| 1989年 | 1990年 | 1991年 |
|---|---|---|
| のび太の日本誕生 | のび太とアニマル惑星 | のび太のドラビアンナイト |
『ドラえもん のび太とアニマル惑星』とは、映画ドラえもんシリーズ第11作である。1990年3月10日公開。同時上映は『チンプイ エリさま活動大写真』。
主題歌は『天までとどけ』。作詞:武田鉄矢、作曲:堀内孝雄、編曲:原田末秋、歌:武田鉄矢。
ある夜、廊下に現れたピンクのもやをくぐったのび太は森の中に迷い込む。そこは動物たちが人間の言葉で話す「アニマル星」の禁断の森という場所だった。翌日、ドラえもんとともに再度アニマル星に訪れたのび太は、禁断の森の外にある町に住むチッポという犬の少年を見つける。
翌日の夜も寝ぼけたのび太は、再びあのもやの中に入り込んだことに気付き、昨日の世界は夢ではなかったと確信。後を追ってきたドラえもんと共にアニマル星を探検する中で、のび太はドラえもんと共に川で溺れていたチッポに再び遭遇し、友達になる。
一方、のび太達を追いかけてピンクのもやを通ってアニマル星にやってきたジャイアンとスネ夫は、もやを彷徨う内に"恐ろしい何か"に遭遇してしまう…
映画公開から2年半後の1992年12月14日にゲームボーイ用ソフトとして「ドラえもん2 アニマル惑星伝説」が発売されている。
開発はアージェント(アジェンダのゲーム部門で現在は閉鎖)、販売はドラゲーでお馴染みのエポック社。スタッフにはエポック社から出向している沓掛隆志氏も見られるなど、過去のドラゲーを歴任した人物も見られる。
フィールドマップを歩きながら、30種類以上のステージがプレイできる横スクロールアクション。
ゲーム性は巨大なボスキャラが出る、複数のひみつ道具を使いこなし攻略するなど『ロックマン』シリーズに近い。
この作品の発売年は「雲の王国」が最新作であるはずだが、あえて本作をゲーム化している辺り、ゲーム化し易い題材としてよく見極められて作られている事が分かる。実際、チッポらゲストキャラクターを含めた日常パートや掛け合い演出はパターンが多くよく出来ており、難易度もヌルくもなく難しすぎないレベル、操作感覚や画面の切り替え時のテンポも良好で、更には会話のスキップ機能もあるなどストレスなく遊べる出来である。
ボリュームもあり、手堅い内容であることから近年はRTAに挑戦する動画も増えている。
後年発売されたGBのドラゲーでは「ドラえもんカート」シリーズがクソゲーとして評価される中、本作に関してはむしろ隠れた名作と評価する声もある。またBGMがやたらカッコ良く、この点でも評価が高い。
ただし「スーパーマリオ」シリーズのように一撃死である為、覚えゲーの要素が多少人を選ぶ事と、ニムゲが完全な悪役であるといった原作改変要素がある事など評価が分かれる部分もある。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/12(金) 21:00
最終更新:2025/12/12(金) 21:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。