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この項目は、マッドサイエンティストが編集しました。 なので独自研究がふんだんに含まれているおそれがあります。 何かおかしいなと思ったら編集して下さい。 |
マッドサイエンティスト(英:mad Scientist)とは、SF作品に登場する「頭のおかしい科学者」「常識を外れた思考を持つ科学者」などの意味を持つ英単語である。狂科学者。
英語圏ではSF作品にてこの言葉が登場する。日本でも漫画やアニメなどの頭のおかしな科学者に対してこの言葉が当てられやすい。
何かしらの強力な科学的才能と常識的な倫理や感覚とはかけ離れた精神を持つ科学者のこと。
勧善懲悪が強いものでは典型的な悪役の一つであるが、
善悪とかけ離れた「特異な執念」が根底にあるため特徴毎にいくつかのタイプ存在し、
その組み合わせて様々なタイプやキャラ付けとなり、敵にも味方にもなりうる。
また、近年は現実社会自体が勧善懲悪ともいかなくなって久しく、才能と良識は寧ろ相反するする場合が多いためか
科学者と言うキャラ自体、万人に認められる才能を持つものより寧ろこちらのほうが主流になりつつある。
様々なタイプがいるもののほぼ共通といえるのは常人よりも遥かに優れた頭脳を持っていることと
人間としての常識がどこかずれている(歪んでいる)という二点が挙げられる。
その凄まじい才能ゆえに大きな力を持ち、仲間としては異常性を補って余りある活躍をし
悪役としては才能と異常性が合わさることで狂気という恐怖を作り出すのである。
また、端役の場合単に便利屋として登場する場合もある。
下記に代表的な性質を挙げる。
性格については元々ズレている場合と復讐に歪んでいる場合とがあり、後者の場合まず敵となる。
元々異常な場合、頭脳は明晰であるものの精神は未発達であるということが多く
周囲の迷惑を想定せず、自らの欲求(知的好奇心)を満足させられればどのような事態になっても気にとめない。
これについては当人の認識と被害の規模によって差があり、周囲の被害を理解して尚実行する危険人物の場合
危険性をまるで解かっていない場合、ただ天才だが失敗の多いアホの子でありお騒がせだが無害な場合
単に変なだけで周囲への実害はないこともある。
科学倫理以外の行動も幼稚な事が多く、仲間や中立のキャラ、コミカルな敵の場合度々アホな行動で楽しませてくれる
発展系として女性キャラだとロリ属性がついている場合も・・・
歪んでいる場合は自分の持つ人知を越えた研究成果を復讐に使うというもので、時に前者の性質をのどれかを併せ持っている事もあるが、この場合は基本的に「マッド」である理由が「サイエンティスト」から独立しているため手段を選ばない復讐者とそこまで大きな差は無い。
マッドサイエンティストの尤も大きな特徴は、人からマッドと言われてもサイエンティストをやっている人間であるため
一般的な善悪の区分など知ったこっちゃ無いとばかりに自身の研究の有用性と研究成果を一番に信じ、それを正しいと思い込んでいる。
その結果、「科学の発展に犠牲は付きもの」という決まり文句に代表されるように、倫理や正義、金に名誉など(悪人の場合人命も)常人俗人が重要視するものにまるで頓着しない者が多い。
また、科学者以上に芸術家肌でもあり、自分の作品(研究成果)が実を結ぶ事に至高の喜びを見出す。
その後どうするかは割と両極端で、使えなくなったものなどは「失敗作」「用済み」として切り捨て、次なる作品づくりを始はじめる者と、逆に「ロックマンシリーズ」のDr.ワイリーを始めとして「自らの作品を作品として以上に『息子(娘)』として大事に扱う(愛着を持つ)」者とがいる。
そのため、自身の研究の被害に自分自身が巻き込まれようとも気にせず、必要とあらば自分自身を実験台にするのも躊躇しない。そのため、人間の姿を捨てた科学者も往々に存在し殺された後に身体を機械化・サイボーグ化している事もあれば、脳だけの姿になって生きている事もある。特に後者の場合、念動力など怪しげなスキルを身に付けている事もある。
自分以外の周囲の被害をどの程度気にしないかは上述の性格区分に比例し、最悪の場合地球・及び人類を破滅させる事になろうとも気にしない。
また、自身の研究をすばらしいと思い込んでいるが故に誰も聞いてもいないのに長広舌を垂れ流すが如く自らの持論を延々と喋るなどの行動を取るものや、大ロボットやらロケットやらタイムマシンやら、もの凄い機械や設備を1人で作ってしまっても、試運転や稼動試験・定期点検はやっておらず「天才には試行錯誤などいらん!全ては私の計算通りだ!」などと突っこんでいって自爆したりする者もいる。
他には、理論一辺倒であるために融通が効かず他者とよく衝突する者、倫理観に欠ける非情な者も多いが
異端の説を発表して学会を追放された場合など実はその学説が正しかったという場合も多々ある。
そして、自分の研究に耳を傾けてくれる人物が現れると「仲間(協力者、または観察者)」として優遇し、その聞いてくれた人間の善悪や目的に係わらずその力を貸してもらえる事が多い。同様に、善や悪の組織に所属していても組織の目的より自分の研究のために籍を置いて利用しているという立場の者も多くみられる。
同様に、研究成果を利用して他人を攻撃・排除する場合は専ら善悪よりも「自分の研究を邪魔する(異を唱える)存在か否か」が優先される傾向にある。
尚、マッドサイエンティストは正義や悪の概念は薄いとしたが、上記性質の複合で自分を認めてくれた組織に忠誠を尽くすものや未知の大災害を防ぐために独り研究を続けるものなど研究は異常だが一般的な意味での正義感も同時に強い者や、明らかに邪悪な意図を先に持ちその手段として研究をする世俗的な意味での悪に属する者も少なからず存在する。
余談だが、凄い研究設備・環境が整っているが、組織に属している者や有用な研究をしている者以外は
その研究資金がどこから提供されているのか不明瞭である場合が多い。
資金は俗世間の文物の極みであるため、資金を気にするとマッド分が薄れてしまうため仕方ない部分はあるのだが。
キャラとして実働するため、多くは未知の新しいモノを作りそれを実体化して使用できる学問に多い
特に世界に大被害をもたらせるか、大被害を止められるような分野に興味を持ちやすい。
例えばロボット工学や機械工学のように直接研究成果を実体化して世に送り出せるもの、
医学や生物学やなどで改造人間や不老不死等倫理を破壊できる分野の学問の興味を持つ者が多い。
その一方、昆虫学や植物学などには殆ど興味を示さないようだ。
実際の著名な科学者についても、その研究が革新的であるほど周囲からの圧力は大きくなるため、それを跳ね返して事実を世に知らしめてきたという歴史がある。それゆえに、実際の科学者でも当時の価値観で言えば倫理から外れていた者や、未だに倫理問題になっている研究分野に携わる者、奇言奇行の逸話があるもの、思わず噴出してしまうアホみたいな話が数多く残っている者も多い。
また、偏った才能、緩慢な精神発達、他者への無頓着、恐るべき執念など自閉症と共通点も見られる。
近年では、実際の科学者にも空想上のマッドサイエンティストから影響を受けたと思われる人もたまにいたりする。
(情報が不足気味なので、どんどん追加していってください)
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最終更新:2025/12/22(月) 18:00
最終更新:2025/12/22(月) 17:00
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