ムーンライトながら

ムーンライトながらとは、JR東日本が運行する夜行快速列車である。

概要

JR東日本が、自社及びJR東海の東海道本線を経由し、東京駅～大垣駅で運行する臨時の夜行快速列車。
MLながら、ながら、大垣夜行などと呼ばれ親しまれる、東海道本線の名物列車で、東名間の格安移動手段の一つ。
2009年3月のダイヤ改正までは定期列車であったが、現在は青春18きっぷ利用可能期間など多客期のみの運行である。
全席指定の快速列車で、利用には指定券が必須。2007年3月まで一部の区間・号車は自由席だった。

停車駅

現行　JR東日本田町車両センター所属183系・189系電車使用

詳しくは下を見て頂ければ分かるが、概ね東海道新幹線と同じような駅に停車する。
小田原駅は下り列車、豊橋駅は上り列車のみ停車する。それ以外の駅は両方向とも停車。

下り列車

東京駅　-　品川駅　-　横浜駅　-　小田原駅　-　沼津駅　-　静岡駅　-　浜松駅　-　名古屋駅　-　岐阜駅　-　大垣駅

上り列車

大垣駅　-　岐阜駅　-　名古屋駅　-　豊橋駅　-　浜松駅　-　静岡駅　-　沼津駅　-　横浜駅　-　品川駅　-　東京駅

2009年3月改正前

現行よりも停車駅が多いほか、下り列車は名古屋圏の始発列車も兼ねていた。
臨時列車は現行と性格が近く(現行の運行スタイルは基本的にこの臨時列車を踏襲している)、多客期に運行されていた。
また、臨時の上り列車ムーンライトながら92号は、小田原駅・横浜駅間の国府津駅で乗務員交代の為運転停車していた。

下り定期列車　JR東海静岡車両区所属373系電車使用

東京駅　-　品川駅　-　横浜駅　-　大船駅　-　小田原駅　-　熱海駅　-
　三島駅　-　沼津駅　-　富士駅　-　静岡駅　-　浜松駅　-　豊橋駅～大垣駅の各駅(三河塩津駅と尾頭橋駅は通過)

上り定期列車　JR東海静岡車両区所属373系電車使用

大垣駅　-　穂積駅　-　岐阜駅　-　尾張一宮駅　-　名古屋駅　-　金山駅　-　大府駅　-　刈谷駅　-　安城駅　-
　岡崎駅　-　蒲郡駅　-　豊橋駅　-　浜松駅　-　静岡駅　-　沼津駅　-
　　熱海駅　-　小田原駅　-　大船駅　-　横浜駅　-　品川駅　-　東京駅

下り臨時列車(91号)　JR東日本田町車両センター所属183系・189系電車使用

東京駅　-　品川駅　-　横浜駅　-　小田原駅　-　熱海駅　-　三島駅　-　沼津駅　-　富士駅　-　
　静岡駅　-　浜松駅　-　豊橋駅　-　名古屋駅　-　尾張一宮駅　-　岐阜駅　-　穂積駅　-　大垣駅

上り臨時列車(92号)　JR東日本田町車両センター所属183系・189系電車使用

大垣駅　-　穂積駅　-　岐阜駅　-　尾張一宮駅　-　名古屋駅　-　金山駅　-　大府駅　-　刈谷駅　-　安城駅　-　岡崎駅　-
　蒲郡駅　-　豊橋駅　-　浜松駅　-　静岡駅　-　沼津駅　-　熱海駅　-　小田原駅　-　横浜駅　-　品川駅　-　東京駅

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余談

東海道線の東京駅5時20分発静岡駅行きと静岡駅19時30分発東京駅行きは以前からムーンライトながらの送り込みとして運転していたが、373系のMLながらの消滅した現在も残っている。
ちなみに当該の下り列車はごく稀にE231系が代走し、次の沼津駅行きの列車が373系の運用になることがある。

関連項目

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• ムーンライトえちご・ムーンライト信州