メタナイトとは、星のカービィシリーズの登場キャラクターである。
カービィ達の住むポップスターでは珍しく、シリアスでハードな雰囲気を漂わせる仮面の騎士。それ故か世界一カッコイイ一頭身などと評される。ギャラクシアという名の専用の両刃剣を持ち、素早い動きと多彩な剣技で華麗に戦う。プププランドの現状を良く思わないが為に自ら謀反を起こしたり、カービィに敗北すれば自分を鍛え直す修行の旅に出たりと、かなり冷徹でストイックな性格の持ち主。仮面の下の顔はカービィと瓜二つだが、両者の関係は未だ不明のまま。
武装豊富で巨大な飛行戦艦ハルバードを所有し、メタナイト軍団(一部のエリートの部下達はメタナイツと呼ばれる)を率いて活動している。たまに勘違いされるが、デデデ大王とは従属関係にある訳ではなく、あくまで個人の意志で行動しているようだ。
ボスとして相対する時は誰の邪魔も入らず必ず1対1で、場合によっては剣同士の一騎打ちを要求してくるなど、彼の騎士道精神が見受けられる。作品ごとに差異はあるがカービィと一定の間合いを保ち、不意に切りつけてきたり、大技を放つという戦闘スタイルが定番となっている。作品ごとの細かい設定は以下の通りである。
初登場作品(FC)とそのリメイク(GBA)。LEVEL6のボスとして登場。
何故かカービィに無敵キャンディーを与えて去っていったり(リメイク版では普通に置いてある)、しばしば部下のメタナイツ達を仕掛け、まるでカービィの実力を見る様になっている等、当初から中立的な存在として描かれていた。
カービィと剣で戦おうとするスタイルはこの時から健在。公式絵での配色は体が黒く、仮面と足が紫色でマントは赤い。ちなみにゲーム内のグラフィックでは肩当てが確認できるが、何故か公式絵には描かれていない。
夢の泉DXでは、隠しモード「メタナイトでゴー!」でメタナイトを操作できる。
HPは3しかないがカービィより素早く糸を斬ることは勿論、導火線に火を点けられるし、杭を打つこともできる。
戦いはデデデ大王を倒すまでセーブは不可である。ちなみにステージ6ではメタナイトとミラーマッチとなる。
なお、アニメの影響もあって『夢の泉DX』以降は完全なレギュラーキャラとなり、シリーズ全作品に何らかの形で登場するようになる。
ある条件を満たすとクラッコランドに出現する。
ちなみにゲームボーイでメタナイトが出演したのはこの作品だけである。
「メタナイトの逆襲」に登場。堕落した(と本人が思っている)プププランドを粛清する為、戦艦ハルバードで制圧にかかる。それを阻止するべく現れたカービィをあの手この手で撃退しようと奮闘するが、次第にハルバードがカービィによって破壊されてゆき作戦は失敗。部下が先に脱出する中、自ら単身でカービィに一騎打ちを挑むが敗北。敗れた後も羽を生やしどこから取り出したのか一騎打ちで割れた仮面を新調してカービィを追って一矢報いようとするが取り逃がし、自らもハルバードを脱出した。
この作品で初めてコウモリの様な羽を使った飛行能力を披露した。また、『夢の泉の物語』登場時と比べデザインも多少変更されており、体色は青くなり、手には指が描かれ、仮面は白く、さらに装飾も追加された。剣やマントのデザインも派手になっている。性格・口調等も初めて明確に描かれ、現在のメタナイトの方向性・人気を決定付けたと言える。
リメイク版であるウルトラスーパーデラックスにある隠しモード、「メタナイトでゴーDX」でもメタナイトを操作することができる。「メタナイトでゴー!」同様、メタナイトは全てのギミックを発動させることができ、カービィより素早く脆い。
全部で5レベル存在し、最後は専用ボス、銀河最強のしいたけギャラクティックナイトと対決する。
SFC版のおはなしモードとVSモードに登場。
メタナイトのキャラ崩壊がすごい事になっている為、ある意味必見である。
一定の条件を満たすとエアライドとシティトライアルのドライブで使えるようになる。
性能はウィングカービィにソード能力が使えるようになった感じで加速力と飛行能力が高く、スピンアタックが強力。
ただしチャージできない、スタースリップが使えない、コピーができない為、順位を抜かされてしまったり上位と差が付けられたら逆転しにくいという欠点がある。さらに飛行能力や加速力はウィングカービィに完全に劣っており、武器による攻撃はソードの劣化版。
故にエアライド最弱のキャラと言われてしまっている。
操作キャラではないが、主要キャラとして登場。
カービィより先に異変が起こった鏡の国に行くものの、そこで出会った自身の心の闇「ダークメタナイト」に倒されて鏡の国に監禁されてしまう。
この作品からメタナイトは立場上カービィの味方として行動する事が多くなり、戦闘前に剣を渡される事も少なくなる。
ある条件を満たすとメタナイトボールとして使えるようになる。
ダッシュが高く剣で攻撃できるが体力が3しかない(全5種類中最低)ため上級者向け。タイムアタックで真の力を発揮してくれるはず。
レベル7のボスとして登場。
ダークゼロの復活を阻止するため、ダークゼロが入っていた宝箱をカービィから奪い取り、戦艦ハルバード内で戦いを挑んでくる。ちなみに戦闘BGMは何故かデデデ大王のものである。
スペースランドのボスとして登場。
プププランドの異変に気付くものの、アミーボ・アモーレに捕まって、操られてしまう。
ちなみに本作ではメタナイトを倒しても彼の素顔を拝むことはできない。残念。
撃破後はプププランドの状況を説明したり、ラスボス戦でメタモルリングを渡すなどしてカービィに協力してくれる。
本編での出番は無いが、サブゲームの「空中探検隊EOS」と「カービィマスター」に登場する。
操作キャラの一人として登場。カービィやバンダナワドルディ、デデデ大王と共にローアのパーツを探しに旅に出る。
キャラとしての性能はソードとウィングの能力を併せ持つ感じで、『スマブラX』における上必殺技であるシャトルループ(滑空攻撃も可能)も使うことができる。ただし他のキャラ3人よりHPは低い。
ちなみに彼のマントに関してだが、この作品では元の「羽に変化させられる」という設定が無くなり、「マントは単なる衣装で羽は元から身体に生えている」ということになっている。
OPとEDに登場。収録されている夢の泉の物語、スーパーデラックス、アニメにも登場している。
本編やすれ違い通信であつまるキーホルダーの柄として登場する。
他にもコピー能力でもあるサーカスのバルーンアートとストーンの柄として登場する。
だがストーリーに関わらない為かメタナイトご本人は本編及びサブゲームにはまったく登場しない。
メタナイト“本人”が登場しないのであって、『鏡の大迷宮』のダークメタナイトが復活を果たした「ダークメタナイトリベンジ」が、クリア後にプレイできる「デデデでゴー!」のラスボスとして登場。撃破後は「真・格闘王への道」でも戦える。
残念ながら前作に続いて本編での出番は無し。
ただし、宝箱の中にメタナイトのフィギュアが存在したり、メタナイトのamiiboを使うことでカービィにメタナイトのお面を装備させて貫通能力をつけることができる。
あとエリーヌのひみつノートにもいることはいるが、カービィからの伝聞によるイメージイラストのためかタキシード仮面を一頭身化させたような腹筋に悪いビジュアルにされている。
『スマブラfor』の新デザインが逆輸入され、こちらでも両手に籠手を装着するようになった。マントに関しては『Wii』とは異なり、再び羽に変形する設定に戻った模様。
ハルトマンワークスカンパニーによるポップスター侵略が始まった事を逸早く察知し、戦艦ハルバードを発進させて敵の母艦に突撃するがあえなく撃退される。そしてメタナイト自身も敵に拘束され、本人の意思とは無関係に動くサイボーグ兵士「メタナイトボーグ」に改造されてしまう。
メタナイトボーグとして相対する際は、ハルトマン社によってジェットパックやモノアイ式レンズなど様々な兵器が取り付けられており、使用する剣もビームサーベル状に変化している。エリア4で一度撃破した後もエリア6で再び「メタナイトボーグ改」として大型アップデートされた上で再戦する事になる。カラーリングが赤を基調としたものに変わる他、背中にはサソリの尾のような巨大なアームを装備し、一戦目より強力な攻撃を繰り出してくる。
メタナイトボーグ改の撃破に成功すると、本編としてはかなり久々に素顔を晒し正気を取り戻して飛び去っていくが、彼の出番はここで終わりではない。暴走したマザーコンピューター「星の夢」を止めるべく最後の戦いに赴こうとするカービィの元へハルバードと共に援護に駆けつけてくれる。そしてカービィが乗り込むロボボアーマーとハルバードが文字通りの融合を果たした「最終決戦艦ハルバードモード」でカービィと共に星の夢に立ち向かう。
さらに、ストーリーモード全編クリア後にはシリーズで三度目となる専用スピンオフモード「メタナイトでゴー リターンズ」が解禁。基本的な仕様は『USDX』から変わっていないが、『Wii』で実装された「シャトルループ」、またも『スマブラ』からの逆輸入となる「ギャラクシアダークネス」といった技や、メタナイツを召喚して敵に大ダメージを与える「メタナイツでゴー!」という新たな必殺技が追加されている。
『セイントスクエアーズ』のボスキャラクター(従来でいう2面ボス)として登場。基本的に剣を使って戦うが、ジャマハートの影響を受けて僅かな邪心を増幅させられているせいか『TDX』のダークメタナイトのように分身技も使う。一度セイントスクエアーズをクリアするとドリームフレンズとして仲間にでき、更に条件をクリアすれば一部モードで操作可能となる。
素の使い勝手については今までと大差無いが付加属性によって挙動が変わる他、アプデでカウンター技として「ギャラクティックカウンター」が追加されている。
「アナザーメタナイト」や「バルフレイナイト」が登場しまたしてもナイト系の仲間が増えた。
ワドルディの街に「コロシアム」が完成すると飛来、以降コロシアムに居座りボスラッシュで戦う事が出来る様になる(ようするに本編での出番はなし)ガチャルポンでの解説によると、カービィたちの後に新世界へたどり着いており、新世界の調査を進めていたがビースト軍団からワドルディを守るために町に戻ってきたという。デデデ大王と同じくID-F86からのテレパシーによる洗脳を受けていたが、精神との戦いに打ち勝って洗脳を破った。後にこの時の情報をもとに「メタナイト・幻」が誕生する。
最初の難易度、メタナイトカップをクリアするとメタナイトソードを作れる様になり、ソードカービィでメタナイトの剣技を振るう事が出来る様になる。
CV:私市淳
デデデ大王に仕える、”星の戦士”の生き残り。カービィの先輩的存在で、カービィとフームをサポートする役として活躍している。部下にソードナイトとブレイドナイトがいる。
性格はまじめでクールな柄であるがナルシストで天然じみている所もある。
カービィに対するストーカー行為、低所恐怖症の可能性、このアニメの見どころの一つである問題発言をメタナイトもしていたりと注目すべき所はいっぱいあるので見る機会があったら是非見てみよう。
なお、パイロット版では魔獣(カービィの敵)として登場し、なすすべもなくカービィにやられる役だった。
フィギュアで登場。地味に初めてメタナイトが3D化された作品でもある。
ファイターの一人。カービィ並に吹っ飛びやすい、飛び道具を持たない、緊急回避時間が短い、相殺判定を持たない技が多い、単発の攻撃力が低いという弱点を持つが、それらを十分に補える機動力、攻撃速度、リーチ、復帰能力、強力な技(主にマッハトルネイド、シャトルループ、下スマッシュ、滑空攻撃)などを持つスマブラXどころかシリーズ髄一の厨キャラ。困った時のメタナイト
CVはアニメ版と同じく私市淳。
勝利ファンファーレはカービィとデデデ大王とは違う物が用意されている。
亜空の使者では、戦場の砦にて亜空が広がる光景を前に立つマルスに急に襲い掛かり戦いを挑むが、途中で敵対勢力の亜空軍が現れ共闘。おそらくマルスを亜空軍の者と勘違いしたのか。その後は氷山の天辺でルカリオにも戦いを挑み友情を育んだ。
戦艦ハルバードを亜空軍に強奪されている。実はデデデのバッジで復活する計画を知っていたがムービーがカットされた為、作中ではそれが分かる描写は無い。
また、メイ・リンにナルシスト呼ばわりされている。
前作に引き続き大・参・戦!!参戦。籠手を装備している。
WiiU版では前作にあった彼のステージである戦艦ハルバードも続投している。
キャラ性能に関しては、前作で明らかにぶっ壊れていた復帰能力や攻撃速度・判定、硬直の短さ等にかなりの修正が加えられ、大分落ち着いた性能になった。とはいえ、依然として空中戦と技の差し込みには強く、ダッシュ攻撃や下投げから始動する高火力コンボや、横スマッシュや下必殺技などふっ飛ばし力が大幅上昇している技もある関係で、強キャラの地位は保っている。
ちなみにMiiファイターの装備にメタナイトのぼうし(どうみても被り物だが)が用意されており、彼のコスプレも可能となっている。
全員参戦につき続投。
前作をベースに肩当てと靴のデザインが変更された他、目が暗くなるといったエフェクトが追加された。
最後の切りふだは相手の背後に分身を生み出して挟み撃ちにする空中で連続で斬撃を浴びせる「ダークネスイリュージョン」に変更されている。
海外版のす~ぱ~ぷよぷよのキャラ差し替え版でルルーポジションとして登場する。
メタナイトが負けると剣でなく白旗を持つ。
上記のように数々の作品にて(ほぼ)クールでかっこいいキャラとして描写されていたのだが、2016年のカービィカフェのメニューで起き掛けにいきなりアフォガードを食べたり、夜な夜なこっそりパフェを食べているなど突如として甘党キャラを暴露されることに。その後の公式サイトやメディアミックスでの描写を見るにどうやらこの設定は公式からも定着したものとみなされているようである。実に20年以上隠し続けていた計算になる。
苦労人且つ常識的なメインキャラとして登場。
ゲームと同じく冷静沈着で正義感の強く、知的な性格となっている。
そして宇宙に知れ渡るほどの有名な戦士でもあり、交友関係はとても広い。
トラブルメーカーであるカービィとデデデを毛嫌いしているが、それでも強力や共闘をしている上、彼らの実力を認めているところもあるため(特にカービィ)、完全に敵対しているわけではない。
しかし強いものに挑むのが好きな戦闘狂なところもあり、タガが外れたら一切話しを聞かず襲いにかかるという危険なところもある。カービィに一目置くのは、彼が自分と違い戦闘中も常に他者を思いやる心を忘れないからというのもある。
部下にバル艦長、ソードナイト、ブレイドナイト、アックスナイト、メイスナイト、トライデントナイト、ジャベリンナイトがいる。
仮面を取ったらカービィ似のかわいい顔が出てくる事から、それを描いたりする動画も多数。
また、アニメ版における彼のイメージに似つかわしくないシュールな言動、台詞を使ったMAD等も多く存在する。
掲示板
1222 ななしのよっしん
2024/08/14(水) 21:33:52 ID: IxStWq1szo
USDXでは「剣にやどるはむげんのパワー」RBPでは「万能の剣」と言われてるな
1223 ななしのよっしん
2025/04/10(木) 18:18:47 ID: rLkM3IYJUn
もしアニカビがなかったら今もカービィの敵側ポジションだったのかな?
スマブラではアニメカビ前のアンケートでは次回作に欲しいキャラの上位にいなかったみたいだし
1224 ななしのよっしん
2025/04/10(木) 18:25:29 ID: oSC6WvJJDi
メタナイトの逆襲の時点で、夢の泉の物語からの再登場&重要キャラとして抜擢
と当時でも別格の待遇だしなぁ
夢の泉でもただのステージボスじゃない立ち位置だったし
急上昇ワード改
最終更新:2025/04/28(月) 00:00
最終更新:2025/04/28(月) 00:00
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