プレミアム会員制度に関する考察とは (プレミアムカイインセイドニカンスルコウサツとは) [単語記事]

注意

下記は、元投稿者による考察であり、この内容自体は投稿者の主観が大きく入っています。
実際の内容は、掲示板投稿などの内容を踏まえた上で、閲覧者自身が考える必要があります。
（※別投稿者追記)

この記事はあくまでも、投稿者がプレミアム会員になった感想、及び意見です。
参考として観覧することをお勧めします。
（※別投稿者追記)

考察

月 525円で加入することができるプレミアムだが、
そもそもプレミアムの特典に月 525円相当の価値があるのか、しばしば疑問視される。
お金を払ってでもプレミアム会員になることは、いいことなのだろうか？

エコノミーモードを回避できる
→　視聴者にとってはこれが主なプレミアムに加入する理由となるだろう。
動画ダウンロードが早い
→　一般回線を利用してみると非常に大きく感じられる。
それぞれの動画をタイムラグ無しにさくさく見ることができるのは精神衛生上にも良い。
（回線が強化されたとされる今現在も回線速度が遅いなどの声が上がったりするが、人の多くなるゴールデンタイムなどの場合、ニコニコだけでなく自身が使っているプロバイダの回線が混んでいて速度が出ていないという可能性もあるので、一度そちらを確認してみることも必要と思われる）
著作権侵害などは法的問題で消される（消さなければ訴えられてニコニコ動画そのものの存続問題になる、アップロード者もアカ BANどころか権利者に訴えられて逮捕などされる危険もある）、当然ながらそういう動画に期待するだけ無駄である。性的表現(エロ)、グロテスク、誹謗中傷などもこれに準ずる、違法動画は文字通り違法な動画だ、プレミアムは海賊版や裏ビデオじゃない。どれほどの動画が削除されているのかは動画を削除した権利者一覧を参照すべきである。著作権侵害として権利者に削除依頼(警告)された動画だけであるが、それ以外の理由も含めて膨大な数の動画が日々削除され、その中で見たかったと思う動画も多いだろう、でもそういう動画は再アップ(MD5などで同じファイルは再アップできない)も削除されニコニコ動画では二度と見れないことを意味する。
画質や速度が役に立つのは公式動画、特に新作アニメ配信などは大いに役に立つだろう。見たいアニメ次第で大きく変わる。
コメントで使える色が多くなる
→　コメント職人のコメントとしては必須に近い。表現の幅が広くなればそれだけ考えているコメントアートを実現できるようになる。ただし視聴する際には一般会員でも可能。
H264形式でうｐできる(現在は一般会員でも可)、ビットレート制限なしで100 MBまでうｐできる、アップロード容量が8GB
→　各種MAD、VOCALOID関連、ゲームプレイ動画などさまざまな動画うｐにとって利点と思われる。
最近はアニメ・テレビ関連の削除がきついのでそういう動画に活用されにくいのは残念である。
時報をOFFにすることが可能に
→　AdBlockなど外部ツールなどで誰でも時報をカットすることは可能である。
マイリスト数が100件から12500件に
→　特定のジャンルの動画を多数登録する際に役立つ。
NG登録が40件から200件に
→　荒らしコメ＆うざいコメに対抗するためには40件では少ないという人も多い。ただし、いくつNGを作ろうと人が入れ替わったり、複アカを作る荒らしも大勢いるので実効性は「のれんに腕押し」である。運営側に抜本的な荒らし対策を提案したほうがみんながニコニコできるかもしれない。一般数千万人、プレミアム 100万人のサイトで40件のNGをさらに増やしてNGありきではなんの解決にもならない。
コメントの過去ログを表示させることができる
→　公開マイメモリーが増加すれば必要性は薄れる。
動画説明文をHTML タグ使用可
→　主に改行を用いることができるのが大きいと思われる。スペース等で代用することも可能だが、見る人によっては余計に見づらくなることも考えられる。
ニコニコ市場の商品を削除できる
→　市場が荒らされる場合や新製品を新たに追加する場合に便利。
（一般会員でも、自分の追加した商品なら削除可）
ニコニコ大百科の編集可能（現時点）
→　一般会員の編集はある程度見送られるようである。簡単に記事の修正が可能。
ニコニコミュニティにコミュニティを作成できる
→　もし将来一般会員にも作成できるようにしたとしても、もう殆どのネタは出尽くしてる。
ニコニコ生放送で常に退場させられずに視聴できる
→　まれにプレミアムでも退場される可能性がある（放送事故や中止やサーバーがダウンするなどしたら延期や再放送で仕切り直し）、そもそも退場どころか入場すらプレミアム同士の激しいイス取りゲームでままならない、退場させられる以前の問題だ。既に一般を追い出すことよりプレミアム同士のイス取りゲームである。一般は誰一人入れない、プレミアムすら大半が入れない状態だ。生放送優先入場は確実入場じゃないし。確率的にも最大でニコドーム4万席（普段は大ニコ城ホール2万席とニコ道館1万席が多い）に対して約100万人、倍率25倍もの厳しいイス取りゲームを勝ち抜かなければ入場できない公式生はニコニコポイントで支払うチケット制有料生放送も多く、別料金でプレミアム関係ない。入場できなければリアルタイムでは見られずタイムシフトで見るしかないが、タイムシフトなら動画でいいし生の意味がない。リアルタイム生放送の意味を作るにはサーバー能力の拡大が望まれるが、サーバー能力的に厳しい。
テスト機能に優先的に参加できる
→　大抵の場合１ヶ月の間を上げずに公式となることが多い。
なんとなく優越感＆ニコニコの運営に貢献できる
→　お布施とも言う。株を買ったほうが貢献できるのは確かだが、リスクの割に利点が少ない。特に今のニコニコの経営状況だと塵も積もれば山となるといった感じで地味だが確実に貢献できているのは確かである
有料動画（有料チャンネル含む）は別料金、視聴料を払わないと見れない→それでも画質や速度に不満があればオプションで追加すれば良い。それからでも遅くないし、最低限として動画を見るための視聴料が必要、そちらのお金も用意しないといけない。小遣いなどのお金のやりくりが必要である。

ニコニコ実況やニコニコDVDはテレビの映像やGEOのレンタルのBVD・Blu-rayの映像を用意しないといけない。→特にGEOのレンタル代も有料動画と同じ。テレビの受信環境も整えないといけない。動画の画質や速度は関係なくコメントカラーのみである。
たまにキャンペーンでニコニコポイントを500 ポイントをくれることがある→あくまで不定期である、もらえる時だけなればいいし、もらえない時はニコニコポイントを直接買えば良い。携帯電話でも買えるよ！
ニコニコ大会議のネットチケットを優先的に買える→優先でも確実じゃないし、3ヶ月に1度程度の大会議でチケット代金自体もプレミアムの比じゃないほど高価である。ドワンゴの株（社債でもなんでも良い有価証券・債券を買う）でも買って株主総会に出席するほうがよっぽど発言力がすごい。最近はアニサマなどチケット制有料生放送と同様にニコニコポイントで支払えるネットチケットとして販売していて、プレミアムは関係ない。

結論？

以上、プレミアム特典について検証してきたが、結局は動画の作り手か否か、生主か否か
運営に貢献（お布施）する気があるかないかによって、525円が高いか安いかが変わるだろう。

生主ならばプレミアム会員であることが必須条件のため、「生放送やりたい！」という気持ちだけあれば十分プレミアム会員となる価値はあるだろう。

前述のとおり運営に貢献したいのであればドワンゴの株を買うことが最も効果的だろう。しかし２０万という大金はぽんと出せるものでもないし、あくまで博打性の高い「株」である。学生やお金に余裕のない人はプレミアム会員になることが最も手軽に運営に貢献するための手段となる。ニコニコにはより大きな動画サイトとなって欲しいからという気持ちがあり、後述の視聴専にとってのメリットを大きいと感じるのであればプレミアム会員になるための条件としては十分となる。

商品価値（リターン）を考えた場合、視聴専にとっては動画の画質（エコノミー画質回避）と速度（転送速度の向上）の大きな２点が主力となり、それ以外はおまけである。

また、前述時報の欄を見て分かる通り、外部ツールを使いたくない、わからないツールを入れたくないといった場合には一般会員だと時報にも苦しむことになる。（一部では時報そのものがニコニコの良さとする意見もある。時報がニコニコの良さだと考える場合でも、プレミアムで時報をオンにすることは可能である。）ただし画質と速度の向上に比べたら数秒の時報は無視出来るレベルである。

少し話がそれたが、とどのつまりは大量に動画を見れば、特に公式動画の新作アニメ配信など容量が利用者アップ動画の比ではない大容量の動画を大量に見るなら速度もありがたいし、画質自体もそこそこあるので高画質が恩恵になるだろう。

逆にそんなに大量に見ないならあまり恩恵に感じない、利用者アップ動画は著作権など法的問題で面白い動画を用意するのは困難だ、月額500円を取ると言ってもアップロード者には一銭も行かず所詮はアマチュアなんだからプロのエンターテイメントコンテンツ(商売動画)のような面白さは無くて当たり前。本来無料の物を大量に快適に見て月額525円となる。