ニチアサキッズタイムとは (ニチアサキッズタイムとは) [単語記事]

ニチアサキッズタイムとはテレビ朝日系列日曜朝7:00～9:00の枠の愛称である。

概要

毎週日曜日の朝に放送されている小学生以下をメインターゲットとする4番組枠の愛称として、2007年に命名された。編成内容は以下の通り。

時間帯	シリーズ	現在放送中
7:00～7:30	バトルスピリッツシリーズ	バトルスピリッツソードアイズ
7:30～8:00	スーパー戦隊シリーズ	特命戦隊ゴーバスターズ
8:00～8:30	平成仮面ライダーシリーズ	仮面ライダーウィザード
8:30～9:00	プリキュアシリーズ	ドキドキ！プリキュア

※地域によっては放送時間が異なったり、他系列局で放送されている場合もある。

このうち戦隊～ライダーの1時間枠は、すでに2003年9月からスーパーヒーロータイムとして設定されており、ニチアサキッズタイム誕生後も継続している。このため、枠内にさらに枠が存在するというやや特殊な状況となっている。
また、これにプリキュアを加えた3番組は、いずれも東映系列の制作ということもあって続けて視聴する人も多く、合同でのショーやイベントが開催されることもある。

現在、バンダイは4番組全てにメインスポンサーとしてついている。このため、スーパーバンダイ販促タイムと呼ぶこともできる時間帯である。
玩具売上については、戦隊・プリキュアは概ね100億円をボーダーラインとしており、これに届かなかった場合は商業的失敗と見なされることが多い。ライダーもかつては100億超えが目安であったが、仮面ライダーW以降のいわゆる第2期平成ライダーは200億円を軽く超えており、ガンダムシリーズをも抜いてバンダイのトイホビー事業のトップに立った。バトルスピリッツは他の3作品に比べると売上は低いが、カードゲームアニメとしては十分な成功を収めており、売上は年々増加している。

毎年11月の第1週は、全日本大学駅伝中継のためライダーとプリキュアは放送を休止。6月の第3週は全米オープンゴルフ中継のため4番組全てが放送休止になる。
他にも、年末年始やオリンピック開催時には特番が入ることも多いため、1年間の放送であっても話数が50話に届かない場合も多い。

年に数回ニチアサキッズ合体スペシャルと称し、4番組合同でのプレゼント企画などが行われていたが、2010年を最後に行われていない。そもそも2011年からは6:30～7:00の時間帯にもアニメ枠が設置されたので、ニチアサキッズタイムの定義自体曖昧になりつつある。

各時間帯の歴史

7:00～7:30

1998年に、勇者シリーズの後番組として土曜の17:00に放送されていたBビーダマン爆外伝がこの時間帯に移動したのが始まり。故に4枠の中では最も歴史が浅い。
2年単位でシリーズが切り替わることが多かったが、2008年からは一貫してバトルスピリッツが放送されている。

移動前の勇者シリーズと同様に、全てメ～テレ（名古屋テレビ放送）の制作。同じく、ほとんどの作品においてサンライズがアニメーション制作を担当している。

7:30～8:00

1997年に、それまで金曜の17:30放送だった電磁戦隊メガレンジャーがこの時間帯に移動した。金曜ﾄﾊｵｻﾗﾊﾞｯｯｻｰ!これにより、現在のスーパーヒーロータイムのフォーマットが完成。
以降、現在に至るまでスーパー戦隊シリーズが続いている（枠の誕生以来同じシリーズが継続しているのは4枠の中で唯一）。

8:00～8:30

かつて日曜の9:30に放送されていた機動刑事ジバン（1989年）が、第10話より繰り上げられる形でこの時間帯に変更。そして1998年のテツワン探偵ロボタックまでメタルヒーローシリーズが継続。
1999年の燃えろ!ロボコンを経て、2000年の仮面ライダークウガより平成仮面ライダーシリーズの歴史が始まった。