マンガで分かる！Fate/Grand Orderとは (マンガデワカラナイフェイトグランドオーダーとは) [単語記事]

マンガで分かる！Fate/Grand Orderとは、TYPE-MOONのスマートフォン用ゲーム『Fate/Grand Order』の公式サポートWEB漫画のはずだったものである。

概要

作者はリヨ（ベルナール・リヨ3世）。FGO配信開始までを支えた公式サポート漫画『Fate/ぐだぐだオーダー』（経験値）の後継としてFGO配信開始とともに連載開始。毎週木曜日更新。
2015年12月からは『もっとマンガで分かる！Fate/Grand Order』と改題し、FGO本編とは異なる独自路線を進んでいる。具体的には所長生存ルート。2017年8月からは『ますますマンガで分かる！Fate/Grand Order』に再改題した。終わる終わる詐欺

絵柄は特徴をとらえ過ぎたデフォルメ絵、そして作風は端的に言えば「狂気」であり、基本的にタイトル詐欺である。キャラ崩壊も激しく、本作内のキャラはリヨ○○(キャラ名)と呼ばれ本家とは区別されることが多い。特に「リヨぐだ子」は本家女主人公とはほぼ別キャラとして認識されている。
あまりに何も分からないので、無印時代は『マフィア梶田の“バーサーカーでも分かる！FGO講座”』が追記されていた。2018年12月からは『動画で分かる！Fate/Grand Order』のリンクも張られている

2016年のエイプリルフールにはFGO内のサーヴァントカードイラスト（セイントグラフ）が全てリヨ絵化し、当時（第一部第五章）実装済みの全サーヴァント＋αを描いたリヨ氏の仕事ぶりに全ユーザーと型月関係者が震撼した。（なお、これは「意図しないセイントグラフが表示される不具合」として翌日に詫び石が1個配布された）
更に2017年のエイプリルフールで1日限定配信された『Fate/Grand Order Gutentag Omen』なるネタアプリ内のイラストも全てリヨ絵であり、前年AFから当時（プロトアーサー実装）までに実装した全サーヴァント+αを描いたリヨ氏の仕事ぶりに以下略。

他にもねんどろいどぐだ子の付属パーツにリヨ顔があったり、クレーンゲームのプライズぬいぐるみになったり、トレーディングフィギュアになったり、正月特番のラストに巨大リヨぐだ子が出現したり、公式イベントのグッズなどにもリヨ絵やリヨフォウくんグッズなどがあったり、FGO2周年記念のリアルイベントのメインビジュアルや公式サイトにもリヨ絵のサーヴァントが登場したり、単行本化が決定したり、LINEスタンプが制作されたりと、その勢いは留まることを知らない。

そしてとうとうFGO内で単行本発売記念リヨ原案イベントが開催、マンガで分かるバーサーカー（☆1）が実装・配布された。☆1の配布サーヴァントは初である。

2018年12月31日「Fate Project 大晦日TVスペシャル2018」内でショートアニメが放送された。

登場人物

主人公（ぐだ子）: FGO女主人公の姿をした何か。傍若無人と非常識の体現にして本作の狂気の根源。
女キャラへのセクハラと運営に喧嘩を売ることに余念がない。長い宝具演出に耐えられず、しばしば宝具演出カットを催促する。FGOをやっていると見せかけてアイドルとシャンシャンするゲームをやっていることも。
自覚のあるガチャ廃で、他者がガチャ沼に足を突っ込もうとするのは殴ってでも止める悲哀の人。
何だかんだマシュが好き。所長も好き。セクハラの為なら当たり前のように腕も足も伸びるし増える。
サーヴァントをしばき倒しては宝箱に変え、2016AFにはソロモンを片手ネックハンギングツリーで締め上げ「てごわかった…」と言い放つ何もかもが間違った猛者。魂が異世界に捕らわれた（FGO監獄塔イベント参照）時、カルデアの平穏の為にDr.ロマンとジャンヌに簀巻きにされ1万年前にレイシフトされるが、何事もなく生還する。本人曰く「今日まで頑張って生きてきたんだよ」。
お上からオリジナルキャラ導入の提案を受け、コハエースを参考にオリジナルサーヴァント作成に踏み出すが、その手段はうどん生地を聖杯の泥に浸して生まれた「サーヴァントの幼生」を主人公・マシュ・所長の三人がそれぞれ育成するという常識外れという言葉が生温い方法であった（その際聖杯の泥に全裸で浸かっていたが、無論何の影響も受けていない）。
上記他数々の狂気的行動・言動から、読者には「人類悪」扱いされている。
マシュ: 主人公と契約している後輩系デミ・サーヴァント。リセマラ疑惑あり。
主人公のメイン被害者第1号。それでも主人公を慕っており、マゾっ気もあるらしくセクハラされてもどこか嬉しそうである。; 『ますます～』では所長が主人公に変装していたという秘密を握ったため、所長相手に倒錯した要求をするようになった。
オルガマリー: 一応主人公の上司のはずだが勿論そんな扱いはされないカルデア所長。打たれ弱い。
主人公のメイン被害者第2号。冬木でカルデアスの火に放り込まれたが、寂しがった主人公によって素手でサルベージされる。; 『ますます～』では何の因果か主人公に変装して第2部の攻略やマシュとのいちゃいちゃをする事になる。
セイバー: 元祖ヒロインアルトリアさん。鉄面皮でエブリデイ仏頂面。派生もプロトも仏頂面。
とにかく無言だが意思疎通は出来ている。同じ釜の飯を食ったファミリーに肩入れするマフィア気質。
ジャンヌ: 真面目だが非常識な事態に弱い聖女。霊基保管室在住。宝具未強化。真名看破はゲーム仕様。
アルテラ: 悪い文明絶対壊すガール。アルテラマン。ピュアっ子で主人公に良く唆され、悪い文明判定はガバガバ。; いろいろあってエレナとは実質的に夫婦。
エリザベート: 何度も出てくるアイドラ娘。EXTELLAやFGO本編ではもうほとんど芸人扱いだが、本作では比較的常識人。絆10になったのでVIPルーム(霊基保管室)行きに。
清姫: 安定のストーカー。下半身が蛇なラミア娘。ますたぁのためならえっちなビデオの撮影にも果敢に挑む。
エレナ: マハトマなすび。色々あってマシュと聖杯戦争をすることになり代理の相棒として採用。抱き枕イラストを描かれた。; いろいろあってアルテラとは実質的に夫婦。
ジャック＆ナーサリー: 幼女コンビ。意外と強か。ロリ仲間という名目でマンガで分かるバーサーカーに捧げられた生贄だが、結構上手くやっている。
ダ・ヴィンチちゃん: ショップの人。天才。呼び込みがウザいので主人公やマシュに簀巻きにされた。
Dr.ロマン: ポニテおじさん。所長亡き後のカルデア総司令官だが、所長が健在の本作ではただの不憫系医者。
フォウ: マスコット的謎生物。マーリンシスベシフォーウ。サーヴァント強化の為にむしゃむしゃされる。
主人公（ぐだ男）: FGO男主人公らしき何か。アストルフォちゃんをこよなく愛する。主人公(女)のプロレスごっこの練習相手。
アストルフォ: 理性蒸発男の娘。ぐだ男のサーヴァント。ぐだ男のセクハラに困惑を隠せない。
マンガで分かるライダー: ピンクのロングヘアーにバニーガール姿の女ライダー。マスターはマシュ。
映画撮影が好きで、特に派手な演出が好き。エジソンに何か恨みがあるらしい。; 『ますます～』では再建されたカルデアに反旗を翻す動きを見せている。真名は「ジョルジュ・メリエス」……と言われていたが、『ますます～』117話にて本当の真名が「因幡の白ウサギ」であるとFGO実装へのハードル下げ目的で自己申告した。
マンガで分かるアサシン: 黒髪ショートヘアーでネグリジェ姿の女アサシン。マスターは所長。
犯罪者を捕まえるのが得意。敵の秘密や弱みを暴いて脅迫する宝具を持つ。マザコンの気がある。; 『ますます～』では再建されたカルデアに反旗を翻す動きを見せている。真名は「FBI初代長官ジョン・エドガー・フーヴァー」。
マンガで分かるバーサーカー: とにかくデカい巨大幼女バーサーカー。マスターは主人公。
青い牛のような生物を乗りこなす。主に幼女組と共に行動している。
真名は「ポール・バニヤン」。超速の宝具を引っ提げてFGO実装一番乗りを果たした。
マンガで分かるランサー: 蛇のような黄色い目と牙を持ち、黄色いマフラーをしたランサー。; 『ますます～』第77話で登場し巨大な木の杭のような槍で主人公を刺し貫いた。; マンガで分かるライダーとマンガで分かるアサシンによって新たにうどん生地から制作された。男性社会の中で生きてきた女性であり女性特攻のカリスマと捜し物が得意。ハンマーから電撃を出せるというFGOへの参戦アピールをするためにライダーを裏切る。
マンガで分かるアーチャー: 肌の浅黒いカウボーイのアーチャー。ちびっこ王国の手勢。ロデオと投げ縄が得意。コヨーテ属性持ち。
マンガで分かるキャスター: 鼠耳のメイドさん達。マスターは女主人公。得意なものはおにぎり作り、ご奉仕、繁殖。目を離すと増えている。
マンガで分かるセイバー: アルトリアが手に入れたうどん生地から生まれたサーヴァント。マスターはマシュ。; 初の妊婦のサーヴァント…ではなく本体はお腹の中の子供であるらしい。ナンパ癖が強く船・ソリ・スキーが得意な賢者に育つようだ。求婚された女性はスキル効果により不快感を覚え逃げ出す。