ファイナルファンタジーIX 単語


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ファイナルファンタジーナイン

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『ファイナルファンタジーIX』(FINAL FANTASY IX)とは、スクウェア(現スクウェア・エニックス)が2000年7月7日に発売したプレイステーション用ゲームソフトである。略称はFF9、FFIX等。

ファイナルファンタジーシリーズの本編第9作目である。

概要

ファイナルファンタジーIX
ジャンル RPG
対応機種 プレイステーション
発売元 スクウェア
開発元 スクウェア
(ホノルルスタジオ)
発売日 2000年7月7日
プレイ人数 1人
メディア CD4枚組
希望小売価格 7,800円(税抜)
予約特典 ビビのぬいぐるみ
(コンビニ予約)
CERO A (全年齢対象)
その他 2010年5月20日から
ゲームアーカイブスで配信

シリーズ最後のプレイステーション用タイトルであり、次回作のFF10以降はPS2にプラットフォームを移す。

「原点回帰」がテーマに掲げられており、クリスタルの復活、頭身の引き下げ、中世ヨーロッパ風の王道ファンタジーな世界観への回帰といった要素に加え、それまでのシリーズの集大成として過去作のセルフオマージュ的な要素が随所に盛り込まれている。

(クリスタルについては設定上重要な位置づけであるが、「クリスタル再び」というキャッチコピーが使われていた割に、言葉としての登場が終盤に差し掛かってからであることや、冒険の主眼ではないこと等から本作でのクリスタルの扱いに不満をもつ者も少なくない模様。)

シナリオ面でのテーマは映画版『ファイナルファンタジー』と同じく「生と死」であるが、映画と違い本作のストーリーは概ね好評で、特にそのテーマを色濃く反映したキャラクターであるビビ・オルニティアは本作におけるもう一人の主人公として人気が高い。

海外スタッフを多く迎え、『パラサイト・イヴ』や映画版『ファイナルファンタジー』を製作したスクウェアUSAホノルルスタジオで開発が行われた。

発売から10周年を記念する2010年にはPlayStation Storeのゲームアーカイブスにて配信が開始された。

販売状況

しかしCM広告まで打ったにも関わらず、国内・海外共に前作8よりも売り上げを落としてしまった。これは

  • ドラゴンクエストVIIと発売時期が競合したこと。DQ7はSFCからPSに移行した初のDQであり、FFよりも注目が集まっていた。
  • 以下のようにメインターゲット層が曖昧で、その両者ともFF9に対して一様に距離を保ったこと。
    • FF6、FF7、FF8と掟破りの作品が続いたため、「原点回帰」のメインターゲットであった古参ユーザーが離れていた。
      特に8は賛否両論の作品であった上に3Dグラフィックを駆使したため、FF5以前の層が原点回帰と聞いて思い描く原点のドットではなくなった9も「(たとえ原点回帰と銘打っても)FF7-8と同じようなものでは?」という憶測を生んだ。
    • 7と8でターゲットにしていた層も、その「原点回帰」を銘打ったがために9の購入を渋った。
      原点回帰は、言い換えればFF7-8のファンを蔑ろにしたとも言えよう。さらに7-8におけるいわゆる「近未来的ファンタジー」は本作にはあまりなく、むしろ5以前の「ファンタジーと機械文明が違和感なく混在する世界」であったため、これらの層は購入を倦厭した。
  • ゲーム雑誌への攻略情報の掲載を禁じていたこと。これは昔のようにユーザー同士で交流し、ゲームを解いてもらう楽しみを与えるためだったとしているが、この時はネット環境が既に広く存在しており、広告的な観点では逆効果だったといえる。
  • その結果いわゆる攻略本がなく、攻略本を片手にプレイする層の購買意欲が削がれたこと。公式な攻略本は4年後の2004年に「アルティマニア」形式で発売されており、またそれ以前も同人誌による攻略本も少なからず流通していたが、それ以外にはなかった。

などが原因とされている。

2010年5月にゲームアーカイブスとして配信されたものは逆に、長らくプレイステーション・ストアのランキング上位にランクインし続けている(配信時期のせいもあるが、現在でもV~VIIIを上回る順位をキープしている)。

アルティマニアについて

上記の通り、当時本作は攻略本(アルティマニア)の発売をする予定がなかったという現代においては異例の処置が下されていた。これはプロデューサーの坂口氏の意向によるものである。
攻略サイト版・書籍版アルティマニアの序文に坂口氏は「攻略記事や攻略本を見ながらプレイするのではなく、自分自身でゲームを進めた時に感じる驚きや、友だちとそのゲームについて情報交換し合う楽しみを味わってほしい」という意図があったことが書かれている。
その為か、本作の内容も随所にプレイヤーの想像に任せる要素、メタファー(暗喩)がさりげなく盛り込まれており、作品を通して絵本のようなコミカルで可愛らしく癒される世界観であるように見せて、哲学的な生と死の見解を匂わせている。

あのラスボス、あのキャラの消息、終盤に出てくるクリスタル・・・それぞれのものの配置、キャラクターたちの台詞が意味深な役割を持っていて、プレイヤーに想像を掻き立たせている。
本作のテーマである「原点回帰」にすら多様な捉え方がある。物語をクリアした後、どんなものや人が【原点】に【回帰】したのか考えるもの面白いだろう。
一方、未公開だった情報はゲームの完全攻略における隠し要素も然りで、手持ちに何も用意して無いまま完クリ派の人にはあまり良い印象は持たれていないが・・・

何にせよ、FF9のCM中に現れる見つからないものを、見つけるために。という主題は、それを丸々意味していたのかもしれない。

イントロダクション

何気ない流れの中で人は生きる。
不安を抱き、疑問を抱き、悲しみを抱きながら。

そして、人はなにかを求めようとする。

彼等がそうであったように。

ジタンは自分の守るべきものを。
ビビは自分の存在を。
ガーネットは自分らしさを。

霧がすべてを覆い尽くすこの世界で、彼等は自分なりの「答え」を探し求めた。
ある時は戦い、ある時は手をとりあうことで。

その「答え」は何だったのか。
彼等はそこに何かを見いだすことができたのか。

それは、この物語を紐解けばわかるかもしれない…

―パッケージ裏面より

スタッフ

  • プロデューサー:
    • 橋本真司 - 代表作: フロントミッション, チョコボの不思議なダンジョン, キングダムハーツ etc.
    • 坂口博信 - 代表作: ファイナルファンタジー, ロストオデッセイ, ラストストーリー etc.
  • ディレクター: 伊藤裕之 - 代表作: FF4, FF5, FF6, FF8, FF12, FFT, クロノトリガー etc.
  • シナリオ原案: 坂口博信
  • イベントデザイン: 青木和彦 - 代表作: FF3, FFCC, クロノトリガー, 半熟英雄 etc.
  • イメージイラスト: 天野喜孝 - 代表作: ファイナルファンタジー, 天使のたまご, タイムボカンシリーズ etc.
  • アートディレクター: 皆葉英夫 - 代表作: FF6, FF12, FFT, FFTA, ロストオデッセイ, ASH, 王様物語 etc.
  • コンセプトアート: Christian Lorenz Scheurer - 代表作: マトリックス, タイタニック etc.
  • メインキャラクターデザイン: 村瀬修功 - 代表作: Witch Hunter ROBIN, Ergo Proxy etc.
  • サブキャラクターデザイン:
    • 板鼻利幸 - 代表作: チョコボの不思議なダンジョン, FFCCシリーズ, コード・エイジ コマンダーズ etc.
    • 長澤真 - 代表作: せどうか, 瑪瑙之竜, FF7, 世界樹の迷宮, ラストランカー etc.
  • メインプログラマー: 川井博司 - 代表作: FF7, パラサイト・イヴ, 魔牙霊 etc.
  • コンポーザー: 植松伸夫 - 代表作: ファイナルファンタジー, ブルードラゴン, ラストストーリー etc.

主要登場人物

  • ジタン・トライバル
    "誰かを助けるのに理由がいるかい?"
    主人公。劇団であり盗賊団でもある「タンタラス」の団員。
    明るく飄々とした性格だが、個性ある仲間を纏め支えるリーダー的素質を持ち合わせている。
    いい女性の顔を忘れないという特技をもっている。
    本作における重要な存在であり、その臀部に生えた「しっぽ」を含めて、ある重大な秘密を抱えている。
  • ガーネット・ティル・アレクサンドロス17世
    "「王女らしく」ではなく、本当の自分を確かめたいの・・・・・・でも・・・"
    ヒロイン。アレクサンドリア王国女王ブラネ・ラザ・アレクサンドロス16世の娘で、いわゆる王女様。
    出生の秘密により育ての親のブラネ女王から追われる身となり、後に「ダガー」の偽名を使うようになる。
    パーティー参加時から召喚術も扱えるが、ある理由により消費MPが非常に高くなっている。城からの脱走時は「白魔道士」の服装を着ていて、これもFFの原点回帰の一種と思われる。
  • ビビ・オルニティア
    "生きてるってこと証明できなければ、死んでしまっているのと同じなのかなぁ・・・"
    もう一人のヒロイン主人公。おっとりしていて気弱そうだが、あらゆる現実を素直に受け止める心の強さを持つ男の子。
    その身に隠された秘密により、序盤からストーリーに大きくかかわってくる。
    原点回帰の一環として、その姿は黄色のとんがり帽子に青色のローブという、FFTやFF4に出てくる「黒魔道士」に似せられている。
  • アデルバート・スタイナー
    "人の為に生きることは真に自分の為なのか 教えてほしい、何のために人は生きるのか・・・"
    アレクサンドリア王国騎士団「プルート隊」隊長にして、女騎士ベアトリクスに並ぶブラネ女王付の武官。
    故あって女王の元から脱走したガーネットに付き従うも、愚直なまでに国と女王に対して勤勉だったその性格から、後半心迷うことになる。
    物理面に非常に強く、また「源氏シリーズ」「エクスカリバー」を装備できる人物でもある(アルテマウェポンはジタンが所有)。
    ちなみに半熟英雄でも将軍名「スタイナー」が登場し、趣味が「護衛」というある種徹底ぶりだった。
  • クイナ・クゥエン
    "好きなことやってて悪いアルか!! だけど・・・たまには叱って欲しいアルよ・・・"
    少数民族"ク族"の若者。食の道を極めるために各地の沼を旅している。
    言動が常に脳天気で、エセ中国語のような口調で話す(語尾に「アル」、驚いた時に「アイヤー!」など)。
    ステータス異常「石化」で敵を倒すと経験値が得られなくなるため、低レベルクリアを行う際には彼の存在が欠かせない。
  • フライヤ・クレセント
    "思い続けることの辛さより、忘れられるほうが怖いのじゃ・・・"
    ブルメシア王国の女騎士。行方不明の恋人を探して旅をしている。
    今作のジャンプは旧作のように「滞空中は無敵」というシステムであり、重装備に加えて女専用装備も装備できるとあって色々活躍できる。また、歴代FFの竜騎士にはない「竜技」というコマンドが使える。
  • サラマンダー・コーラル
    "自分が何をしたいか、何が出来るのか 今、その答えを出せというのか・・・"
    通称「焔色のサラマンダー」。裏稼業では名の知れた寡黙な格闘家。 ブラネ女王に雇われて"王女様"を狙う事になる。
    加入時期が主要人物の中で一番遅く、ストーリー上の絡みも少ないが、ジタンよりもクールなため人気がそこそこある。
  • エーコ・キャルオル
    "大丈夫だなんて思わないで・・・ 一人でいると、さみしさがいっぱいやってくるの・・・"
    マダイン・サリにて独りモーグリ達と暮らしている幼い少女。6歳だが言動は年不相応にませている。
    額に「角」を持っており、これがためにストーリーに関わることになる。また召喚術だけでなく白魔術も扱え、特に「デスペル」「ヘイスト」「ホーリー」「アレイズ」は彼女だけの特権となっている(代わりにバハムートやオーディン等、召喚術はガーネットの方が強くなる)。

敵役

  • ブラネ・ラザ・アレクサンドロス16世
    "私は思うとおりに生きた・・・・・・お前もお前の思うとおりに生きなさい・・・"
    霧の大陸における強国アレクサンドリアの女王。とんでもない巨躯を誇り、その体色はなぜか青白い。霧の大陸の"霧"と参謀のクジャに心乱され、娘(ガーネット)を軟禁しようとしたり、黒魔法を使う兵士と召喚獣を用いて他の3国に戦争を仕掛けたりと野心的な行動を繰り返す。
    一番最初に挿入されるムービーで王女様のステキなご尊顔を魅せつけられるため、サムネホイホイにされることもある。
  • クジャ
    "生の執着者たるお前の役目も終わりだ。魂の牢獄で指をくわえて第二幕を観劇するといい…"
    ブラネの計画に肩入れをする、長い銀髪を携えた中性的な容姿と顔立ちを持つ謎の青年。その正体がまたストーリーに大きく関わってくる。FF界のパンツ代表
    DFFに参戦した際はFF9の世界観を崩さないよう低めの身長になっているが、原作ではガーネットから見た彼への印象に則ると「背の高い人」であるらしい。
  • 黒のワルツ1号/黒のワルツ2号/黒のワルツ3号
    "気に入らん……何も考えられないただの作り物が一人前に小僧を守ろというのか?"
    ガーネットを城に戻すため、ブラネの手によって放たれた3人の黒魔道士。各々が強力な三属性の魔法を使いこなす。序盤におけるボスを務めるが、3度も挿入されるムービーと健気なツンデレという性格、ビジュアル系な姿形から3号が人気を博し、シアトリズムに出演した。

世界設定

霧の大陸
"霧"によって覆われた大陸。この世界(ガイア)で最も発達した文明が存在する。この大陸以外は未開の地であり、あまり詳しいことは分かっていない。低地に淀む"霧"は特有の魔物を生み出すとも、心身に異常を及ぼすとも言われている。そのため一部の種族を除いて人々は霧の届かない高地に暮らしている。大陸を横断するアーブス山脈によってアレクサンドリア領、リンドブルム領、ブルメシア領に分かれる。
アレクサンドリア王国
ブラネ女王が治める国。女性兵士で構成されるベアトリクス隊と男性兵のプルート隊、ブラネ戦艦を配備する海上艦隊を擁する。伝統的に女性優位の気風があり、アレクサンドリアの男はだらしないと町人も嘆く。女王に向けられる民の信頼は厚いが近頃では不穏な噂が囁かれ始めている。
  • ダリ - 辺境の村。元は畑が広がる農村だったが現在では畑は潰され飛空艇の発着場となっている。
  • トレノ - 眠らない街。水辺には鼻持ちならない貴族が、高所にはガラの悪い貧困層が暮らす。
リンドブルム公国
シド大公が治める技術大国。先代大公の発明した霧機関を利用した飛空艇団を率いてアレクサンドリアとブルメシアの戦争に介入しこれを平定。その圧倒的な軍事力でそれまで争いの耐えなかった霧の大陸から戦争をなくした(飛空艇革命)。巨大な城と広大な城下町を持ち、劇場区、工場区、商業区に分けられたそれぞれをエアキャブが繋ぐ。冒険王の異名を持つシド一世によって建国された。狩猟民族をルーツとし、その名残として狩猟祭が今に伝わる。
ブルメシア王国
ネズミ族が暮らす国。一騎当千と言われる竜騎士たちを主力戦力とする。飛空艇革命以降リンドブルムとは友好関係にあるが閉鎖的で古い体質を持ち、霧機関などの機械技術を持たない。
  • クレイラ - 砂漠にたつ巨大樹の上にある街。500年前にブルメシアと袂を分かったネズミ族が住む。100年前に外界との接触を絶った。竪琴に取り付けた宝珠「砂漠の星」によって発生させた砂嵐によって守られている。
4つの宝珠
元はひとつの石で500年前の召喚実験に用いられたが実験は失敗し、石は分割され一つはアレクサンドリア、一つはリンドブルム、一つはブルメシアに(現在はクレイラに)保管される。さらにもう一つが召喚士一族に渡されたが現在では伝説上でしか彼等の存在は知られていない。

システム

バトル

FF伝統のATB(アクティブタイムバトル)システムを採用。しかし本作では各行動のモーション中にも時間が止まらずATBゲージが溜まり続けるため、長時間モーションの技が頻出する終盤の戦闘ではもはやATBとしての体を成していないという声もある。またこの仕様を利用したいつでもリジェネといつでもヘイストの併用はバランスブレイカーに挙げられるほど非常に強力。

コマンドは基本コマンドのたたかう、アイテムの他に各キャラの特技コマンドが2つずつ用意されている。

ATBゲージの他にトランスゲージが用意され、敵の攻撃を受けると蓄積される。ゲージが貯まるとトランスが発動し、数ターンの間キャラクターが強化される。トランスは戦闘終了毎に解除されるため、次戦への持ち越しは出来ない。 → 役に立っトランス

アビリティ

魔石力を消費して装備するタイプのサポートアビリティと、戦闘中に各キャラの特技コマンドから選択して使用するアクションアビリティに大分される。

アビリティは対応するアイテムを装備することで使用可能となる。この時点では装備を外せばそのアビリティは使えなくなるが、装備した状態で所定のアビリティポイントを貯めるとそのアビリティをマスターすることが出来る。マスターしたアビリティは装備を外しても使うことが出来る。

アイテム

FF7, FF8と減少傾向にあった装備品のスロットが復活。武器、頭、身体、腕、アクセサリにそれぞれアイテムを装備することができる。ダメージ量は装備品の依存度が高く、本作で低レベルクリアが可能な要因でもある。

合成屋ではギルと所定のアイテムを消費して新たなアイテムを手に入れることができる。このため安易に不要になったアイテムを売ると後悔することがある。

ATE

アクティブタイムイベント(ATE)とは操作キャラクターのいるところとは別の場所で進行しているイベントを垣間見ることが出来るシステム。どのATEを見るか、ATE内でどの選択肢を選ぶかによって後で見れるATEや、その内容が変化することがある。

ミニゲーム
  • ここほれ!チョコボ - チョコボの鳴き声を頼りにお宝を探す。ポイントをアイテムと交換できる。
  • チョコボのお宝さがし - チョコグラフ等のヒントを頼りにフィールド上でお宝を探す。
  • チョコボのほっと一息 - ワールドマップ上のすべての砂浜に訪れると以降砂浜で回復出来るようになる。
  • モグネット - 世界各地にいるモーグリたちの手紙を配達する。すべすべオイル入手に必要。
  • カエルとり - 捕まえた数によってクエール師匠からアイテムが貰える。カエル落としの威力に影響。
  • オークション - トレノのオークション会場で参加できる。
  • わらしべ長者 - オークションで手に入れた珍品を街人に転売できる。エクスカリバー入手に必要。
  • ○×クイズ - フィールドマップの森で遭遇する。正解率80%以上でまもりの指輪入手。
  • 精霊モンスター - フィールドマップ上で遭遇。すべての精霊に原石や宝石を渡すとオズマが弱体化。
  • コーヒー豆 - 物見山のモリッドにコーヒー豆を渡す。3つすべて渡すと劇場艇の模型をくれる。
  • ステラツィオ - いわゆるちいさなメダル。すべて渡すととんかちが手に入る。
  • トレジャーハンターランク - アイテムの入手状況。Sランクだと4本腕の男の本名が判明。
  • 腕試しバトル - トレノのナイト家でタイマンバトル。ストーリーの進行度合いで相手が変化。
  • ナワトビ - エーコかビビでプレイ可。1000回以上でキング・オブ・ナワトビ入手。
  • チャンバラ - ブランクの指示に従いボタン入力。ノーミスでブラネ満足。100人満足でムーンストーン入手。
  • 狩猟祭 - 街に放たれたモンスターを倒してポイント獲得。残り4分30秒で所定のマップにザグナル出現。
  • 発掘 - つるはしを借りてアイテム探し。マダインの指輪が入手可能。壁を掘ってクッポ出現。
  • かけっこ - ○と□の交互連打。レベル10毎にカード入手。レベル80でアスリート・クイーン入手。
  • シャッフルゲーム - シャッフルされるゼネロ、ベネロ、ゲネロから指定の人物を当てる。
  • ブラックジャック - エンディング後のTHE END画面で所定のコマンドを入力するとプレイできる。
  • クアッドミスト - カードゲーム。後にオンラインゲーム「テトラマスター」としてFF11に同梱された。

音楽

植松伸夫がスクウェア在籍時代に全曲作曲した最後のFFナンバリング作品である。曲数も4枚組「オリジナル・サウンドトラック」の他に、入りきらなかった楽曲(主にムービー用楽曲)と未発表テイクを収録した「オリジナル・サウンドトラック プラス」が発売されるというシリーズでも有数のボリュームを誇る。

バリエーション豊かなジャンルの楽曲が使われているが、制作当初は古楽がテーマに掲げられており、「いつか帰るところ」やそのアレンジ曲等、一部楽曲にはその名残が伺える。

原点回帰作ということもありバトル曲でのお馴染みのイントロやファンファーレの後半メロディが復活。他にも「グルグ火山」、「パンデモニウム」、「ドーガとウネ」、「ルーファウス歓迎式典」といった過去作のアレンジ曲も登場する。

主題曲
  • Melodies Of Life
    • 歌: 白鳥英美子
    • 作詞: シオミ (伊藤裕之)
    • 作曲: 植松伸夫
    • 編曲: 浜口史郎
  • Ancient Music version of FU-RU-SA-TO
    • 作曲: 植松伸夫
    • 編曲: 黒澤邦彦

『Ancient Music version of FU-RU-SA-TO』とは「いつか帰るところ」を含むそのアレンジ楽曲群を指す。オリジナルヴァージョンの「FU-RU-SA-TO」についてはゲーム中で使われておらず、北米で発売されたサントラ「Final Fantasy IX: Uematsu's Best Selection」にのみ収録されている。

また、元々のメインテーマは『Melodies Of Life』のアレンジ曲だが、これもゲーム中では使われず『Main』というタイトルで「オリジナル・サウンドトラック プラス」に収録されている。

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関連項目

  • ゲーム
  • スクウェア
  • スクウェア・エニックス
  • ファイナルファンタジー
  • ファイナルファンタジーの関連項目一覧
    • 制作スタッフ
      • 坂口博信
      • 植松伸夫
      • 天野喜孝
      • 伊藤裕之
      • 皆葉英夫
    • 楽曲
      • いつか帰るところ
      • この刃に懸けて
      • 永遠の豊穣
      • ローズ・オブ・メイ
      • 独りじゃない
      • 銀竜戦
      • 破滅への使者
      • 最後の闘い(FF9)
      • Melodies Of Life
  • 厚手のハンカチをご用意ください
  • 役に立っトランス
  • ロリマンダー
  • ペプシマン(永遠の闇)
  • オズマ(FF9)
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