ミキナ様ファン倶楽部とは (ミキナサマファンクラブとは) [単語記事]

ミキナ様ファン倶楽部とは、とある少女が旗揚げしたとされる組織である。

会員証や会報、言伝ネットワークなどはあるらしいが詳しい活動内容は謎に包まれている。だが、

ミキナ様ファン倶楽部条約第一条：ミキナ様に迷惑を掛けたものは失格となる

この一文だけは街娘たちの間で常識の噂話だという。

フェンディル王国付近の森にて少女は騎士と出会った。銀色の甲冑と風にたなびく赤いマフラー、癖のある長髪ブロンドに二本のチョコのような角を生やした女騎士である。

盾を掲げ剣を構えたミキナと呼ばれる女騎士は彼女の仲間であろうタビット魔術師を庇い、対峙する男に言い放つ

『私が絶対護ってみせる！！！』

一目惚れであった。

ナイトメアと呼ばれ、穢れの象徴である筈の角を誇り高くさらけ出し、魔術師を護りきり倒れこむ姿に心奪われた少女は持ち前のスカウトレンジャー技能を用いてミキナ=スターダストたちをストーカー見届け心酔していった。

気持ちを抑えられぬ少女は近しい友人に思いの丈や志を話し始め、段々と噂が広がっていく内にミキナ=スターダストと触れあう者たちが増え、噂は確信に変わりゆく。そんな中で少女は憧れのミキナ様に迷惑を掛けることあたわずとミキナ様ファン倶楽部を結成し規律を設けて流布。ミキナ=スターダストの日々や冒険を見守った。

見守った。

ちなみにファン倶楽部はミキナ様に迷惑を掛けないという点でスカウトレンジャーを推奨しているらしいが、持っていない会員も稀に存在している？

マギテック取得者は組織の中枢の人物という噂？

最近では闘技場にて活躍するミキナ=スターダストを応援するファン倶楽部会員たちを見ることができる。