ニューイヤーズデイ(New Year's Day)とは、2011年生まれの
アメリカ合衆国生産の競走馬である。
父Street Cry、母Justwhistledixie、母父Dixie Unionという血統。
父ストリートクライはドバイワールドカップ優勝など12戦5勝で競走馬としても優秀だったが、種牡馬としては*ストリートセンス、ゼニヤッタ、ウィンクスなど自身以上の大物を送り出した大種牡馬。
母ジャストホイッスルディキシーはGIIを2勝でGIエイコーンSでも2着など12戦5勝。
母父ディキシーユニオンはGIハスケル招待Hなど12戦7勝。種牡馬としても多くの重賞馬を送り出している。
アメリカの馬産の中心ケンタッキー州で生産され、1歳馬のセールで42万5千ドルでウェスト夫妻の代理人ベン・グラス氏が落札し、アメリカ競馬の殿堂入り調教師にして後に2頭のアメリカ三冠馬も手掛けることになるボブ・バファート調教師に預けられた。
ニューイヤーズデイは8月18日にデルマー競馬場のポリトラック5.5ハロンの未勝利戦でデビューした。ここでは後方からの競馬となり外から追い上げるも3着に敗れた。2週間後同競馬場の1マイルの未勝利戦に出走すると逃げ馬を見る2番手でレースを進め、最後の直線で抜け出し3/4馬身差で勝利した。
その後ニューイヤーズデイは走りにキレが増したので、11月2日に行われるブリーダーズカップ・ジュヴェナイル(サンタアニタパーク競馬場・8.5ハロン・GI)に出走することになった。ここではシャンペンS(GI)優勝のHavanaが1番人気に支持され、さらにはホープフルS優勝のStrong MandateやフューチュリティS優勝のWe Miss Artieなど相手が揃った。レースではニューイヤーズデイは中団につけ、最後の直線に入るとHavanaが抜け出したが、ニューイヤーズデイは内ラチ沿いから追い上げ、Havanaを交わし1馬身1/4差で1着でゴールした。
しかし12月下旬に入って左後肢の種子骨に異常が見つかったため、12月26日に引退・種牡馬入りが発表された。ベン・グラス氏は「彼ともっと多くのレースに勝ちたかったが、それは最善ではないと判断した」と述べた。
この年のエクリプス賞最優秀2歳牡騸馬においては99票を得たが、タイトルはキャッシュコールフューチュリティ(GI)など3戦3勝の騸馬Shared Belief(115票)に譲った。
ニューイヤーズデイはケンタッキー州のヒルンデールファームで12,500ドルの種付け料で供用されたが、2018年にはブラジルに売却された。その後産駒からMaximum Securityが出て活躍したが、そのさなかの2019年に社台グループが購入し、日本で供用されることになった。2020年から日本での種付けが開始し、種付け料は300万円に設定された。日本での初年度産駒は2023年にデビューし、その中からエートラックスが兵庫チャンピオンシップで初のグレード競走勝利を挙げている。
| Street Cry 1998 黒鹿毛 |
Machiavellian 1987 黒鹿毛 |
Mr. Prospector | Raise a Native |
| Gold Digger | |||
| Coup de Folie | Halo | ||
| Raise the Standard | |||
| Helen Street 1982 鹿毛 |
Troy | Petingo | |
| La Milo | |||
| Waterway | Riverman | ||
| Boulevard | |||
| Justwhistledixie 2006 黒鹿毛 FNo.8-c |
Dixie Union 1997 黒鹿毛 |
Dixieland Band | Northern Dancer |
| Mississippi Mud | |||
| She's Tops | Capote | ||
| She's a Talent | |||
| General Jeanne 1999 鹿毛 |
Honour and Glory | Relaunch | |
| Fair to All | |||
| Ahpo Hel | Mr. Leader | ||
| Tiy |
クロス:Mr. Prospector 3×5(15.63%)、Hail to Reason 5×5(6.25%)、Natalma 5×5(6.25%)
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最終更新:2025/12/06(土) 06:00
最終更新:2025/12/06(土) 05:00
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