あなたのそういうところ…嫌いじゃないわ。
あなたのように誰もが誰かを守るために戦えたら…
世界はもう少しまともだったかもしれないわね
マリア・カデンツァヴナ・イヴとは、テレビアニメ・戦姫絶唱シンフォギアG、及び戦姫絶唱シンフォギアGXに登場するヒロインである。
声:日笠陽子
私は…私たちはフィーネ。そう、終わりの名を持つ者の概要だッ!
デビューから二ヶ月ほどで米国チャートの頂点に昇りつめた気鋭の歌姫。
ミステリアスにして力強い歌声は国境を越え、世界中に熱狂的なファンを多数獲得している。
大義を掲げ、日本政府の管理外となるシンフォギアを身に纏い、全人類を敵にまわすべく決起する。
――「戦姫絶唱シンフォギアG」公式サイトより
武装組織フィーネを名乗り、ノイズを操る力を以って全世界を敵に回す歌姫。その真の目的は謎に包まれている。
詳細不明な、黒きガングニールのシンフォギア装者。
目的遂行のために大胆不敵な振る舞いをみせる一方で、信条ゆえなのか非合理的な思いつきを実行に移すなど、
どこか偽悪的な振る舞いの裏に収めきれない人間味を窺わせる。
なお、風鳴翼ほどではないが独特の語彙センスをしており、翼に次ぐ防人語の使い手であると見られている。
身に纏うシンフォギアである黒いガングニールは、
波形照合結果と翼の所感によって「本物」とされているが、誰が作成したものなのかを始め一切が不明。
天羽奏から立花響に継承されたガングニールとの最大の相違点は、
自在に形状と硬度を変えて多用途で戦闘に用いられる、全身を覆うマントである。
アームドギアは奏のものに色以外が酷似した形状の槍。
台詞集
- 「OKマム。世界最後のステージの幕を上げましょう」(第1話)
- 「見せてもらうわよ、戦場(IKUSABA)に冴える抜き身のあなたをッ!」
- 「私の歌を全部、世界中にくれてあげるッ!振り返らない、全力疾走だッ!ついてこれる奴だけついてこいッ!!」(第1話)
- 「私たちは世界に伝えていかなきゃね。歌には力があるということを」(第1話)
- 「うろたえるな…うろたえるなッ!」(第1話)
- 「あなたのそういうところ…嫌いじゃないわ。あなたのように誰もが誰かを守るために戦えたなら…世界はもう少しまともだったかもしれないわね」(第1話)
- 「私は…私たちはフィーネ。そう、終わりの名を持つ者だッ!」(第1話)
- 「帰るところがあるというのは、羨ましいものだな」(第2話)
- 「あなたはまだ、ステージを降りることは許されないッ!」(第2話)
- 「ようやくお墨を付けてもらった。そう、これが私のガングニール。何物をも貫き通す、無双の一振りッ!」(第2話)
- 「調と切歌に救われなくても、あなた程度に遅れをとる私ではないんだけどね」(第2話)
- 「こんな化け物もまた、私たちの戦う相手…」(第2話)
- 「それでも私たちは、私たちの正義とよろしくやっていくしかない。迷って振り返ったりする時間なんてもう、残されていないのだから」(第3話)
- 「ネフィリムを死守できたのは僥倖…だけどこの盤面、次の一手を決めあぐねるわね」(第4話)
- 「甘くなど見ていないッ!だからこうして、私は全力で戦っているッ!!」(第4話)
- 「マイターンッ!」(第4話)
- 「こちらの一撃に合わせるなんて…この剣(TSURUGI)、可愛くないッ!」(第4話)
- 「時限式ではここまでなのッ!?」(第4話)
- 「大丈夫よマム。私は、私に与えられた使命を全うしてみせる」(第5話)
- 「排撃って…相手はただの人間、ガングニールの一撃を喰らえば…!」(第5話)
- 「炭素…分解…だとッ!?」(第5話)
- 「やめろウェル、その子たちは関係ない…!やめろおおおぉぉぉぉぉぉォォォォッ!!」(第5話)
- 「どうしてそんな風に言うの!?あなたたちを守るために血を流したのは、私の妹なのよ!?」(第5話 ※6年前の回想)
- 「何もかもが崩れていく…このままじゃ、いつか私も壊れてしまう…セレナ、どうすればいいの…?」(第6話)
- 「これまでの事でよくわかった。私の覚悟の甘さ、決意の軽さを。その結末がもたらすものが何なのかも。だからねマム、私は…」(第7話)
- 「私のせいだ…全ては、フィーネを背負いきれなかった、私のせいだあああぁぁぁぁぁァァァッ!」(第8話)
- 「うろたえるなッ!うろたえるな、行けッ!」(第8話)
- 「あの言葉…他の誰でもない、私に向けて叫んだ言葉だ…!」(第8話)
- 「もう迷わない!一気に駆け抜けるッ!」(第8話)
- 「この手は血に汚れて…セレナ、私はもう…!」(第9話)
- 「偽りの気持ちでは世界を守れない。セレナの想いを継ぐことなんて出来やしない。全ては力、力をもって貫かなければ、正義を為すことなど出来やしない!世界を変えていけるのはドクターのやり方だけ、ならば私はドクターに賛同するッ!」(第9話)
- 「死にたくなければ来いッ!」(第9話)
- 「さあ…逆巻く炎にセレナを思い出したからかもね」(第9話)
- 「私は…私たちはフィーネ。弱者を支配する強者の世界構造を終わらせる者。この道を往くことを恐れはしない」(第9話)
- 「私がやらねば…私が…!」(第10話)
- 「来る…フロンティアへと至る道ッ!」(第10話)
- 「果たしてこれが、人類を救済する力なのか…?」(第11話)
- 「そんなことのために、私は悪を背負ってきた訳ではないッ!」(第11話)
- 「どうして…仲のよかった調と切歌までが…私のせいだわ…!こんなものを見たいがためではなかったのに…!」(第11話)
- 「全てを偽ってきた私の言葉が、どれほど届くか自身はない。だが、歌が力になるというこの事実だけは、信じてほしいッ!」(第12話)
- 「私一人の力では、落下する月を受け止めきれない。だから貸してほしい。皆の歌を、届けてほしいッ!」(第12話)
- 「私の歌は、誰の命も救えないの…?セレナ…!」(第12話)
- 「殺すッ!」(第12話)
- 「そこを退け、融合症例第一号ッ!」(第12話)
- 「お前と話す必要はないッ!マムがこの男に殺されたのだッ!ならば私もこいつを殺すッ!世界を守れないのなら、私も生きる意味はないッ!!」(第12話)
- 「何が起きているの…?こんなことってありえないッ…!融合者は適合者ではないはず…これは、あなたの歌…胸の歌がしてみせたことッ…!?あなたの歌って何ッ!?何なのッ!?」(第12話)
- 「ガングニールに…適合…だとッ…!?」(第13話)
- 「お願い…戦う資格のない私に代わって…お願いッ…!」(第13話)
- 「私では、何も出来やしない…セレナの歌を…セレナの死を…無駄なものにしてしまう…!」(第13話)
- 「歌で、世界を救いたい…月の落下がもたらす災厄から、みんなを助けたい…!」(第13話)
- 「OK、マム…!世界最高のステージの幕を上げましょうッ!!」(第13話)
- 「だけど歌があるッ!」(第13話)
- 「もう迷わない。だって、マムが命懸けで月の落下を阻止してくれている」(第13話)
- 「調がいる。切歌がいる。マムも、セレナもついている。みんながいるなら、これくらいの奇跡――安いものッ!!」
- 「繋いだ手だけが紡ぐもの…」(第13話)
- 「明日をぉぉぉぉぉォォォォォッ!!」(第13話)
- 「こんなことで、私の罪が償えるはずがない…だけど、全ての命は私が守ってみせるッ…!」(第13話)
- 「セレナァァァァァァァァァァッ!!」(第13話)
- 「この手、簡単には離さないッ!」(第13話)
- 「最速で最短で、真っ直ぐに――一直線にぃぃぃぃぃィィィィィッ!!」(第13話)
- 「マムが未来を繋げてくれた。ありがとう、お母さん…」(第13話)
- 「ガングニールは君にこそ相応しい」(第13話)
- 「立花響――君に出会えてよかった」(第13話)
世界最後のステージ(関連動画)の幕を上げましょう
見せてもらうわよ、戦場に冴える抜き身の関連静画をッ!
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3期概要を信じる勇気が無かったばかりに…
早逝した妹のセレナの想いに報いるため、
月の落下から人類を守ろうと、あえて悪を貫こうとしたが、
手を繋ぐ強さを持たなかったばかりに響たちと敵対した過去を持つ。
身に纏うアガートラームは、
かつてセレナが用いていた謎多き白銀のシンフォギア。
コンバーター破損の為、本来はギアの形状に構成されないのだが……
――「戦姫絶唱シンフォギアGX」公式サイトより
「G」エピローグの後、仲間である暁切歌や月読調を守るために司法取引に応じ自由のない立場に従事していたが、
オートスコアラー、そしてアルカ・ノイズという新たな敵の襲来により、
特異災害対策機動部・・・現「S.O.N.G」への転属を宣言する。
少なくとも偽悪的に振る舞う必要がなくなったためか、本作のマリアは精神的にやや安定しており、
シンフォギアを纏うために必要な薬物「LiNKER」がもうないにも関わらず、
かつて自分を救ってくれた立花響や風鳴翼を救うために、時に大胆な行動をとることも。
とある場面で再び「黒いガングニール」を纏うことになるのだが、本作では「G」で活躍していたマントが消滅。
これはマリアの心境の変化に伴いギアが変化した結果であり、
マリア自身もマントに頼ることなくアルカ・ノイズに対して見事に立ち回っている。
余談だが、ある場面でオートスコアラーにぽんこつと呼ばれていたりするが、
本作のマリアに性格上のぽんこつ要素は特に見られていない。
単に先の都合上、シンフォギア装者として不完全なためと思われる。
復活の、アガートラーム…
「G」最終話でコンバータが破損し使用できなくなっていたアガートラームであったが、
オートスコアラーの脅威に対抗すべくエルフナインの錬金術によってコンバータ部分の新装が行われ、
イグナイトモジュールを組み込んだ新生アガートラームとして復活する運びとなった。
アームドギアは短剣であり、複数生成可能であったり蛇腹状に伸びたりと応用性が非常に高い。
また左腕に装着した銀色の篭手により肉弾戦も可能となっている。
海辺での特訓の最中に突如現れたガリィ・トゥーマーンに応戦するため再びアガートラームを纏うマリアであったが、
イグナイトモジュールの発動に失敗し暴走、ガリィに敗北してしまう。
しかしその後、エルフナインによって「弱くても自分らしくあること」こそが強さであると気付かされ、
偽らないありのままの姿を貫くことで自ら呪いを抑えこみ、イグナイトモジュールを発動。
魔剣ダインスレイフの力を得たアガートラームにて、ついにガリィを討伐することに成功した。
プロフィール(「G」エピローグ時)
- 誕生日
- 8月7日 21歳
- 血液型
- AB
- 身長
- 170cm
- BWH
- 96/62/90
必殺技集
ガングニール
- HORIZON†SPEAR
- アームドギアの槍頭部を展開した砲身から放出する、高出力エネルギー砲撃。
-
アガートラーム
- INFINITE†CRIME
- 左腕より引き抜いた無数の短剣を一斉に放ち、広範囲の敵を貫く技。
性質的には翼の「千ノ落涙」や奏の「STARDUST∞FOTON」に近い。
- EMPRESS†REVELLION
- 蛇腹状に伸びた剣で周囲の敵をあらゆる角度から切り裂く技。
- SERE†NADE
- 左腕と一体化した剣に炎を纏わせ、ブースターによる加速で一気に対象を両断する技。
-
持ち歌
-
烈槍・ガングニール
- ガングニールを纏い歌う曲。第2期1話ではED曲として使用された。
「正義の為に悪を貫け」という歌詞からわかるように、世界を敵に回すマリアの覚悟を歌っている。
- 第3期4話にて、特殊な状況で再び使用される。
同じ曲であっても、先述の歌詞「正義の為に悪を貫け」の意味が、
自らを偽る必要がなくなった故に意味合いが変わったように聞こえるのがポイントか。
-
Dark Oblivion
- アーティストとしてのマリアの持ち歌であり、第2期1話冒頭で挿入歌として使用された。
全編通して英語歌詞で構成されており、歌っている日笠陽子はかなり苦労したようだ。
-
銀腕・アガートラーム
- アガートラームを纏い歌う曲。
弱くても自分らしくあろうとするマリアの新たな決意が表れている。
-
銀腕・アガートラーム(IGNITED arrangement)
- ダインスレイフの呪いに打ち勝ち、イグナイトモジュールの力を手にしたマリアが歌う曲。
原曲に比べ禍々しいアレンジがなされている。
私の歌(関連商品)を全部世界中にくれてあげるッ!

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ライブの模様は世界中のチャンネルに中継されているのよ
私たちはノイズを操る力を以てしてこの星の全てのコミュニティに要求するッ!!
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この関連項目についてこれる奴だけついてこいッ!!
- 戦姫絶唱シンフォギアG / 戦姫絶唱シンフォギアGX
- ガングニール
- アガートラーム
- たやマ
- ついてこれる奴だけついてこいッ!
- ぽんこつ
| 戦姫絶唱シンフォギアのキャラクター |
| 第1期 |
立花響 - 風鳴翼 - 雪音クリス - 天羽奏
小日向未来 - 風鳴弦十郎 - 櫻井了子 - 緒川慎次
藤尭朔也 - 友里あおい - 板場弓美 - 寺島詩織 - 安藤創世 |
| 第2期 |
マリア・カデンツァヴナ・イヴ - 暁切歌 - 月読調 - セレナ・カデンツァヴナ・イヴ
ナスターシャ教授 - ウェル博士 - 斯波田賢仁 |
| 第3期 |
キャロル・マールス・ディーンハイム - エルフナイン
レイア・ダラーヒム - ガリィ・トゥーマーン - ミカ・ジャウカーン - ファラ・スユーフ - 立花洸 |
| エネミー |
ノイズ - フィーネ |