ファイアウォール・ドラゴン 単語


ニコニコ動画でファイアウォール・ド…の動画を見に行く

ファイアウォールドラゴン

3.5千文字の記事
これはリビジョン 2513510 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

これは…
俺のデッキに眠るサイバースの新たな鼓動。
お前はまだ消えていないのか?

モンスターをリンクマーカーにセット!
サーキットコンバイン!
これがサイバースの新たな可能性だ!

現れろ、LINK-4!

《ファイアウォール・ドラゴン》!!

ファイアウォール・ドラゴンとは、アニメ「遊☆戯☆王VRAINS」に登場するカードである。

概要

遊戯王OCGでは、2017年4月15日発売のCODE OF THE DUELISTにて登場。
後に週刊少年ジャンプにて絵柄違いのカードが収録。この絵柄については後述する。

リンク・効果モンスター

LINK-4/光属性/サイバース族/攻 2500
【リンクマーカー:上/左/右/下】
モンスター2体以上
(1):このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、
このカードと相互リンクしているモンスターの数まで、
自分または相手の、フィールド・墓地のモンスターを対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。 この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードのリンク先のモンスターが、戦闘で破壊された場合、
または墓地へ送られた場合に発動できる。手札からモンスター1体を特殊召喚する。

モンスター2体以上が要件とされているが、LINK-4であるため、召喚補助なしで出すためには4体ものモンスターを用意しなければならず、極めて重いモンスター。
これを苦も無く行うことのできる程の展開力がある【インフェルニティ】では、普通に展開するのは勿論、効果を使い切った後のエクシーズモンスターを素材としてどかすことができるため有用である。
しかし、普通のデッキでは素の召喚自体が困難であるため、複数のモンスターを容易に展開できるトークン、或いはLINK数だけリンク素材を軽減できるリンクモンスターを素材に使用して出すのが基本である。
また、このカードをEXモンスターゾーンに置くと、左右が無駄になる上に正面に相手の召喚を許してしまうリンクマーカーの扱いづらさがどうしてもネックになってしまう。一方メインモンスターゾーンであれば、下のマーカーは無駄になるが上と左右のリンクマーカーで相互リンクが最大3つ狙え、横に展開していくことでエクストラリンクまで視野に入るため、基本的にメインモンスターゾーンに居てこそ活躍できるモンスターである。
その上、効果的に相互リンクが要求されるため、基本的にリンクモンスター特化デッキの【星杯】や、リンク採用型【インフェルニティ】で使用される。

(1)の効果は、表側表示で存在するときに一度だけ発動できる効果。
相互リンクしているカードの数だけ、自分・相手問わずフィールドか墓地からカードを選択し、それらを全て手札に戻す効果。
対象に取る効果だが、破壊ではない除去効果であり、相手ターンでも発動できるフリーチェーン効果。
単純に相手モンスターを除去する、自分の墓地からカードを回収するといった使い方だけでなく、相手の墓地利用を阻害する使い方も可能。
(2)の効果は登場後の展開を補佐する効果。
条件こそあれど、戦闘破壊のフォローや、リンク素材で墓地に送った場所に再度展開など、非常に応用がきく効果。
難点として手札消費が荒くなってしまうが、(1)の効果を自分のカードの回収に使用していた場合、その消費を補うことができる。

総じて、重い条件の代わりに確かなリターンを与えてくれる、応用性の高いモンスター。
リンクモンスターを主軸としたデッキならば大活躍してくれるだろう。

なお、【インフェルニティ】の場合、(2)の特殊召喚、(1)の回収効果が「墓地から特殊召喚できない展開用モンスター」である《インフェルニティ・ミラージュ》と非常にマッチしているため、展開を支えるキーパーツ兼相手ターンの妨害要員として機能している。

通称は「FWD」「火壁竜」「しょごりゅう(後述)」など。アニメに於いての略称は「ファイアウォール」。
前述の【インフェルニティ】に於いての暴れ具合から五代目「満足龍」と呼ばれることもあるが、ドラゴン族では無いため満足龍ではないと主張する派閥もある。

メディアミックスにおける活躍

アニメに於いて、主人公・藤木遊作のエースモンスター、歴代エースと並ぶ攻撃力2500のモンスターであり、事前告知からOPまでしっかりと登場していた。

…が、実際のアニメ内に於いては9話まで何の音沙汰も無し、10話で遊作のスキル「Storm Access」によって手に入れたもののリボルバーによって引き分けに持ち越された為に召喚できず、その間遊作はエースモンスターとして《デコード・トーカー》《エンコード・トーカー》を使用していた。
真打エースモンスターが中々登場せず、その間攻撃力2300のモンスターがエースとして大活躍をしていた!というのは遊☆戯☆王ファイブディーズの《スターダスト・ドラゴン》《ジャンク・ウォリアー》の関係性を思い起こさせる。

しかし満を持して11話、ライバル・リボルバーとのデュエルで窮地に立たされた遊作/Playmakerが召喚。
召喚と同時に《天火の牢獄》が破壊され、Aiも同時に帰還するという最高のシチュエーションで登場……したのはいいが、攻撃後の相手ターンに即座にコントロールを奪われ、対抗して遊作が自分でファイアウォールを破壊して自分で再度呼び出すと、エース初登場にも関わらず豪快な展開が続いた。
そして12話では遂に「このターンで決着をつけないと確実にやられる」という状況まで追い込まれた上、戦闘に対してのカウンターで立て続けに2体のモンスターを破壊され、更にファイアウォール自身も攻撃権を使用し、挙句の果てに《ヴァレルロード・ドラゴン》が破壊耐性を得る…という絶体絶命状態に於いて、罠カードにより追加攻撃能力を得た上で《エンコード・トーカー》と永続魔法《バトル・バッファ》の効果で上がった7200の攻撃力で破壊耐性の上からぶん殴ってワンショットキルという怒涛の展開でエースの貫禄を見せつけた。効果自体はあまり活躍できなかったけど

攻撃名は「テンペスト・アタック」、(1)の効果名は「エマージェンシー・エスケイプ」。
攻撃名の元ネタはコンピュータ周辺から漏洩する微弱な電磁波を傍受し、パスワード等のセキュリティデータを不正に得る"TEMPEST Attack"だろう、ファイアウォールって名前してる割にどうなんだ
なお"TEMPEST Attack"は略称で、正式名称は"Transient Electro Magnetic PulsE Surveillance Technology Attack"となる。長い。

攻撃時には翼が分離し、背後に円を描くようにエネルギーフィールドを展開、赤く変色したファイアウォール・ドラゴンから必殺のブレスが放たれるというプロセスとなっている。
ずっと明らかにされていなかった、雑誌付録における絵柄違いのファイアウォールだったが、ここで攻撃プロセス中の状態だということが漸く明らかになった。

ニコニコ動画における《ファイアウォール・ドラゴン》

と、見事に11話での汚名を返上した12話「鉄壁の守護竜 ファイアウォール」だが、ニコニコ動画で同話が配信された際にとんでもないことが起こっていた。
同話の配信動画タイトルにはルビが振られていたのだが、以下のようになっていた。

遊☆戯☆王VRAINS 012「鉄壁(てっぺき)の守護竜(しょごりゅう) ファイアウォール」

鉄壁(てっぺき)の守護竜(しごりゅう)

守護竜(しごりゅう)

 

し ょ ご り ゅ う

 

取り返しのつかないミスである。

8月8日0:00配信から、午前中に修正されるまでこの状態であり、配信当初の深夜から朝までこの状態だった。
学生は夏休み、社会人は深夜配信を見られる状態でやらかしてしまったため、修正されようが時既に時間切れ。
以上の経緯から、ニコニコ動画の12話配信以降は「しょごりゅう」と呼ばれることが多くなってしまった。かわいい。

一応彼?や公式の名誉の為に記しておくが、この「しょごりゅう」はあくまで弄りネタであり、このオチも含めて本作やファイアウォールが好意的に受けとめられている証である。この誤植の響きがやたら可愛いこともあり、むしろさらに人気が出る要因となった。

関連動画

関連商品

ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。

関連項目

  • 遊☆戯☆王ヴレインズ
  • 藤木遊作
  • デコード・トーカー
  • 遊戯王OCGカードリスト
  • 250円同盟
  • 過去の主人公エースモンスター
    • ブラック・マジシャン
    • E・HERO ネオス
    • スターダスト・ドラゴン
    • No.39 希望皇ホープ
    • オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン
  • 遊戯王関連項目の一覧

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/15(月) 22:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/15(月) 22:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP