ユニバーサル・スタジオ・ジャパン (Universal Studios Japan) とは、ユニバーサル・スタジオ社が手がける大阪府大阪市此花区にあるテーマパークである。略称はUSJ。
ユニバーサル・スタジオ社が手がけたテーマパークとしては世界で3番目で、アメリカ以外での展開としては初めてのテーマパーク。2001年開業。
アメリカにあった2つのユニバーサル・スタジオのアトラクションの中から、『ジュラシック・パーク』『ジョーズ』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』など特に人気のあったものをいくつかローカライズする形をとって開業した。
以来長らく、ハリウッド映画を全面に押し出したテーマパークであったが、近年はマンネリを打開するために映画以外の様々な作品も詰め込まれるようになった結果、国内屈指のカオスなテーマパークへと変貌を遂げている。
2015年からは、日本のアニメやゲームなどを場内アトラクションで楽しむ企画「ユニバーサル・クールジャパン」が展開されており、『新世紀エヴァンゲリオン』『進撃の巨人』『名探偵コナン』といった人気アニメ作品から、きゃりーぱみゅぱみゅまで、様々な日本産コンテンツが題材とされている。最近では『モンスターハンター』『ドラゴンクエスト』などゲーム関連のアトラクションも増えてきている。
開業して間もない頃はジェットコースターなどの絶叫マシンに乏しかったが、現在は後ろ向きコースター『ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド~バックドロップ~』や2016年に新設された『ザ・フライング・ダイナソー』などが稼働しており、絶叫マシン好きの来場者からも好評を得ている。
パレードは、ピーターパンやオズの魔法使い等、童話をイメージしたものが多い。
なお、某夢の国とは異なり、パーク内でアルコール販売を行っている。だからといって酔って他の来場者に迷惑をかけることは厳禁。節度ある行動を心掛けて楽しんでもらいたい。あと、酔いが醒めぬままバックドロップやフライング・ダイナソーに突入することも絶対にやめておこう。
入場券はスタジオ・パスと呼ばれる。
基本となる1デイ・スタジオ・パスの価格は、2016年3月時点で以下の通り。いずれも税込み。
1年を通じて自由に入場可能なユニバーサル年間パスもある。
繁忙期に入場除外日が存在するパスと、その制限がないVIPパスの2種類に分かれている。
こちらの価格は以下の通り(年間パス/VIPパス)。
USJの特徴のひとつとして、東京ディズニーリゾートの2パークとは、1日券の価格がほぼ同等であるのに対して、年間パスが非常に安いという点がある。USJを繰り返し楽しみたい人はまず買って損はない。
他に、午後3時以降の入場になる代わりに安く入れるトワイライト・パス(期間限定)、1日当たりの入場料金が安くなる2デイ・スタジオ・パスなどがあるほか、Clubユニバーサルに登録すれば、誕生月だけ特別価格でバースデー・パスを購入できたりする。
一番豪華なのは、後述するエクスプレス・パスの機能と、ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッターのエリア入場確約券、パレードやショーの案内がすべてセットになったロイヤル・スタジオ・パス。ただ、値段もそれなり。
エクスプレス・パスと呼ばれる。
こちらはスタジオ・パスとは別に購入する必要があり、数量限定である。東京ディズニーリゾートのファストパス(無料だが時間指定がある)とはかなり運用形態が違うので注意。
ランクの違ういくつかのエクスプレス・パスが用意されており、値段に応じて、より多くのアトラクションに優先的に搭乗できる。
また、「ジュラシック・パーク・ザ・ライドとジョーズのうちどちらかひとつ」、といった感じで、使用できる回数と箇所が指定されており、購入者はその中から自分で選んで優先搭乗することになる。
ユニバーサル・スタジオのロゴを模したオブジェ、パークのシンボルであるゲート、そしてチケットブースと入場ゲートなどがある。
ゲートを抜けて左手にはコインロッカーやキャッシュコーナーが、右手には救護室などがある。
ハイテンションな、あこがれの舞台。
エントランスから直進した先にある。
ハリウッドの街並みや映画スタジオを再現したエリア。
映画スタジオとテーマパークを兼ねる、ハリウッドの元祖ユニバーサル・スタジオを模した造りとなっている。
ショー形式のアトラクションはだいたいここにある。「ユニバーサル・クールジャパン」期間は、これらを一時的にクールジャパンコンテンツに改装する。
最高峰のスリルと感動。
ハリウッド・エリアからさらに直進した先にあるエリア。
1930年代のニューヨークの街並みが再現されている。
また、ハリウッド・エリアからパーク中央の海へ向かって歩いた先には、セントラルパークと呼ばれるエリアがあるが、こちらもニューヨーク・エリアに含まれる。
アーティストやタレントがパークにゲスト出演する場合、だいたいこのセントラルパークのステージに登場する。
にぎやかでパワフルな港町。
名前の通り、サンフランシスコをモデルにしたエリア。チャイナタウンや、フィッシャーマンズワーフが再現されている。
恐竜界のリアリティと驚異。
名前の通り、『ジュラシック・パーク』に登場したパークを再現したエリア。
ニューヨーク・エリアからサンフランシスコ・エリアを通って進んだ先にあり、パークの南端に位置する。
息を飲む壮絶リアルスタント。
ジュラシック・パークの隣にある、スタントショー「ウォーターワールド」専用のエリア。
ショーアトラクションのみで売店などはなく、エリアと言うよりはアトラクションそのもの。
郷愁の中のざわめき。
『ジョーズ』の舞台である田舎町アミティを再現したエリア。
ジョーズのアトラクションの入り口には、仕留められた巨大鮫のオブジェがあり、人気撮影スポットとなっている。
ただただ、幸せな魔法の一日を。
2015年にオープンした、『ハリー・ポッター』シリーズの世界を再現したエリア。
ホグワーツ魔法学校の校舎や、ホグズミート村の風景が再現されている。
入場制限があり、入場整理券を手に入れる必要がある(ただし夕方には入場フリーになるほか、日によっては整理券不要の場合もある)。
セントラルパークでスタジオパスを提示して手に入れるのが基本的な入手方法だが、エクスプレス・パスと一緒に購入できたり、JRやJTBでパークのチケットと一緒に入場確約券を事前に購入できたりする。
いろいろややこしいので、公式サイトなどを確認して手に入れよう。
みんなの笑顔が倍増! 親子一日中楽しめるエリア。
スヌーピーエリア、ハローキティエリア、セサミストリートエリアの3つで構成される、マスコットキャラクター達のエリア。
2016年1月16日~6月26日まで開催。
日本産のコンテンツを題材としてショーやアトラクションを展開するキャンペーン。
なお、JRで遠方からパークを訪れる場合、パークまでの往復切符とスタジオ・パス、さらにエクスプレス・パスや「ウィザーディング~」の入場確約券などがセットになった「スペシャルきっぷ」を利用できる。
主に、パレードやアトラクションの動画が多い。
が、ライド系アトラクションは携帯電話を含む全てのビデオ・写真撮影と飴、ガムを含む全ての飲食は禁止です。
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最終更新:2025/12/06(土) 19:00
最終更新:2025/12/06(土) 18:00
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