ペパー(ポケモン) 単語


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ペパー

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ポケットモンスター > ポケモントレーナー > ペパー

ペパーとは『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット (以下、ポケモンSV)』に登場するキャラクターである。

概要

ペパー
基本情報
英語名 Arven
地方 パルデア
性別
年齢 10代
(主人公より年上か)
特徴 主人公の友人
オーリム/フトゥーの息子
料理が得意
よい兄貴分
世代 第九世代
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主人公と同じアカデミーに通う、文系クラス2-Gの学生。秋服の制服にベストを着用し、でかいバックパックを背負っている。言葉の一部に「~ちゃん」をつけるノリの軽い話し方をする。授業は基本サボりがちらしく、クラベルから単位不足を指摘されたり、ネモからちゃんと学校に通うように言われているが、家庭科や美術などの授業はしっかり出席している。特に家庭科教師のサワロにはポケモンを元気にする料理について尋ねるなど料理に関して言えば向学心は強く、また後述の理由からも料理スキルは高い。一方ネモとは犬猿の仲である様子が見える。

実は『スカーレット』ではオーリム、『バイオレット』ではフトゥーの息子である。しかしオーリム / フトゥーが研究のためにパルデアの大穴にある研究施設・ゼロラボに籠りがちなために基本家をあけていて、そのためにペパーは半ばサバイバル的に自炊して生活し、料理スキルを磨いていった。主人公やコライドン / ミライドンもペパーのサンドイッチの虜であるようだ。なお主人公の料理スキルは絶望的である。まずサンドイッチを物理演算でつくるのをやめなさい。

とある理由から相棒のマフィティフが怪我を負っており、バトルはおろか目も開けないほど衰弱していた。このダメージはポケモンセンターでさえどうにもできなかったため、ペパーは独学でポケモンを健康にする方法を調べまわり、秘伝スパイスが有効であるらしいということに辿り着く。しかしペパーはバトルは苦手であり、スパイスを守るヌシポケモンを倒せるトレーナーを求めていた。そんなある日、パルデア地方に主人公が引っ越してきて、とある理由で逃げていたコライドン / ミライドンを相棒にしていた。そんな彼とバトルしてその実力を知ったことで、彼をスパイス集めに誘ったのである。

初対面の時点では多少感じが悪いが、これは博士がいなくなった理由にコライドン / ミライドンが関わっており、それを思い出してしまったから。しかし以後は明るい好青年として主人公と関わり、彼を気遣いながら相棒として共にヌシポケモンを倒したり、おいしいサンドイッチを作ってくれる。コライドン / ミライドンに対しても最初はサンドイッチを勝手に食べられることに怒っていたが、以後はちゃんとコライドン / ミライドンの分も用意してくれる。このサンドイッチを食べる時のコライドン / ミライドンは完全にわんこのようなはしゃぎっぷりである。

相棒の奮起

各地にいる5体のヌシポケモンを次々と倒すと、そのたびにサンドイッチを作り、そしてマフィティフはどんどん力を取り戻していく。そして全部を食べるとついにマフィティフは元気まんまんになる。それに感動しているペパーをよそに、最後の能力を再獲得したコライドン / ミライドンについて解説するためにオーリム / フトゥーが電話をかけてくる。このタイミングが久々の親子の会話となるかと思われたが、オーリム / フトゥーは研究所に来てくれ、鍵はそこにいるペパーという青年が持っている、という事務的なメッセージのみを伝えてくる。

ペパーと共に研究所に行くと、パルデアの大穴にあるゼロラボに来いというメッセージを伝えられ、ペパーはやや反発していたものの、自分の相棒のために頑張ってくれた主人公と、今度はその主人公の相棒のためにパルデアの大穴に行くことを決意し、自分の力を確かめるためポケモンバトルを提案する。そして旅の途中でヌシポケモンを倒すために捕まえた5体のポケモン+やる気マンマンちゃんのマフィティフでフルバトルを挑んでくるのだが……実はペパー、かなり強い。プレイヤーからは「ポケモンバトルは苦手という設定どこいった」「レジェンドルート一番の難関」という声も上がるが、よくよく考えてみると苦手とはいっていたが、「弱い」とは言っていないのだ。マフィティフも病み上がりであるにも関わらずあくテラスタルで危うく6タテされかけたという報告も。3ルート中一番苦戦した人もいるのではなかろうか。

ともあれ倒すと、ペパーは自身の限界を悟り頼れる仲間を探そうと考える。そしてレジェンドルートは終了する。

大穴の冒険

パルデアの大穴、エリアゼロ。ここを踏破するため、彼は「戦闘に長けているやつ」と「機械に詳しいやつ」を仲間に引き入れることにした。つまり、ネモとボタンであり、『チャンピオンロード』『スターダスト★ストリート』、そして『レジェンドルート』の3ルートの主人公の友人、そして各ルートで主人公のラスボスとなた面々である。とはいえ、それぞれにとってそれぞれは「友達 (=主人公) の友達」レベルの付き合いであり、もともと険悪だったペパーとネモ、性格的に合わないペパーとボタン、そしてグイグイいくネモとそれにドン引きしているボタンとなかなかちぐはぐな珍道中を繰り広げている。しかし最終的には家族の話や自分にとって主人公はどういう人かなどの話で盛り上がり、友好関係を築いていく。

一方、途中途中で聴こえてくるオーリム / フトゥーのノイズが入ったかのような話し方から「お前は誰だ」と指摘しており、最深部に近づくに連れ深刻な表情を浮かべるようになる。そして最深部でパラドックスポケモンに襲われると、各友人が主人公を先にいかせるために足止めを行い、ペパーは最初にコライドン / ミライドンに冷たかった理由を吐露する。それは、ペパーがコライドン / ミライドンに自分のたったひとりの親を取られたと思っていたからというもの。しかしそれを「ガキくさい」と自分で一蹴し、主人公とコライドン / ミライドンにエールを送る。

主人公がオーリム / フトゥー (のAI) との勝負を追えると、そこに駆けつけそして楽園防衛プログラムの起動に巻き込まれる。しかしコライドン / ミライドンを応援し楽園の守護竜を倒すことに成功すると、眼の前にいるオーリム / フトゥーが本人でないことを改めて言及する。

オリジナルの感情を そのまま
受け継いだ ワタシ/ボクには わかる

キミの母親/父親は キミのことを
本当に 愛していたよ


『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』より

そんなの……

今さら ずりいよ……!


『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』より

ペパー、そして主人公一行が悲しむ中、オーリムAI / フトゥーAIはタイムマシンを止めるため、そしてオリジナルのオーリム / フトゥーが憧れた古代 / 未来への旅に向かって消えていく。ボタンはペパーを励ますように「きっと博士は楽しく冒険しているよ」といい、ペパーもそれに礼を言うと、一行は帰途につく。そして、その道中、買食いして帰ろうという提案に乗り気になれないペパーをコライドン / ミライドンが後押しして、『ザ・ホームウェイ』の物語は終わる。

クリア後のシナリオでは自分の進路を悩んでいる姿を見せているが、やがて料理をもっと極めようと考えるようになる。

余談

ここまで見てくると、「片親であるにもかかわらずその親が研究に没頭し、しかもそのまま死去」「もう片方の親は自身を置いて失踪」「相棒のマフィティフは衰弱していて気が気でない」という状態にも関わらず、まったくスれておらず主人公に好意的なよき兄貴分であるという人格的に優れた好青年であることがわかる。

この好青年な性格に相棒が元気を取り戻す際の笑顔にノックアウトされたプレイヤーは多く、レジェンドルートを最初にクリアしようとする者は多い。そしてそのためにペパーの強さにこれまたノックアウトされることになる。

使用ポケモン

1戦目:コサジの小道

  • ホシガリス♂ Lv.5

2戦目:コサジの小道

  • ヨクバリス♂ Lv.58
  • パルシェン♂ Lv.59
  • スコヴィラン♀ Lv.60
  • リククラゲ♀ Lv.61
  • キョジオーン♂ Lv.62
  • マフィティフ♂ Lv.63
    (テラスタイプ:あく)

学校最強大会

  • ヨクバリス♂ Lv.67
  • パルシェン♂ Lv.67
  • スコヴィラン♀ Lv.67
  • リククラゲ♀ Lv.67
  • キョジオーン♂ Lv.67
  • マフィティフ♂ Lv.68
    (テラスタイプ:あく)

関連リンク

関連項目

  • ポケットモンスター - ポケモン博士

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