マヌエル・ノイアー 単語


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マヌエルノイアー

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マヌエル・ノイアー(Manuel Neuer, 1986年3月27日 - )とは、ドイツのサッカー選手である。ドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘン所属。ポジションはGK。

2015年現在、多くのメディアやファンから「世界最高のゴールキーパー」と評されている選手であり、「歴代最高のゴールキーパー」か否かという議論も盛んに行われている。

概要

ドイツの強豪・シャルケ04のユース出身。2006年にシャルケでプロデビューを果たすと、若干20歳にしてレギュラーを奪取。翌2007-08シーズンにはリーグ戦全試合出場を果たすとともにシャルケをクラブ史上初のUEFAチャンピオンズリーグベスト8に導く大活躍を見せ、瞬く間にドイツを代表するゴールキーパーに登りつめる。生え抜きであるクラブの象徴として、過激さで知られるシャルカー(シャルケサポーター)から絶大な支持を得ていた。

2010年からシャルケでチームメイトになった内田篤人とは非常に仲が良く、練習中やプライベートでしょっちゅうイチャイチャしている。その様子はその手のお姉さま方から非常に人気があったとかなんとか。

2011年にドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンに移籍。シャルケサポーターからは「史上最大の裏切り者」として空前の大バッシングを受け、またバイエルンサポーターもあまりにシャルケのイメージが強すぎるノイアーの獲得に対し当初疑念を抱いていたが、高いパフォーマンスを見せてそれらの反応を一蹴。在籍2年目の2012-13シーズンにはブンデスリーガ、DFBポカール、UEFAチャンピオンズリーグの三冠制覇に大きく貢献し、一躍レジェンドの仲間入りを果たした。

代表

2008年にドイツ代表デビュー。長年にわたりドイツのゴールマウスに君臨してきたオリバー・カーン、イェンス・レーマンの2人が揃って代表を退く中で、新世代のGKとして早くから期待を受けた。

2010 FIFAワールドカップ・南アフリカ大会では当初第3GK扱いだったが、大会半年前に正GKだったロベルト・エンケが鬱病により自殺するというショッキングな出来事が発生。更に第2GKで同世代のライバルだったレネ・アドラーも怪我で離脱し、急遽正GKとして大舞台に臨むことになったが、大活躍を見せてドイツの3位入賞に貢献。

以降ドイツには多くの若手GKが台頭しているが、不動の正GKに定着し続けている。2014 FIFAワールドカップ・ブラジル大会でも正GKを務めドイツを24年振りの優勝に多く導き、ノイアーも最優秀GK賞を受賞した。

プレースタイル

キャッチングやハイボールの競り合い、コーチングなど、GKに必要とされるあらゆる強さを兼ね備えているが、ノイアーのプレースタイルで群を抜いて際立つのが、果敢な飛び出し圧倒的な足元の技術である。

そのプレーエリアはゴールキーパーとしては異常に広く、的確な判断力で、ピンチとみれば躊躇なくペナルティーエリアを飛び出し足や頭でボールをクリアする。もちろん1対1にも強く至近距離では神技のようなシュートストップを見せるが、ノイアーはむしろ、そうした決定的得点機が発生する前にその芽を摘み取ってしまうGKである。更に正確無比なキック精度を有し、前線へのロングフィードはもちろんショートパスの組み立てにも参加して攻撃の基点となる。

ノイアーのスタイルはGKというより「GK兼リベロ」「11人目のフィールドプレーヤー」と呼んだ方がしっくりくるものであり、単なるシュートストッパーではなく攻撃能力が求められる、現代的なGKの理想を体現した選手であると言える。

関連動画

関連項目

  • サッカードイツ代表
  • オリバー・カーン
  • 内田篤人
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