシュ
  • ボルメテウス・サファイア・ドラゴン
  • アクア・パトロール
  • 炎槍と水剣の裁
  • スケルトン・バイス
  • 母なる大地
  • 凶星王ダーク・ヒドラ
  • 呪紋の化身
  • ソウル・アドバンテージ
  • インフェルノ・ゲート
  • 聖鎧亜キング・アルカディアス
  • アクアン
  • サイバー・ブレイン

 

プレミアム殿堂超次元コンビ

 使用することを禁止されるカードの組合せ。単独で入れることは構わないが、同時にデッキと超次元ゾーンに入れることを禁止される。実質プレミアム殿堂コンビと変わらない。

  • 時空の支配者ディアボロス Z(最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z)&超次元バイス・ホール

ニコニコ動画上での扱い

主に対戦動画やパック開封動画が上げられている。

知名度やネタの多さもあってか、遊戯王に比べると影は薄く、動画の数は少ない。

関連動画

関連商品

ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。

関連コミュニティ

ニコニコミュニティは2024年8月に終了しました。ニコニコミュニティは2024年8月に終了しました。

関連サイト

関連項目

  • トレーディングカードゲーム
  • マジック:ザ・ギャザリング
  • 遊戯王
  • ディメンション・ゼロ
  • コロコロコミック
関連記事

子記事

兄弟記事

  • なし
記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/20(土) 17:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/20(土) 17:00

ポータルサイトリンク

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP