ナイトメアウィザード

ナイトメアウィザードとは、星のカービィ　夢の泉の物語及びリメイク作の夢の泉DX、アニメカービィに登場するキャラクターである。

夢の泉の物語(夢の泉DX)では

本作のラスボス。スターロッドが安置されている夢の泉に出現し、プププランドの住人全てに悪夢を見せようとしたがナイトメア復活の兆候を察知したデデデ大王がスターロッドを分割して手下に配ったため、復活できずにいた。しかし事情を知らないカービィが手下を全て倒してスターロッドを完成させ、元の位置に戻したことからナイトメアは復活。中に悪夢が詰まっているというナイトメアパワーオーブ(星模様が付いた黒い球体)の状態で、ようやく事情を知ったカービィと対峙する。戦闘は横シューティングゲームで、パワーオーブの放つ星を回避しながらスターロッドから出る星を当てる。だが制限時間が存在し、時間が掛けすぎると朝と夜の間(夢の泉DXでは地面と天井)に挟まれて即死してしまう。
パワーオーブを撃破すると、決戦の場は月へ移行。そこでパワーオーブは正体を現し、ナイトメアウィザードとなる。ワープを使って移動し、指先や身体から星を出して攻撃してくる。弱点は身体の部分だが、普段はマントに隠されていてダメージが通らない。ナイトメアが攻撃をする際、身体を露出させるので、その時に星を当てるとダメージとなる。また、体力が半分以下になると新たな攻撃技が追加される。ナイトメアウィザードを撃破するとエンディング。ナイトメアが倒された際に起きた断末魔の爆発は満月が三日月になってしまうほどの破壊力であった。

アニメカービィでは

魔獣通信販売会社「ホーリーナイトメア社」の社長で、ラスボスでもある。CVは銀河万丈。ナイトメア大要塞を拠点とし、内部で多数の魔獣を産出・育成して各惑星に販売している。接客業、アフターサービス、料金の取り立て等は全てカスタマーサービスに任せている。カービィを魔獣として生み出したのもナイトメアだが、生まれつき正義の心を持っていたためカービィは大要塞から追放された。
数万年前にナイトメア社は自由を愛する星の戦士団・銀河戦士団と激しい戦いを繰り広げており、多数の魔獣が倒されたが損害を上回る数の魔獣を生み出す事で勝利している。一方、星の戦士団は敗れたが各地に潜伏して反撃の機会を窺っていた。中には負けた事を知らずに潜伏している戦士もいる。

99話ではナイトメア大要塞の迎撃を掻い潜って、要塞内部に侵入してきた戦艦ハルバードの前に出現する。実体の無い幻のような存在のため、いくら攻撃しても全く受け付けなかった。その後、フームを人質にしてカービィを誘導。フームにカービィの夢の中を見せ、眼前でカービィを甚振ろうとしたがフームの持っていたワープスターを飲み込んだカービィが伝説の武器スターロッドを手にしたため形勢逆転。そのまま葬られてしまう。ちなみに実体の無いナイトメアを倒すのは夢の中でしか出来ない。

「カービィの関心は食べる事だけのようだ」

関連動画

関連項目

• アニメカービィ
• 夢の泉の物語